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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

キッチンのご紹介

カーテンもつき、気になっていた白木の引き出しもペンキ塗りして、やっと全体がすっきり整いましたので、久しぶりにお家の紹介、台所編です。


なんといっても狭いです。台所の一番奥に窓がありますが、その手前の、シンクとガス台の間は、ちょっと身体の大きい人だと、とても身動きできないような幅しかありません。


シンクは、こんなおままごとみたいな小さい頼りないシンクで、料理の下ごしらえや洗い物なんかとても出来やしない、と思っていましたが、何でもなれるもんですねぇ。長い間、陶器のシンクだったので、このステンレスのちゃっちい感じも嫌いでしたが、すっかりなれました。慣れれば、結構それなりに使えるものです。でも長持ちはしなそうな。新品でもぺこぺこしてますからね。陶器のどっしり感は、今もって懐かしいし、よかったなぁ、と思います。もはや重くて邪魔くさくて、トレンドじゃないけれども。


なんせ狭くて、普通のオーブンを入れると扉が開けられないというほどなので、結局、普通のレンジよりサイズの小さい、オーブン機能つきの電子レンジを、ガス台の下に組み込みました。これを取り付けるときは、スペースの余裕がないため、大騒ぎでした。
以前の家では、すごく古い電子レンジを友人にもらって、それを十年くらい使っていたので、パワーも弱いし、せいぜいミルクを温めるくらいにしか使ってなかったのですが、新しいレンジでは、野菜の下ごしらえなどは、大抵レンジでやるようになりました。でも、いまだにオーブン機能利用していません。取扱説明書を読むのが面倒で…。実際、同じ理由で、引っ越してからレンジが使えるようになるまで、相当時間がかかったんですよね。情けないけど。


シンク以外は、イケアでオーダーしたシステム家具。狭いので、イケアしかサイズがなかったのが理由です。ガス台部分は、最低で60センチ強で、普通の店だと、引き出し類も、同じサイズしかないのですが、イケアは、かろうじて37センチサイズがあり、それだったら、家の台所でも、何とか入ったのです。
しかしこの引き出しは、奥行きがあまりないけれど、縦のキャパシティーがかなりあり、驚くほど、よくモノが入りますし、使い勝手がよいのです。


引き出しの上にある棚。イケアの台所家具は、すべての引き出しや扉が、バターンと閉まらないようにショック・アブゾーバー付。思いっきり閉めても、ゆっくりしまっていき、決してバタンバタンしないので、開閉がまめに気ままに出来ます。この機能は、とても優れもの。ただ問題は、キッチン以外の場所で、思いっきり閉めて、バターン、ととんでもない衝撃を与えてしまうことでしょうかね。


先日白に塗装した引き出し。白木のときよりは、かなりすっきりと周囲になじんで、いい感じになりました。ついでに、引き出しの中身も整理できて、これもまたかなりのキャパシティーなので、有意義に使えるようになりました。引き出しのある部分は調理台となり、料理をするには便利なスペースとなっています。奥行きたったの37センチでも、あるとないとでは全然違います。


結構苦労して取り付けたカーテン。苦労の甲斐あり、見事に目隠しという目的は達成です。ここは、家の裏側に面していて、多少離れているとは言え、向かいに建物があり、カーテンがないとスカスカに見えてしまうので、ちょっといやだったんですよね。実は長さが若干足りなくて、ダサいんですけど、でもまぁ、刺繍もかわいいし、とりあえずいいか、ということで。

こんな小さい台所だけど、結構使い勝手はよくて、もう何度かちゃんとお料理を作って友人を呼ぶことが出来ました。居間とは、入り口スペースを挟んでいますけれど、台所から直線状に食卓を配置したので、台所にいても、大声を出せば話が出来るのも、便利です。やはり今でオープン・キッチンよりは、独立して、扉を閉めてしまえば、全部隠せる、というのは、結構よいな、と。
居間に、食器棚を買う予定にしているので、食器棚が出来れば、今無理やり台所の狭い場所に押し込めている食器類の多くを移動することが出来て、台所の使い勝手は、さらによくなることと思います。
なんといっても、このスペースでは、絶対に太れない!
浴室ともども、完璧なメタボ対策仕様なのですよね~。ってことは、トレンド、かも。
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  1. 2009/08/01(土) 06:07:59|
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新居紹介-その4 寝室-2。

