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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

モトGP ミサノ

今年は楽~。モトGPのスケジュールに左右されることがまったくありません。わたしの愛するロッシが、全然トップ争いに絡めないという哀しい理由ではありますが、彼が、これで終わるとは絶対に思っていないので、こういうときもあるさという気持ちでおります。
とはいえ、今日はロッシの故郷にも近いミサノ、お家にいることだし、久しぶりにじっくりとレースを見ました。
ロッシ、さすがに気合が入って、スタートは10位以下だったと思いますが、いきなり5位まで躍り出たには驚きました。個人的にはすごくうれしかったですが、それ以上は何もできなかったのが、かなり辛かったですね~。気持ちは前に行っても、マシンは進まないみたいな。
ロレンツォ、ストーナー、ダニが先頭で、必至でトップを獲るロレンツォに追いすがるストーナー、少しはドラマが期待できるかと思ったのに、ストーナーって、プロとしての華が、見事にない人です!あきれるって言うか、情けないって言うか!プンプン。あの距離で、何も仕掛けることもできずにただずるずると引き離されていくって言うのは、ちょっとねぇぇ。ダニが追い越してくれて、ある意味ほっとしたという感じ。ダニも華がないけれど、ダニはそういうポジションだから、それでいいんですよね。

面白かったのは、終盤の4位争いですね。ドヴィ、シッチ、スピーズ。ドヴィとシッチの争いの後を追うスピーズが、まさかの漁夫の利かと思ったら、今日のシッチは踏ん張りました。

レース後のフオリジーリも、今日は面白かったな。
ブリビオさんが出ていて、ヤマハ(日本)とドゥカーティ(イタリア)の違いを語りながらも、俺はヤマハのやり方の方が好きだった的な空気が漂っているのが印象的でした。やはりチームワークは日本の勝利でしょう。
ありがたいことに、これほどの低迷でも、ロッシは全然腐っている様でもないので、まだまだ期待できると思います。来年を楽しみにしています。
こうして、モトのスケジュールにまったく左右されないというのも、久しぶりに開放感があって、悪くないし!負け惜しみじゃなくて!

そうそう、カピロッシ。お疲れ様でした。モトでライダー人生を終えるって、なかなか潔くてかっこいい!(ビアッジ嫌い発言。ビアッジ嫌いですからね、わたし)。わたしがモトGPをみだした頃は、結構トップ争いにも絡んでいたんだよなぁ、と感慨深いです。昨年、同じミサノで、富沢選手が命を落としたときに、最も落胆していた一人がカピロッシで、そういうことも彼の人となりを語っている感じです。

やっぱり面白いよ、モト。今日はスーパーバイクもあって、お、芳賀選手も相変わらずがんばっているなと思いながらも、モトGPから移ったメランドリが、いきなりトップ争いに絡みまくりの図を見たりすると、やっぱりなんかレベルちがうんじゃん、とか思ってしまいます。所詮、自分では乗らないバイク部外者だしね、わたし。

  1. 2011/09/05(月) 05:28:43|
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ロレンツォ炸裂!

なんかもうロッシ・ファンとしては、ほぼ最下位発進、という事実から戦線離脱状態なんですよねぇ。
そんな中、今年の注目はやっぱりロレンツォかな~。
今日もいいレースをしてくれました。最後の最後でケーシーを振り切って2位に入ったのは、感涙。思わず、ホルヘ~~!と叫ぶわたしでしたねぇ。
ロレンツォも、好きじゃないんだけども、彼のGrintaというのかなぁ、根性?ガッツ?そういうものが見える走りって言うのは、高感度高いです。それに最近は我慢も身について、とにかく耐える。いけるときに行くまで我慢して着いていって、炸裂!という走りが、結構ロッシ系というか。レースを盛り上げるのがいいですね。そこが、多分ケーシーとの違いです。

今日はとにかく、ホンダが目立ちすぎで、一時は、ロレンツォの後ろに、ダニ、ケーシー、ドヴィ、シッチと続いて、ヤマハのスピーズがしめるという有様でしたからね、それはそれでやりすぎだろうという感もあり、ついロレンツォの応援に走ってしまいました。ダニは殊勲ですけどね。怪我のあと、ここまで。偉いやつです。だれも何も言わないけど、シッチには絶対負けたくなかったんじゃないかな。

ロッシはね。まぁさ。それなりにレース巧者だしね。
でもこういう状況でも、インタビューは前向きで楽しくて、やっぱりいいわ、この人って思いました、つくづく。ミーハーなわたしが、本格的にロレンツォファンに転向しないうちに、何とか復帰してくれ、ヴァレ!

