ちょっとずつ写真撮ってます。残念なのは、元のおうちの様子を、ほとんど撮ってなかったこと。元の家が、改装でどれだけ変わったかというのが見られれば、面白かったでしょうにね!
まずは復習で、建物全体の外観です。お天気の日には、本当にきれいでかわいらしい姿。建設された当時、1930年代は、廻りには牧場とか畑が広がる田舎で、同時期に建てられたこの三軒のほか、数軒の家屋があるのみだったとか。
正面の真ん中あたりには、なぜかライオンの顔が。よく温泉とかで、口からお湯が出てくるのとかありますけど、ああいう感じ。建物のエンブレムというか、シンボルみたいな、なんかそういうものがはやった時代だったんでしょうかねぇ。他では、あまり見たことありませんけど。
そして建物に入ると、エレベーターがない代わりに、こんなにかわいらしいレトロな手すりのついた階段となっています。柵はわたしの好きな鋳鉄製(多分)、そしてあめ色の木の手すり。この家を見に来たとき、この時点ですでに、これはいけるかも、という予感を持ったことを覚えています。つまり好みだったんですね。
扉を開けますと、まずは玄関スペース。イタリアでは、勿論靴生活ですので、玄関はありませんが、入り口のスペースという概念はあります。ただ、最近の家だと、おそらくスペースの節約もあって、入り口扉を開けると、そのまま何の区切りもなく居間とか部屋スペースが始まるというパターンが多いのです。わたしはこの玄関スペースがあることも、大変気に入りました。
上がアフター、下がビフォーです。
台所が小さいので、このゆったりとした玄関に、冷蔵庫をでん!と置きました。前の人は、洗濯機を置いていました。冷蔵庫といっても、家具調なので、さほど違和感はないですよね。この家具調というのと、大きな冷蔵庫、というのは、長年の憧れだったので、うれしかったですねぇ。
そしてこれは、中から玄関扉の方を見たイメージです。上がアフター、下がビフォーです。
今は家中土足厳禁で生活していますので、入ってすぐ、玄関マットで靴を脱ぎます。何とか工夫して、玄関を作れればよかったのですが、構造上難しいので、入り口付近は、まめに掃除しないと、埃っぽくなってしまいますね。
冷蔵庫の脇壁に、小さな棚を三段取り付けて、ごちゃごちゃした飾り物を並べました。この棚はイケア製で、奥行きがたったの9.5センチで、台所のデッド・スペースに取り付けるつもりで買っていたのですが、冷蔵庫を置いたら、まさにちょっとした隙間にちょうどぴったり。で、急遽2段買い足して、こういう形になりました。今回ずいぶんと涙を呑んで捨てたんですが、旅先で買ったものなど、ごちゃごちゃしたかわいい置物なんかが結構あります。適当にそこらに置いとくと、どうしても乱雑な雰囲気になってしまうのが嫌だったのですが、これはわれながら、グッド・アイディアだったな、と自画自賛。なんせ棚一段5ユーロくらいだったし!
玄関スペースだけ、ヒーターがないので、この棚の下に、ワインラックを置けばちょうどいいな、と思っているのですが、さて、細長くて、うまく収まる既製品があるかどうか。物を探すのも、急ぐ必要がないと、楽しいものです。
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2009/04/30(木) 05:03:42 |
ミラノ-不動産の話
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なんだか大変唐突に、アイルランドにはまりつつあります。何なんだ、わたし?