寝室をしつこく紹介します。前回お部屋は紹介したので、今回は収納場所。これが結構気に入っているのですよ。

ミラノでは、大抵どこのアパートでも、地下または屋根裏スペースに物置を設置するのがスタンダードです。物置といっても、アパートの数だけ仕切りとドアをつけただけで、壁などむき出しで何の処理もしてない、言ってみたらはるか昔の監獄はこうだったかも、みたいな、そういう空間に過ぎませんが、それでも、日常不要だけど捨てられないものをしまうにはもってこいのスペースとなるわけです。
以前の賃貸アパートにも、まさにそういう監獄系の物置がありましたが、大家が使っていたのか、わたしは使えませんでした。だから、物置(CantinaまたはSolaio)というものには、実はちょっとだけあこがれていたんですよね。

でも、このお家は、エレベーターもなけりゃ物置もなしという大変すっきりした潔さ。では家の中はどうかというと、厚みのある壁をくりぬいた、奥行き30センチ程度の一間間口のもの入れがあるだけです。これは困ったなぁ、と思いましたが、大きな箪笥を買えば何とかなる、と納得しました。

で、まずは、前回紹介したイケアの背高箪笥。一部は、引き出しとかごの隠れチェスト状態にしました。3.5メートルの幅ですから、結構な量、収納できます。


上部は、ただの棚ですが、正直今も一部はスカスカ。脚立を使わないと届かないので、ちょいと面倒ではあるのですが、でも季節物の洋服や、布団、クリスマスやひな祭りセットをしまうには最適の場所です。

それから、もともとあった奥行き30センチ程度の壁の物入れ。元は、作り付けの棚が3,4段付けられていたのですが、板も汚らしいし、全部はずして、改めて、イケアでIVARという白木の組み立て棚を購入しました。




もともとは、半分を靴入れにして、半分は仕切りを最低限にして、掃除用具(長い箒やモップ、場所をとるバケツ)や、物干し台、アイロン台を入れればちょうどいいな、と思っていたのですが、わたし、どうしようもない靴好きで、靴が収まらないんですよねぇ。それで、どんどんと棚板を買い足してしまって、結局ほとんど靴入れになってしまった次第。結局、箒と、アイロン台の収まるスペースがなくて、ちょっと困っています。
でもこの靴入れは、とてもきれいに収まって、とても気に入りました。IVARってかなりの重量に耐える棚なので、ちょっともったいない気もしますが。そうそう、棚板を買い足しているうちに、最終的には、結構お金もかかってしまったような。

話を戻しまして。内装の棟梁が、家を見に来たときに、真っ先に提案してくれたのが、玄関スペースの天井を思いっきり下げて、全体を天袋にしてしまうというもの。高い天井が気に入っていたので、一抹残念な気持ちはありましたが、収納場所は絶対に必要なので、すぐに合意したわけです。


寝室側にある入り口。


ずいぶん昔、脚立は必要だし、と買いに行って、ちょうどいい高さがなくって、大は小を兼ねるだろう、と買ったはいいけど、正直これまではちょっともてあましていた脚立君、新居で面目躍如。実は、これでも高さが足りないのですけど。
実際、高所恐怖症の人は、この天袋に入ることは出来なさそうです。というのも、最後は背伸びしてやっとだし、降りるときは、相当の勢いで足を突っ張らせて、トン、とちょっと飛び降りる感じなのです。脚立って、一番上の段には乗っちゃいけないらしいですよね。そういうどうでもいい知識なんかあるもんで、降りるとき、体重をかけないようにしたりして、結構怖いです。
年取ったら、とても無理。そのときは、さらに高い脚立を買うしかないと思うのですが、一体どこで見つけて、どうやって運んでくるんでしょうねぇ。



