モリーセ、初上陸-先史から中世、現代ごたまぜ旅(2022年8月)、プロローグ
夏休み第二弾、一昨年、昨年に続き、イタリア再発見的な旅をしてきました。
今回もまた、キッチン付きのアパートをメインに滞在して、一人では行きにくい場所を中心に、いつもと同じ同行者との二人旅です。
一番の目的は、未踏の地であったモリーセ州の中世でしたが、モリーセは遠方のため、往復の道中のことも手配しなければならず、そうこうするうちに、昨年の面白さがよみがえり、ついつい洞窟系の教会を求めることにもなってしまいまして、正直、メインがどこにあったのか、分かりにくいほど、ごたまぜな旅となってしまいました。

とはいえ、誰にとっても、なかなかハードルが高い教会も多く訪ねることが出来たので、満足感、というか、達成感が結構あります。とにかく、コンタクトするべき電話番号にたどり着くのも一苦労なら、そこからのアポ取りも一苦労。最後までコンタクトができず、ダメもとで行ってみたら、とんとん拍子で見学できてしまった場所もありました。

いずれにしても、今回ほどお天気に悩んだ夏の旅はなかったと思います。8月は、雨なんて降らない月なんですよ、通常は。しかし今年はおかしくて、5月ごろから以上は暑さとなり、まったく雨が降らず、各地水不足に山火事対応で大わらわ、という状況だったのに、イタリア中誰もがお休み、という8月の二週目から、各地で雷雨が…。
我々も、旅の前半は、午後になると雷雨にやられて、立ち往生、ということが数日ありました。

ヒョウを伴うような、恐ろしいほどの雷雨でした。さすがのイタリア人も、路肩で停車する人多数という場面もありましたね。それでいて、夜になると星月夜だったりして、そのあたり、北部とは違う様子というのか。
そんな陽気だったので、日に日に暑さが薄らいで、だんだん気候的には楽になりましたが、しかし、やはり雨はいやですねぇ。
とは言いながら、歩かなければならないような訪問先で、雨に降られることもなく、毎日おにぎりをもって出かけたのですが、外でおにぎりが食べられないこともなかったので、晴れ女は健在だったようで、それは本当に幸いでした。

ミラノから南下して、ウンブリア、ラツィオ、それぞれで多様な中世を楽しみ、モリーセでも、予想以上に面白い中世に出会い、ついでに足を伸ばしたプーリアでは、これまで訪問がかなわなかった、結構著名ないくつかのサイトにアクセス。
帰りは、ウンブリア経由、ロマーニャにまで手を出して、という行程となりました。その辺は、雨のせいでもあります。

例によって、記憶力が弱っているし、一気にアップしたいところですが、過去の写真が溜まり過ぎているので、いつになることやら、なのは残念ですが、気長に整理していきたいと思います。
特に、数年前から少しずつ訪問している各地の洞窟教会(主にビザンチン絵画が目的)については、いつか、それだけをまとめてみたいなぁ、と思いますが…、さて…。
旅はちょうど二週間で終了しましたが、お休みはまだ一週間ありますので、お休みしていたブログ、なんとかまとめて上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
お休みの間にも、訪問くださった方には、ご迷惑をおかけしました、ペコリ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日々の生活をつづる別ブログです。ご興味あれば、以下に飛んでくださいね。
イタリアぼっち日記ブログランキングに参加しています。よろしかったら、ポチっとお願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村インスタグラムに、これまでのロマネスク写真を徐々にアップしています。
Instagram, Notaromanica
スポンサーサイト
- 2022/08/21(日) 16:25:41|
- モリーセ・ロマネスク
-
-
| コメント:0