本棚を見ていたら、ミシュラン緑版のアイルランドがあり、あら、こんなの持ってたんだ、と引っ張り出し、眺めているうちに、おお、ロマネスクがあるのか!という驚き。そして、昔から気にはなっていたハイ・クロスの写真やイラストの美しさ。げっ、これってまさにわたし好みじゃん!と、ガイドブックなのにいきなりむさぼり読み(とは言え、英語なので、遅っ)。
本棚をあさると、もう一冊、写真豊富なムックも見つかりました。何でも買っとくもんだし、とっとくもんです。
そして、ネットで、おなじみのロマネスク・サイト(
ほあぐらの美の世界紀行 )にお邪魔して写真を見て、ますますいいなぁ、ということで、この3日ほど、行きたい熱に駆られています。
きっかけは、多分、新聞広告で、エアリンガスがすごく安いチケットを出しているのを見たこと。
アイルランドは、十数年前、ミラノで仕事を始めて、初めての夏休み、金はないわ時間はあるわという状態の中、観光をするよりは、滞在型の方がお金がかからないし、仕事でも必要なんだから、と英語学校に行くことにしたのが、最初で最後の訪問です。なぜアイルランドにしたかというと、英国よりも、学校や滞在費が圧倒的に安かったから…。本当にお金なかったですからね~。
そして、当時はエアリンガスなんて高嶺の花でとても手が出ず、結局比較的安かったロンドン行きの航空券プラス、ロンドンからダブリンは夜行列車およびフェリーでいったんですよね~。夜行列車といったって、勿論寝台ではなく座席でしたよぉ。若かったなぁ。
そんなわけで、エアリンガスの格安チケットの広告が、妙に琴線に触れたんです、多分。
早速ネットで調べてみたら、ライアンエアも、ミラノ-ダブリン飛んでるじゃないですかぁ。5月いっぱいくらいなら、往復で70ユーロくらい。どひゃ~、安い、行きたい!
で、今夜もガイドブックにどっぷりしています。
問題は、右側ハンドル、左側通行。しかし、あそこは車がないとどうしようもないのは、以前の経験でよーく分かっているし、特にハイクロスや教会廃墟が見たいとなると、車は必至。どうしたもんでしょうかねぇ。左ハンドルだったら、もう来週末にでも、行ってしまうくらいの勢いなんですけど…。
ま、じっくりゆっくりガイドブックを熟読して、どうするか考えることにします。
しばらくアイルランド熱、続くかも。
2009/04/29(水) 05:51:13 |
イタリア以外のロマネスク
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(San Benedetto Po - Abbazia di Polirone)
久しぶりに、サイトの更新をしました。実は、4ヶ月前ほどから準備をはじめていたのですが、不動産のごたごたで忙しくなり、それっきりこれっきり、という状態になっていたんです。旅したのは、もう去年の夏の終わりのことだったと思います。行き先は、マントバとその周辺。カノッサのマチルデ、ゆかりの土地です。とても素敵なロマネスクがいっぱいあるので、皆様にも機会があれば是非訪れてほしい場所。サイトで紹介した以外にも、小さな知られざる、みたいな教会もいっぱいありそうなので、わたしもまた訪ねたいものです。
ご興味があれば、是非、下記サイト、ご訪問くださいませ。
ロマネスクのおと (San Benedetto Po - Abbazia di Polirone - Chiesa di Santa Maria - Mosaico medievale)
2009/04/27(月) 05:26:36 |
ロマネスク全般
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面白いレースでした!まさかの展開続きでした。ロッシが一位じゃなかったのは残念ですが、でもロレンツォはとても安定したいい走りをしていたし、一位の価値は十分だったので納得です。
まさかの展開。
その一。ロッシのスタートがとてもよかったこと。PPでも、大抵は他のヒトにすぐ抜かれちゃうのに、今日は驚くほどよいスタートでしたね。相当気合が入っていたのかな。
その二。ストーナーがいきなり沈んだこと。なに?なにかおこったの?って感じ。ええ、これじゃロッシの一人勝ち?ロッシが勝つのはうれしいけど、一人勝ちはレースとして面白くないからやだなぁ。とかいきなり思いました。
その三。ダニの復活。ペドローザ、すごかったですね、今日は。まさに気合?