それにしても広い!完成して最初に見たときは、すごくびっくりしました。広さが想像できなかったので。考えたら、玄関スペースは、1.5メートルx2メートルちょいかな、結構な広さで、そのまま天袋の広さなわけですから、当然なんですけども。
高さも、かなりしっかりあります。左奥にある黒いのは、旅行用の大型スーツケースですが、しっかり縦で置けて、さらに高さに余裕があるので、分かっていただけるかと。まだまだ余裕です。今は、本棚が足りない分、将来的に本棚に並べたい本なども詰め込んでますので、それがなければ、かなりスカスカ状態。
そうだ、そろそろ扇風機を出さないと。
そう、問題はやはり高さですね。持ち上げられない重いものは、つまりしまえないわけで。スーツケース、軽いソフト・タイプで、つくづくよかったです~。

というわけで、物置のないことに危惧していたことが嘘のように、収納力、抜群の家となりました。地下や屋根裏に物置があるより、家の中にある方が、間違いなく便利なので、これはこれでよかったなと満足しています。家の前の公園の地下は、ガレージ・タイプの駐車場なので、将来的に余裕が出来たら、そこを買ってもいいですしね。余裕…。できるんですかね?

さてと、新居紹介シリーズ、残りは台所と居間ですねぇ。ちょっとごちゃごちゃしてるんで、撮影可能になるまでは、しばらく時間がかかりそう。ペンキ塗りも早くしたいけどねぇ。
  1. 2009/05/29(金) 05:07:07|
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新居紹介-その4 寝室-1。

住みだすと、どうしてもどんどん乱雑になってきて、写真を撮りにくい状況となります。で、新居紹介も、ちょっと停滞してしまったのですが、やっと寝室です。
引越し後、最初の1週間弱、この寝室家具が届かなかったために、床に寝ることとなりました。台所の後で、イケアで購入したのですが、台所よりも時間はかからない、うまく行けば2週間、場合によって3週間、といわれていたので、もしかしたら、早くつきすぎちゃうかもしれないなぁ、と実は逆の心配をしていたのですよね。ところが、待てど暮らせど連絡なし。何度もコールセンターに電話した挙句、引越し後1週間してやっと、という運びでした。
比較的入れ替えが簡単そうなベッドはともかく、箪笥は一生もん、という気がしていたので、よいもの(=高いもの)を買う気でおりました。で、家具屋二軒から見積もりも取っていたのですが、結局、せっかくの天井高さをうまく利用できる高さのものはなく、そうしたい場合、完全オーダー家具しかなかろうということで、それなら一応イケアでも聞いてみようかな、と、そこで初めてイケアで見積もりをしてみたのでした。
さすが、合理性機能性に優れたイケア。天井高さ312センチをほぼカバーする高さの組み合わせ家具が出来ました。カタログでも実物でも、これならば、もともとほしかった、クラシック・ラインのタイプに近いものです。その上、値段は想定の半額以下!この時点では、もう資金はそこをついてますので、これはありがたかったです(へへ、結局これも、情けないことにローンを組んじまいました)。


幅は3.5メートル。一方の壁面全部で4メートル、とも思ったのですが、壁面全部を覆ってしまうと、閉塞感を感じそうな気がしたので、あえて、横は50センチくらいあけておきました。窓側は15センチくらいのスペースを作って、そこに脚立を収納するようにしました。
トップに置いた棚は、脚立を使わないと届かないので、普段使わない季節物(布団とか、ひな祭りセットとか)を収納しています。でも実は、まだスカスカ。

ベッドは、鋳鉄製のベッド枠がほしかったのですが、イケアでは、狙っていたモデルが、いきなり製造中止になったようで、えええ!でした。他の店で、ほしいタイプはあったのですが、サイズ的にはイケアのものがベストだったので、結局この白いタイプにしました。部屋全体が白いので、結果的には、よい選択だったと思います。