  1. 2011/07/18(月) 05:23:01|
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モトGP シルバーストーン

もうこういうレースに慣れるしかないんでしょうねぇ、今年は…。
ロッシファンとしては、彼なら何かやってくれるはず!と期待して始まったシーズンだけど、まさかこういうことになるとはねぇ。奇跡は、そう簡単には起こらないということなんでしょうけれど。
でも、とんでもなくうしろ~の方でマイペースで走っているロッシを見ていると、ヤマハに移籍してすぐ優勝したりとか、いきなりブリヂストンに履き替えたりとか、トップに立っても満足することなく、遅れを取れば巻き返しを図り、王者であっても絶対に安住することのない人だったことを思い出して、今だって本人必死だろうし、とウルウルしてしまうのでした(ちょっと大げさかも)。
いずれにしても、今年はもうこういうものとして受け入れつつ、それでもまだ終わったわけじゃないと、今後を期待したいと思います。
慎重に大事に走った結果、リタイアの連続で、結局6位に入ったのは、なんだか、苦笑いって感じ。残念ながら今日はインタビュー聞いてませんけど、きっと例の調子で、「Sono contento lo stesso」とか言ってたんじゃないんでしょうかね。

激しい雨が残念でしたけれども、レースはそれなりに楽しめました。一人勝ちのストーナーはおいといて、ドヴィとシッチの因縁対決。またやばいバトルになったら嫌だな、と思っていたら、クリーンなバトルが続いて、それなりに楽しかったけれども、でもシッチが勝手に転倒して終わってしまったのは残念でした。結局、いつも最後までいけないね、シッチ。もう少し丁寧に走れないもんかな。そういえば、モトGP最初のシーズンでロレンツォは転倒を繰り返したけど、やっぱりそういうのってあるのかしらん。ドヴィに一日の長があるという結果に終わりました。まぁドヴィもがんばっている割りに結果が出てなかったので、よかったですね。
スピーズがリタイアした直後にロレンツォが転倒で、唯一残ったヤマハ勢エドワーズが表彰台に乗ったのは、ご愛嬌というか。ベテランががんばっているのは、なんかよいですね。エドワーズは、確か怪我もしているはずだし。
次回はどうなることやら。

レースが自分的に盛り上がらない唯一の利点は、無理に見なくてもいいや、という気持ちなんで、モトGPのために、週末の予定が左右されることが少ないこと。週末の予定がたてやすい~。さびしいけども。

  1. 2011/06/13(月) 05:12:53|
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モトGP エストリル

なんだか~。
やっぱりロッシが活躍してくれないと、入れ込めないんですよねぇ。他のライダーのファンにもなれたら、もっと楽しめるのになぁ、と思うんですけど~。
まぁ、仕方ないか。でも、最後の数メートルでドヴィにせり負けって言うのはどうよ?と、情けない気持ちになりました。ロッシ、頼むぜ…。

今日のレースのポイントは、なんと言ってもダニですねぇ。まだ肩が相当痛み、調子はいまひとつ、まさかこんなレースができるとは誰も思ってなかったような結果です。
ずっと最初から、トップに躍り出たロレンツォにぴったりと、まさに文字通り、ぴったりと付いていって、どうするんだろう、仕掛けるのか、それともあえてこのまま我慢の走りで消極的に表彰台を狙うのか、途中から目が離せなくなりました。ストーナーを挟んでかなり後方で、ロッシとドヴィが同じようにぴったりと走っていたけど、どうせ4位と5位の話しだし、なんせ、トップからはあまりに離れていて、ロッシ・ファンのわたしとしても、興味圏外でした。