昨日の雨が嘘のようなピーカンも、まさかの類かも。
ストーナーが沈むと、トップ争いのバトルがなくなって、詰まんないなぁ、なんて思っていました。三位争いとか五位争いとか、そういうバトルには緊張感がかけるというか、いや、戦っている本人たちは緊張感の塊なんでしょうが、見ている方は、いいよ、五位はいいから、とか思っちゃいますよね。って、それはわたしだけかな。 それにしても、ダニが絡んでくるとは。ロッシとダニのバトルって、すごい久しぶりですよね?大体去年はこういうシーンあったっけ?ダニ、調子悪かったしねぇ。今日は、レース後半を思いっきり盛り上げてくれました。最後は、結局ロッシに競り勝てずに、ああ、と静かにフェードアウトしてしまう姿も、やっぱりダニ(笑)。でも、彼がいなかったら今日のレースの興奮はほとんどなかったので、わたし的には殊勲賞です。 ストーナーはどうしちゃったんでしょう。ニッキーは、ブレーキの調子がおかしかったらしいとか言ってましたけど、ストーナーも最初の方は何かそういう問題があったのかな。後半はすごい勢いで取り返していましたよね。でも、2年前とか、去年もそうですが、大抵は、今日のストーナーの場所がロッシで、そうすると、ロッシは、もうちょっと早く盛り返して、ぐいぐいごぼう抜きとかして、面白いレースを展開してくれたものですが、ストーナーには、やはり華がないなぁ、と思いました。彼の特技は一人勝ち。バイクと一体化して、突っ走るのみ。だから好きになれないんだろうなぁ、わたしは。 ロレンツォ、久しぶりの勝利。がんばりました。250のときはあんなに嫌いだったのに、最近のわたしは、結構ファンに近いかも。今日はすごかったですよね。彼、フリープラクティスで、誰よりも長くハード・タイヤにこだわって、だからセッティングがうまく言ったんだろう、とか言ってたので、やはりセンスがあるんでしょうね。今シーズンは、去年より、精神的にも大きく成長しているはずだし、かなり楽しみですね。 さて、ロッシは、いつものように、最後は、「楽しいレースだったよ。」とインタビューを締めくくっていましたが、相当悔しそうでした。でもふてくされないところが、彼のいいところです。自分より10歳近く若いロレンツォが出てきて、活躍されて、それがチームメートなわけで、なかなか複雑なものがあるだろうなぁ、とか思ったりします。普通だったら、この辺で、「引退」の二文字がよぎったりするけど、彼の場合は、まだ思いっきり王者で、それを譲る気配はないところがすごいですねぇ。いずれにしても、ロッシなしでは、レースは全く面白くなくなるので、いつまでもアドレナリン噴出でがんばってもらいたいものです。
そうそう、高橋君、すぐ外れちゃいましたね。あれは、ニッキーが悪かったのかな?最初は高橋君が、思いっきりぶつかっていったみたいな感じで、びっくりしたけど。 今日は早朝放送だったので、Fuorigiri(レース後のオピニオン番組)は午後の再放送のあとにあるらしいので、確認しないと。
2009/04/26(日) 16:34:41 |
モトGP
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今日はちょいと文化的なデザインな一日でした。というのも、フェラーリの"エンツォ・フェラーリ"をデザインしたことで有名な奥山さん( KEN OKUYAMA )の講演会に行ったのです。
すごくファンというわけではないのですが、世界的なレベルで仕事をしている日本人のお話を伺える機会はそうあるものでもないし、特にイタリアで十年ほども生活していらっしゃる方ですから、やはり興味はあったわけです(その上、無料でしたし!)。
わたしは特にインダストリアル・デザインに興味があるわけではないのですが、ミラノはそのメッカ。サローネという家具の見本市は、ファッションのミラノ・コレクションが今ほど巨大マーケットになる前から、その筋では有名で、ミラノといえば、インダストリアル・デザイン、って感じだったらしいです。その辺、詳しくないですが、そういえば、昔、そういう関係の人が、ミラノはすごい、といってた記憶もあります。そのような土地にいると、奥山さんのことなども、なんとなしに知るようになるわけです。
で、講演会は、とても面白いものでした。おそらく、あちこちで相当数をこなされているのでしょう。お話し上手で、ユーモアもありますが、とにかくイタリアでの仕事時代の話が、面白かったです。
フェラーリの車の売り方の話などは、ええ、そういう仕組みなんだぁ、と心底びっくりしました。車って言うと、どうしても大量生産の方向で考えてしまいますが、フェラーリなどは、一つのモデルを年間数百台売るという、大量生産とは正反対のところでものづくりをしています。しかし一台数千万円もするものを、ただ漫然と作っていても売れるものではないと。どうするかというと、新しいモデルが完成したら、まずモーターショウ等で発表し、その際に、各地のリサーチで、その車なら何台売れるか、という確実な数字を把握して、確実に売れる台数だけを生産するのだそうです。そして、生産前に、すでに、売れ先を確実なものにしてしまうのだそうです。