(上が工事中、下が、現在の同じ場所。)
マットレスもイケアで買いました。わたしは固めが好きなので、流行のテンピュール・タイプではなく、伝統的なスプリング・タイプ。実は数日間、あまりの固さによく眠れなくて、交換してもらおうかどうしようかと迷いました(イケアでは、1ヶ月ほどのうちだったら、自己都合でも交換可能なのです)。でも人に相談したりすると、いやいや、固い方が長持ちするし、身体にもいいですよ、という意見が多く、私自身もそう思っていたので、様子を見ることにしてみたら、結局数日後からは、身体も慣れて、熟睡できるようになりました。厚さが20センチくらいもあり、ちょっとやそっとではへたりそうにありません。これこそ一生もんなのかも。

変なこだわりで、カーテン・レールにも凝ってみました。クリーム色に金が飛び散っていて、停め具はマーガレットの花モチーフ。


そして以前にも紹介した照明は、やはりお花モチーフで、フェミニン三昧です。



これが寝室の扉。


今では、こういったガラス入りの扉は、使わないように思いますが、古い時代は大抵これですね。ガラスが入ると重たいし、扱いも面倒だし。コスト的にはどうなんでしょ。思い切って全部新しいものにするという選択もあったのですが、基本的にレトロ・テイストは好きなので、あえてそのまま残しました。ペンキはきれいに塗ってもらいましたけどね。ノブも変えて。
でも、立て付けが悪くて、ちゃんとぴったりしまるドアはなく、ここもすかすかのしまり方です。ガラスが入っている方が、軽快感がある気がしますけど、どうでしょうか。

狭い部屋ではありますが、思っていた以上に収納力をつけることも出来て、また意外とスペースもあるので、とても気に入っています。西日が入りますので、これからの季節は、気をつけていないと、夜寝苦しい、ということにもなりかねませんが、窓を開けると、午後に日がさんさんと降り注ぎ、そのまま布団干し状態になるので、ときどきあえてそうしています。早くカーテンを付けたいものですが、なかなか、これといった生地が見つかりません。

寝室はもう一回、収納場所を紹介するつもりで~す。
  1. 2009/05/24(日) 06:07:58|
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夏時間の幸せ

新居に引っ越して、もう少しで、2ヶ月。もう二ヶ月かぁ、とびっくりすると同時に、なんだかもう長い間、ずっとここに住んでいるかのようなしっくり感もあり、不思議な感じです。
そうこうするうちに、夏時間が身体にも生活にもなじんできました。
1時間、時間が早まるので、当初は時差ぼけみたいになって、体調が思わしくなかったり、夕方が遅くずれるので、生活感覚が変になったりするんですが、しばらくたつと慣れてきます。今は、会社を出たときは、まだ真っ盛りの昼間という感じで、夜9時くらいはまだ明るい状態です。
今週、ジョギングをして、シャワーを終えて、夕飯の支度に取り掛かる前に、窓を開け放して一服していたら、空の色に吸い込まれました。ああ、そうだった、夏になると、この色なんだよなぁ、としばらくぼんやりと空を眺めて、越し方などに思いを馳せてしまいました。



イメージとしては、夜明けの色に近いかな。昼間の青と夜になる前の群青のあいのこのような淡い、それでいてしっかりとした青。これ、すごくヨーロッパの色なんじゃないかと思います。日本は、たそがれ時が短いので、この色になる前に暮れて、一気に群青になってしまうような印象です。

きれいだなぁ、と思いながら、大きな窓から、いっぱいにこの青を見ることの出来る幸せ、新居の幸せを、改めて感じるのでした。

そう、すでに長年住んだかのような錯覚をおかすほどになじんでいるのですが、同時に、毎日、些細なことで幸せを感じでいるのも事実。きれいなバスタブでシャワーを浴びる度、かわいい洗面台で顔を洗う度、中庭の、美しいツタの這う屋根があるゴミ捨て場にごみを捨てに行く度、バルコニーで緑の公園を眺めるたび、そして、夜ベッドに入る度、ああ、わたしってなんて幸せなんだろう、と思ってしまいます。自分の城効果ってすごいもんですね。
ああ、幸せ。光接続も、そういえば幸せ、かも。
今週も何とか終わりに向かっています。週末。ああ、これまた幸せ。
  1. 2009/05/22(金) 05:41:26|
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新居紹介-その3 浴室。

