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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

モトGP-オランダ、アッセン。祝ロッシ100勝!

いやいや、こういうレース展開は、ちょっと予想外でしたね。ストーナーは、ちょっと後ろのスタートだけど、スタートうまいし、ロッシ、ロレンツォ、ペドローザのフロントロウスタート組にすぐ絡むに違いないし、今回はペドローザの気合が入っているようだし、久しぶりに、この四人で、緊迫レース?とか思ってましたが、ロッシ、最初から飛ばしまくりで、そのままいっちゃうとは。まるで、優勝した年のストーナーのレース展開ですよね、これって。
やはり、ここで勝つと勝たないでは、これからの展開に大きな違いがでてきますから、ロッシとしては気合が入ったんでしょうねぇ。好きなコースだし、去年は大失敗してるし。それにしてもすごい走りだったな。レースとしての面白みにはかけましたが、前回の、最後の最後まで手に汗握るレースのあとでは、こういう余裕の勝利もよいかも。

なんといっても、ロッシ、これで通算100勝なんですね。何かパフォーマンスをやってくれると思っていましたが、やっぱり。地味ながら、100勝の重みを感じさせるパフォーマンス。単純計算しても、すごい記録です。それにまだ継続中で、今年と来年で、確実に数を重ねていくという事実がすごいです。これだけ勝ってきても、まだ貪欲でいられることがすごい。今日のようなレースでも、トップに立ちながら、ファステスト・ラップを更新し続けるような走りが出来るのがすごい。ただただ、すごい、と感心してしまいます。
次回は因縁のラグナ・セカ。すっごい楽しみですね。

それにしても、ストーナーは、やっぱりだめ。去年の手首痛に続いて、今年は胃痛ですね。体調が悪いことは同情しますが、勝てば何も言わないけど、勝てないと胃が痛い、というのは、もうやめてほしい。多分、ストレスとか神経性のもので、本当につらいんでしょうけどねぇ。監督のリビオさんが、そういうこと言い過ぎで、ストーナーって、母性本能とか父性本能とか、そういうものをくすぐる何かを持っているのかと思いますが、ちょっと、痛い。プロなんだしね。ほどほどに。
ダニなんて、満身創痍でも何も言わないじゃんね。しかし、また思いっきり転んじゃって。だいじょぶか?

最近は、シモンチェッリも苦手になってきました。こいつも文句多すぎ!タイプ的にはロッシ系なんだけど、性格は全然だめ。今日もレース後の番組で切れてて、いい加減にしろ、と不快でした。

と、性質やタイプでレーサーを評価するわたくし。
ああ、今日はニッキーが、途中よかったのに、結局…。残念でした。

250は青山H、よかった!でも君が代は嫌いなので、表彰台は見なかったです。あれがあると思うと、青山がんばれ、でも一位は避けてくれ、と思ってしまいました。ごめんなさい。

ロッシ、本当におめでと~!今夜は忘れずに乾杯するよ!

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  1. 2009/06/28(日) 00:23:53|
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ミラノの地下鉄

新居の近所では、地下鉄工事が行われています。新しい、メトロ5番線の工事で、完成予定は、2011年とも2012年とも言われていますが、ともかく現在工事中なので、できるのは出来るんだろうな、と期待しています。
というのも、こっちって、はじめたはいいけど、予定通りに終わることなんて大抵ないし、下手すると、工事途中で、工事停止、放置、ということもままあるので、100%期待は出来なかったりします。


(こんな、働く車好きだったら垂涎物の光景が、近所で毎日見られます。)

日本、というか、わたしの出身地東京では、地下鉄路線の発展著しく、一時帰国するたびに、新しい駅どころか、新しい路線が出来ちゃっているので、すでに乗りこなせなくなっています(その前に、地下鉄に限らず、あの切符の自動販売機の複雑さと来たら、器械不在の国から行くと、正直、ついてくの大変)。
でもこっちでは、ほんと、おそ…っいです。一駅延長するにも、何年もかかったりします。掘ったら遺跡が出てきちゃうというお国柄もありますが、同時に、財務上の問題、請負会社の問題、等々、いろんなことが立ちはだかるんだと思いますねぇ。

実際、現在、三路線が稼動しているわけですが、近所での工事は、地下鉄5番線。四番線は、どこ?でしょう。
五番線の前に、企画はされたものの、財務の都合がつかず、そうこうするうちに、こちら5番線沿線の開発の方が重要性を増したりしちゃったとか、そういうことだと思うんですけどね。だから、四番線不在のまま、五番線が開通する運びになるのは、間違いありません。

その五番線にしても、2011年(か2012年)に開通が予定されているのは、わずか五駅ほどで、最終的には、ミラノのすぐ北にあるモンツァ(F1のサーキットで有名ですね)という町までつながる全長の半分くらい。やっぱり、一駅一年ほどかかるってことですね。いやはや。日本の地下鉄技術、導入してほしいですねぇ。