世界中に散らばるお金持ちは、たとえばシートのセッティング等のために、わざわざマラネッロ(フェラーリの工場のある町)まで足を運ぶ必要があるし、出来上がったら、自分で輸送をしないといけないと。あ、勿論比較的低価格の汎用モデルは、そこまでのことはないでしょうけどね。お話に出ていたモデルは、7千万円超のモデルでした。
買う人は、時間と夢を買うので、完成するまでの時間を楽しむのだと。ブランドとは、そういう歴史や夢を売るものだと。
ほぉほぉ。
ブランドに興味がないわたしは、ほぉほぉ、と思うだけでしたが、なるほどね、と思わされる話も満載。イタリア人のエピソードも、そうそう、という話も多く、また多くのすばらしい仕事をしているにもかかわらず、高圧的な空気を全然持ってらっしゃらない、すばらしい人でした。お酒を飲みながらお話をしたら、きっとすごく面白いだろうなぁ。見た目かなり濃くて、好き嫌いありそうなタイプなんですが、お話していたら、きっと誰でもいかれちゃいそうな、そういう感じです。
イタリアの後は、故郷の山形を拠点に、独立した工房で、いろんな伝統産業などをアレンジして、各地でプロモーションしたり、自動車を作ったり、やりたいことをやりまくっているそうで。夢ですよ、夢。皆さんは夢をお持ちですか?とかって、そういうのはちょっと引けますが、確かにたいした人ですねぇ。
で、今ミラノではサローネ開催中なので、何か面白いものでもあるかな、と思って、帰り道に町をぶらぶらしてきました。サローネのときは、関連展覧会なども多く、数年前よく町をうろついていたときには、楽しみにしていたんですが、最近では2年位前に、チョロリといくつかの展覧会を見に行ったくらい。しかし、なんか何もなかったですねぇ。っていうか、開放的な展覧会とかなくて、情報を何ももってなかったわたしは、何も見つけられなかった。やっぱり不況なんですかねぇ。ちょっとしょぼい感じ。
ただ、こういう人がいたり、
ちょっと前に開催していたアートの見本市の名残って感じの、こういうものがあったり、ま、たまに町を歩くのは面白いです。
今日は解放記念日ということで、イタリア各地で各政党主催の集会が行われていたようなんですが、Duomo広場では、共産党が集まっていたのかな。なんかそれらしいTシャツの屋台がいっぱいあって、ごみが散乱していて、ドレッド・ヘアした汚い若者たち(いかにも左、みたいな)がたむろしていました。
なんかデザインな一日と全く趣を別にする、Duomoをバックにはためく共産党系Tシャツをバックに、土曜日お仕舞い。おやすみなさい。
2009/04/26(日) 05:28:04 |
アートの旅
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なんと何と、カタールに引き続き、雨とは!今朝、土曜日だというのに、テレビ観戦と思い7時起き、テレビをつけた途端の大雨の映像に、がっかりしました。また1時間後、といって中継は終了…。当然、二度寝に戻りましたとも。 そして8時。あああ、相変わらず大雨じゃないですか~。この時期の日本って、こんな雨が降るんでしたっけ?カタールも、雨なんてめったに降らないのに、誰か雨男または雨女が関係してるのか?変ですよね。 明日、せめて雨が降らないことを祈るのみです。 スタート順位は、結局金曜日の、フリーでのタイムで決まったようですね。ロッシ、PPで、楽しみ。でもどんなコンディションでも、スタートはうまいし、スピードは変わらないストーナーが二位なわけで、PPといっても、スタート下手なロッシには、あまり意味がないような気もします。3位以下のロレンツォ等々に、すぐ抜かれて、またもたもたしているうちに、ストーナーがどんどん先行というパターンが予想されますが、さてさて。 ロッシの話だと、雨用タイヤの調子がすごくよいらしいですね。でもドライは今ひとつと。ということは、晴れたらだめじゃん。はああ。 とにかく面白いレースを期待したいです。日曜日だってのに早起きするわけだし! ところで250では、青山Hが二番出発ですね!楽しみ。そういえば高橋君はどこにいるんだ?フリーではまぁまぁよかったはずだから、それなりの順位出発が出来るのかな。ホームなんだし、是非がんばってほしいです。 レースとは全然関係ないですが、そしてどーでもいいことですが、イタリアの人たちは、茂木をモテジって呼びます。なぜモテジになってしまうかというと、ローマ字表記でMotegi、このGIの発音がイタリア語だとジなんですよね。それにしても、モトには、メーカーはじめたくさんの日本人がかかわっているのに、何で、誰も直さないんだよ~、と違和感感じてしまいます。ロッシだって、モテジ。 そうそう、ロッシといえば、もう何シーズン、ヤマハに乗ってる?ってくらい長いお付き合いしてるのに、いまだにヤマッカなんだよなぁ。もうそういうもんになっているんだろうけど、なんかこれもヤマハのヒトが直さないのが不思議。(イタリア語ではHがアッカだかららしい)。 では明日を楽しみに!