この家の特徴として、寝室と居間は十分すぎるほど大きいのですが、台所と浴室が、とてもとても小さいのです。どうするんだろう、この狭さ、という感じではあったのですが、幸い痩せているので、まぁ何とか動けそうだし、今後加齢とともに絶対太ってはいけないんだな、メタボ予防に最適、とか思ったものでした。いや、実際、ちょっと身体の大きな人だと、正直トイレはご遠慮願うしかない、という感じなんですよ。
まずは、モトの家の様子(写真だと結構きれいに見えますが、壁は薄汚れているし、違法の湯沸かし器がついているし、洗面台も便器もすごく古い形で、くたびれきっている様子でした)。


そして、すさまじい状態の工事中(ああ、この光景。すでにすごく懐かしい。これを見たときは、工事、終わるのかな、と本当にぞっとしました)。


現在。



大きく変えたのは、
・入ったところの上部に物置があったのを取り外し。
・狭いが、洗濯機を入れるスペースがほしいので、ビデを撤去。
・便器の位置。
です。

バスタブをつけずにシャワーだけなら、余裕でスペースがあるんだけど、と言われたのですが、日本人として、バスタブは絶対にはずせません。たとえこの4,5年、バスタブでお風呂に入ることがなかったとは言え、なくて入れないのと、あるけど入らないのとは、決定的に違います。その結果、棟梁がよく考えてくれて、小さめのバスタブ、小さめの洗面台、小さめの便器を入れてくれたというわけです。この、一見子供サイズの洗面台と便器は、とってもかわいらしくて、大好きです。



うれしかったのは、一番奥に、洗濯機がぴっちりと納まるように、スペースをうまく作ってくれたこと。出っ張りを一部削ってくれて、厚みが40センチという薄型洗濯機なら、ちょうど置けるようになりました。しかし、浴室全体が完成したあとで、この洗濯機を据え付けるときは、結構大変でした。

バスタブに、プラスチックのシャワー扉を付けてくれたのも、大変うれしいアイディアでした。


普段は三つに折りたたんであります。


広げると、バスタブ全部カバーされて、シャワー・ルームのようになります。
これまではシャワー・カーテンを使っていましたが、あれ、ダサいんですよね。どうしても水が飛び散りますし。何といっても水垢で汚れて、とても汚らしくなります。

小物類は、探すの結構大変でした。基本的に鋳鉄系、と思っていて、イケアで見つけたシリーズでそろえるつもりだったのですが、なんと品切れになってしまい、何度行っても入荷せず。




この鏡や、洗面台下の家具、洗濯機の上の方にある棚は買えたのですが、タオルハンガーとかの小物がなくて、とにかくあちこち回って、結局本物の鋳鉄製の小物で、トイレット・ペーパー・ホルダー、タオル・ハンガー、フック、鏡下の小棚、便器お掃除用ブラシをそろえたんですが、かなりお金がかかりました。それはともかく、その本物との対比で、イケアで買った、嘘っこ鋳鉄風小物が、どうにも安っぽく見えてしまって。
そうそう、すごく気に入って買った電気の傘も、嘘っこ鋳鉄風なので、同様の憂き目に。


ちょっと残念でした。といっても、多分そういうのは、自分に変なこだわりがあるからで、他の人が見れば、どれもおんなじように黒で、金属っぽい、って感じにすぎないと思いますが。

金属といえば、ゴミ箱だって、結構こだわちゃったんですよね。
サイズも難しいし、見た目的にはこれしかないっていうのが、確か三千円以上したんじゃないかな。他のプラスティック製のとかが千円もしないであるとこで。ゴミ箱にこの値段かよ、とためらいつつ、でもきっと一生使うし、と最後は満足して買ってきたんですが、なんか、家にもって買えれば、別にそんなにたいしたもんじゃないし。
結局そんなもんですね~。

でも好きです、この浴室。お風呂も、まめに入ってしまいます。慣れてしまえば狭さもさして気になりません。でも実は、床掃除が大変。なんせ狭いので。いい運動になるけど、でも身体を変にひねらないように気をつけないと!という感じです。
  1. 2009/05/14(木) 03:05:01|
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