そういう現実のあるせいか、家を買うときに、近い将来、近くに地下鉄が通りますよ、という話は、一切でなかったですね。そういう話があって、実際に工事中だったら、地価も上がりそうですが、そういうこともなかったような気がします。大体不動産屋は、公共の交通機関のことなんか、なぁんにも知らんしね。
勿論、日本人のわたしとしては、そこは押さえましたよ。地下鉄が通れば、便利度は圧倒的に増すので、これは、不動産価値は上がるはず、と。やはり地下鉄の駅が近いというのは、バスや路面電車の駅が近いというのとは全然違うし。

ま、何はともあれ、毎朝、最寄駅で路面電車を待つ間、とても不思議な工具や建機や得体の知れないものたちを目にして、なんだか楽しくなります。




背の高いクレーンとか、穴掘り器械とか、別に器械好きってわけではないですが、あまりにも日常的なレベルからはかけ離れた大きさと形なので、見ていて楽しいんですよね。

ふふ、五番線、開通の暁には、大々的に報告します。
  1. 2009/06/24(水) 05:53:10|
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日曜大工、第二弾

第一弾が、大人になって初めて挑戦した木工のわりには、まぁまぁの出来だったのに気をよくして、早速第二弾に取り掛かっています。
今度は、第一弾で作った電話台の向かいに置く、ニッチを利用した細い棚。構造はおんなじ。って言うか、それしか作りようがありません。
ここにも、12,3センチ幅のニッチがあり、冷蔵庫の脇なので、冷蔵庫から物を取り出したとき、また冷蔵庫に何かしまうときの、一時的な物置台があれば、とても役に立つというスペースになっています。
その他に、帰宅したときに、かばんが置ける場所、としても使いたいんですよね。だから、トップの周りは囲んで、かばんがおきやすく落ちないような形にしてみたらどうだろう?とか考えました。


フリーハンドの、こんないい加減なのが、わたしの設計図。ホホホ。サイズもかなりいい加減です。
作り出す前にいろいろと考えていると、こんな単純な棚でも、ここはこうしてみたらどうか?この半端な板は、奥まった棚にしたらどうだ?引き出しを作るなんて高度な技はまだ無理なので、カーテンを付けてみたらどうだ?などと、いろいろと妄想(?)が膨らみます。

第一弾のあと、改めてホームセンターに行き、電動工具を買おうと思ったのですが、散々説明を聞いた挙句、また決めかねて断念。なんせ、商品の種類はすごくあるし、お値段は高い。最も安いねじ回し系でも、三千円以上します。って、当たり前なのかな。でも手動ねじ回しなら、どんな高くても数百円ですし…。
で、また板だけ買って帰ってきてしまったんですよねぇ。ネジを手でねじ込むのも、結構楽しい作業ではあるし、当面、マニュアルが続きそうですね。



今回も、前回同様、針葉樹系の柔らかい板ですが、厚みが、若干薄いのです。前回のは1.8センチ、これは1.4センチ。ネジの打ち込みが、かなり楽なのではないでしょうか。
今は、暇があると、紙やすりでじゃかじゃかとやすっています。あっちもこっちもすべすべしてくると、気持ちよくて、うれしくなるんですよね。前回は、立て板とか、横着して、いい加減にしかやすりをかけなかったら、ペンキののりが悪かったので、今回は、丁寧に裏も表も、脇も、すべてしっかりとかけるつもりです。

最近、(多分)会社のマウスのせいで、手が痛いので、ほとんど作業が出来ません。悔しい。ただ、普通、粗忽の上に、作業を始めると、とにかく少しでも早く完成して、完成品を見たいタイプの人間なので、いい加減になってしまうことが多いのですが、こと日曜大工については、わりと丁寧に、じっくりと作業が出来ています。何でしょうかね、これ。年とって、なんか悠長になってきた?
そういえば、パッチワークでも、型紙を丁寧に取ったり、なんかじっくりゆっくりやっています。これは、作業にとってはよい傾向ですが、なんかいやですねぇ、年寄りくさくて。いやいや、手作業の傾向としては正しいことですよね。
  1. 2009/06/23(火) 06:58:38|
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パッチワークのこと

友人への贈り物を探しに買い物に出て、郊外のショッピング・センター二ヵ所も回ったというのに、適当なものが見つからず、結局ゲットしたのは、家の近所にある店で、量り売りで100グラム1ユーロという布だけ。贈り物探しは、来週改めてしないといけません。

布、結構好きで、以前は近所のメルカートで、よく買っていました。何にするかというと、パッチワークに使うのがメインです。日曜大工と同じで、下手の横好き。技術もないのですが、ちくちくするのが好きで、いつも何か縫っています。もともとは、大好きだったのに破れてしまったブラウスとか、もう使わないシーツとか、なんとなく捨てがたいものを再利用するためにはじめました。まさにパッチワークの王道。ただ、そういう布だけでは限界があるので、機会があれば、好きな系統の色目の布を買うのは、趣味みたいなもの。
で、すでに箱一杯あったりするのですが、こうして、また買ってしまうんですね。癖。