2009/04/25(土) 18:43:24 |
モトGP
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いよいよ、新居のご紹介です!
家具は一部しかないけれど、これまで内装の経過報告しかしてないので、ここはやっぱりきちんと新居を紹介しなければ! ということで、撮影可能な場所を、少しずつアップしていくこととします。 まずは、環境でしょうか?というか、この家が気に入った一番の理由が、その環境、というか、窓からの眺めだったので、これははずせないポイントですね。
とても小さなバルコニー(大きさに関係なく、バルコニーがあるというのも、家探しに当たっての最低必要条件の一つでした)ですが、そこからの眺めは、これがなかなか。この家に出会うまで、20軒近い物件を見たのですが、そのほとんどが、中庭、それも大抵が緑もないようなしょぼい中庭に面しているとか、向かいの家が、ささやき声でも話せるくらい近いとか、車通りの激しい道に面しているとか、そんなところばかりで、たまに眺めがあっても、緑が見えるところなんて、全くなかったのです。不動産屋に愚痴ると、あのね、ミラノで眺めのいい家なんて求めるのは無理ですよ、と馬鹿にされる始末。
だからこの家に出会ったとき、このバルコニーからの景色を見た途端、他の細かい点は一切無視して、あ、決まりだな、と思ってしまったのもむべなるかな、なのです。ほんと、たった2階(日本式では3階)で、これだけの眺めを得られるのは、やはり各階がたっぷりと高さを取った昔の建築だからでしょうね。実際、以前住んでいた家は一階分高いのですが、高さ的にはほとんど変わらない感じです。
春になって、緑がきらきらと美しさを増しています。仕事を終えて帰宅して、まずすることは、バルコニーのよろい戸を開けること。そして、その度に、ああ、いいなあ、としばしうっとりします。緑の美しいこの季節に入居したのは、とてもラッキーだったかもしれませんね。 先週から、しばらくご無沙汰していたジョギングを始めましたが、勿論、この目の前の公園を走ります。小さい公園なので、ぐるぐると何週も走る必要がありますが、つい脇を車が走っているとは言え、一部でも緑の中を走れるというのは、気持ちがよいものです。それも建物を出たらすぐ、走れる場所、というのも便利でよいですねえ。
夜景もきれいです。なんせ閉ざされた公園じゃないので、夜間に歩いても怖くないのがよいです。
2009/04/25(土) 06:07:51 |
ミラノ-不動産の話
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前の記事から、ずいぶんブランクが出来てしまいました。ネット接続できなかったおかげで…。 さて、新居ですが、パソコンに向かう時間がない3週間でしたので、実は結構時間があり、仕事終わって帰宅してからホーム・センターに行ったり、家の片づけをしたり、で、それなりに格好がついてきました。 まだ、居間の家具はこれからですが、ほとんどもののない現在の状態も、決して悪くないですね。天井が高いだけに、実に広々とした空間で、安楽椅子に座ってぷか~なんて喫煙していると、ああ、いいなぁ、これ、とほのぼのしてきます。 ほのぼのしながら、イケアのカタログを眺めて、どういう順番で家具をそろえたらいいのかな~、などよく考えていました。プライオリティや経済的な問題もあり、一挙に全部そろえるわけには行かないものの、色やデザインの傾向はある程度そろえたいし、結構難しいことですよね。 考えているうちに、まずお客様用ベッドとなるソファ・ベッドと、食卓と椅子が最優先、と納得しました。これまで家具は、イケア中心に見てきたのですが、このソファ・ベッドと食卓・椅子については、何度見に行っても、気に入るものがなく、お値段はやはり安めなのですが、納得できないままでいました。それで、イケアと同じようなレベルのチェーン店である家具屋に、先週末行ってきました。小切手帳を持って、買う気満々で。 北の方の郊外に、そういう郊外店が二店、それも隣り合って立っているところがあります。