さて、ダニ。
見ていると、どうもスピードはダニの方が出せそうだし、もしうまく追い抜けば、そのまま逃げ切れるんじゃないのか、という感じになってきました。でも、ダニにロレンツォを抜けるか?無理!と思ってたんですけどね、余すところ4周の直線で、ロレンツォがまさかの失速。
その後は、あれよあれよの走りで、予想通り、ダニがあっという間に先に行ってしまいました。いやはや、驚き。
解説者は、やはり後ろを走る方が楽だから、わざと抜かせたのではないかと言ってましたが、それもあるだろうけど、ロレンツォには疲れが見えてましたよね~。ずっとぴったり付いてこられるというのは、メンタル的には相当きついはず。
それにしてもダニ、時々こういうミラクルなレースをするから、なんか面白い人だと思います。特にファンじゃないんだけど、そういう存在感がレースを面白くすることがあるから、うん、いいんじゃん。と思うんですよね。少なくともロレンツォよりは好き。謙虚だし。
早く肩を万全に直して、またミラクルやってほしいものですね。

モト2では、高橋ゆうきが久しぶりの表彰台。ご兄弟が交通事故で亡くなったばかりだそうですね。そんな大変なときに表彰台とは、これまたミラクルで素晴らしいことです。よかったね。

これからしばらく週末ごとにレース。忙しくなるかと思いつつ、ロッシがこれでは、ちょっと脱力。今シーズンは、あまりレースに縛られずに週末の予定が組めるかも。ううん。それはそれでさびしいなぁ。ロッシ、早く戻ってこいよ~。

  1. 2011/05/01(日) 23:25:02|
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モトGP、ヘレス

なんすか、これ?
こんなレースって、めったにないですね。ロッシが滑ってケーシーを巻き込んで自爆、トップに躍り出て快調に走っているシッチが自爆。その後も各自適度に滑って転んで、多くが復帰できず、結果は、ロレンツォ、ダニ、ニッキーでした。結局慎重にコンスタントに走った人たちが、他の人のリタイヤのおかげで繰り上がったみたいな感じで、転倒後復帰したロッシまで5位という有様でした。
とにかくタイヤの状態が最悪だったということで、一体どうなってるんでしょうね、ぶりジストン。レース後のタイヤはボロボロで、すさまじいものでした。

話題は、ロッシとケーシーの接触。完全にロッシのミス。弘法も筆の誤り、サルも木から落ちる。まぁロッシは、時々初歩的なミスをする人ですからね。コメンテーターが、少なくともロッシのやる気が全然衰えてないのが明らかだ、というようなことを言ってましたが、本当に。
実際、今日は12位発進だし、観戦にもほとんど気合が入ってなかったんですが、まぁまぁのスタートからどんどんと順位を上げて、あれよという間に4位まで上がってきた日には、縫い物をやめて、画面に釘付け。やってくれるなぁ、とわくわくした直後の接触転倒ですから、思わず絶叫~!まったくもう。

レース後のインタビューに寄れば、雨のおかげでブレーキングの調子がよかったんだけど、あのカーブではつい滑りすぎて、抜くつもりもなかったのに、これなら抜くしかなかろうと行ったのが失敗だったとかそんな話でした。

ケーシー・ファンは、怒り心頭だろうな。ケーシー自身も、当然と思いますが、怒りを抑えきれず、怖かった…。彼は、レースに復帰もできなかったし。その上、転倒時に、駆けつけてきた人たちが、全員ロッシのバイクに取り付いて、誰一人ケーシーを助けなかった、というのも、また火に油。いやはや。
レース後、ヘルメットもかぶったままで、ケーシーのボックスに謝りに駆けつけたロッシ。ケーシーは、微笑んでいましたが、本当に身体中から怒りが発散している感じでした。こういうのをみると、アンチ・ロッシの人は、本当にロッシがにくそい!という気持ちになるんでしょうねぇ。ロッシVSケーシー、溝が深まりますねぇ。

雨を祈ったことはないですが、雨のほうがマシンがいいなら、是非次回も雨ということで、よろしく。という気持ちです。

そうそう、ロレンツォは、前回に続いて、今回も池に飛び込んでましたが、今回は池の水位が低かったし、きちんとヘルメットも脱いでいたので、おぼれる危険はなかったようです。変に用意周到ですな(笑)。

  1. 2011/04/03(日) 23:29:11|
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