GrancasaとEmmelunga、その上、ショッピング・センターもあり、かなり便利なところで、ちょくちょく行くところですが、家具屋の方は、これまで関係なかったので、店に入ったこともありませんでした。 しかし、お値段はイケアと変わらないか、物によっては安い場合もあり、なぁんだ!って感じでした。結局Grancasaの方に、まぁまぁ納得できるデザインと値段のものがあり、もういいや、これだ、買っちゃえ!と係員とコンタクト。おお、どうぞどうぞ、おかけください、と係員もにこやかでとても親切。おっ、イケアに負けてないじゃん、スマイル0円!って感じです。 ただ、どの商品にもついている、「受注生産」と思しきフレーズが気になります…。 -納品はどうなってます? -ミラノなら、配達はいくらいくらで…。 -それはいいんですが、いつくらいに配達してもらえるんでしょ? -あ、配達ですね。えっと、ソファベッドはちょっとかかりますよ。最低で50日、最長で80日。 -え、え、え?最低でも約2ヶ月ってこと? -食卓と椅子はもうちょっと早いですよ。最低30日最長50日。 -…。 ああ、そうだった、イケアが優れているのは、納品が早い、というか自分でお持ち帰りできれば、その日にも納品になるっていうことだったじゃないか!と改めてイケアの合理性を思い起こしたのでした。 というわけで、買ったはいいけど、納品はいつになることやら。まず、20日後くらいに、大体の納品予定日を連絡してくれるということですが、それだけで20日(ということは、多分1ヶ月くらいだろう…)。 まさか夏休み前に来ないことはなかろう、と一応計算の上思ったのですが、あれ、待てよ、この日数って、まさか労働日換算じゃないよね?と恐ろしいことに気付きました。そういえば、感じのよい担当者は、「夏休み前には届きますよね~」とあくまで軽く当然のように話しかけたわたしの発言を無視した…。 うへぇ。どうなることやら。ま、なるようになる。それでここまで来ましたし。それで、なるようになって来ましたし。 そんなわけで、まだまだ当分の間、居間はがらんとした空間です。ピクニック状態のじべたパーティを企画しようと思っています。 それはそれで楽しそうですよね。
2009/04/24(金) 05:11:37 |
インテリア、小物
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長かったですよ~、転居以来のこの空白! 光になったっていうのに、開通初日以降、接続不能となり、毎日プロバイダーのコールセンターに電話で訴え、ああでもない、こうでもない、結局待つしかないからよろしく、ということで、とにかく参りましたねぇ。 そうこうするうちに、パソコンに触らない生活にも慣れてきて、なんかこれはこれで快適?みたいな気持ちもあり、コールセンターへの電話も間遠になり…。 でも昨日、いかん、これではいかん、と家の近所のインターネット・ポイントで、せめてメールとブログだけでもチェックしとこう、と思い立って、初めての店で接続したのですが、なんと日本語がだめで、文字化けで、何の役にも立たず、これはいかん!と改めてコール・センター詣で(?)。 接続できないという苦情が、あまりに多かったのか、「あなたの問題は分かってるので、今夜、必ず接続できるようにします。0時1分、つまり明日から無制限でつなげるようにこちらで操作するので、夜中に試してみてください。」と、これまでとは全く違う対応。おお、本来の契約では月30時間のパッケージなのだが、現在の問題が解決されるまでは、時間無制限のつなぎ放題パッケージにしてくれるそうです。別に、そんなに使うわけじゃないんだけども、とにかくつなげればいいんで。 で、夜中にスイッチオン! ……。勿論接続できませんでした。 あーあ、明日また電話で、また延々と同じことが続くのか知らん、とほとんどそうなることを覚悟して、明日である、つまり本日、先ほど試してみたら、おおおお!いきなり接続!早い! ああ、うれしや。 これから精力的にアップしていきますので、よろしく~!
2009/04/23(木) 05:20:40 |
ミラノ徒然
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