これらは、クッション・カバー用の布。買ったものと、古いリネンと。

ずいぶん前からちくちくしていた大判のパッチワーク、やっと裏地をつけるところまでこぎつけたので、これからは、やっとクッション・カバーに入れます。やっと、というのは、ずいぶん前からクッションは買っていたのに、この大判のがある程度終わらないと、部屋が片付かないので、我慢していたんです。
家具をそろえるのに時間がかかりそうに思っていて、じべた生活が長引くことを想定して、結構な数のクッション(の中身)を買ってしまったんですよね。でも、思ったよりはじべた生活、短命に終わりまして、クッション、あまり役立ってなくて、だからほったらかしにされていたんです。
もうすぐソファも届くようだし、同系色の青で、少しずつ作ってみたいと思います。
今日は、とりあえず、型紙を当てて、たくさん三角形を切り出しました。ああ、疲れた。何十枚、何百枚と同じ型を取るだけでも、いい加減大変な作業です。ま、そういうことも含めて好きなんですけど。何だって、手作業が、こんなに好きなんでしょうね。こういうのって、きっとDNAに何かコードが入っているんだろうなぁ。
では、完成を楽しみに。
  1. 2009/06/22(月) 01:00:10|
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買い物-小物

家のことでは、いつもいつも、イケアとかホームセンターばかり行っているようですが、いや、それはそうなんですけど、わたしだってミラノに住んでいるんですから、たまには町で買い物もするんですよん。

もともと、買い物があまり好きではない、と女らしくないわたくし。日本だったらそれでも、デパートとかショッピングセンターとか、一つの建物を回れば、それなりに探しているものが見つかったりするわけですが、こちらの場合、今でも小売店の世界なんですよね。それも、ミラノは、それなりに大きい町ですから、地域ごとに繁華街があったりして、だから、バーゲンの季節とかは、今日は、ブエノス・アイレス(通り)、明日は、ガリバルディ、というように、あちこち歩く必要があり、とっても面倒で、ますます買い物が苦手になってしまいます。
とは言え、めったに歩かないせいか、あ、こんなところにこんなかわいい店が!とか言う発見があったりして、それはそれで面白いのですけどね。

でもやっぱり面倒なので、わざわざ週末に町に出るなんてことはめったになく、たまぁに会社帰りに、いつもは会社からすぐ地下鉄に乗ってしまうのですが、そのかわり、Duomo近くまでぶらぶらと歩いて、道沿いにあるお店をのぞいたりします。
ゆっくり歩けば30分はかかってしまう、結構長い道のりなのですが、ときどき、ちょっとかわいいお店がある地域です。昔々、今会社がある場所のすぐ側に住んでいたことがあり、その頃に比べると、やはりご時世か、面白い小売店は減っている感じがしますが、それでも、本当の町の中心部の繁華街に比べると、ちょっとかわいらしくて、お値段もかわいいお店が、結構あります。

そういうお店の一つで、ちょっと前に見つけていて、テーブルが届いたら、是非これは買おう!と決めていたものがあります。


これ。お得意の鋳鉄製、ナプキン置きです。一目ぼれしたものの、今買っても置く場所がないし、テーブルが来たときにやっぱりほしいと思っていたら買いに来よう、と思っていました。で、最近のある日、そうだ!ナプキン置き!と思って、わざわざこのためだけに町に出ました。
これは小鳥がナプキンの重石になっていますが、これ以外にも、ハートの形だったり、アンティーク風白の鉄製だったり、いろんなタイプがあり、迷ってしまったのですが、結局最初にいいなぁ、と思った小鳥に決めました。

そして、かわいいものがぎっしりのお店を、くまなく見ていて、ちょうどプロモーションで半額になっていた、やはり鋳鉄のお盆を見つけました。


お盆も、探していたアイテムですので、迷うことなく手に取りました。つくりが少々荒いですが、最近得意の日曜大工で、取っ手をやすればよさそうです。半額だしね!

というわけで、もしかするとちょっとミラノらしい?そして、我が家のテーブル・エリアにぴったりな小物が二つ、そろいました。ちなみに、イケアやホームセンターの小物に比べると、うへぇ、のお値段です。でも鋳鉄だし、一生もんって感じ。いや、こんなもん、一生もんでも仕方ないですけどね。
  1. 2009/06/19(金) 05:22:52|
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ツバメの季節

週末の昼ごろ、何か鳥が騒いでる?と、ふとベランダに出てみると、なんと!ツバメが飛び交っていました。どうやら、左隣の家の軒下に、巣がある様子です。人間時間のランチ・タイムは、鳥にもランチ・タイムなんですねぇ、多分。何羽もの親ツバメが、軒下を離れては、またすぐ戻って、という行動を繰り返しています。あれって、空中で虫とか捕まえて、雛に上げてるってやつですよね?


青空をバックに、燕尾服の尻尾の形がくっきり。きれいです。
ひとしきり、ランチ・タイムが終わると、静まります。そして、夕方になると、また同じ光景。朝も、またがんばっています。
ツバメって、5月ってイメージがありますけど、こっちは6月なんですねぇ。きっと日本は梅雨があるから、早いのかな。それにしても、これまでツバメに気付いたことはなかったです。いたんでしょうけど、近くに巣がないと、分かりませんよね。
普段も、鳥の鳴き声がとても美しく聞こえたりして、緑の多い環境って、本当にうれしいです。
ツバメの子育ては、どのくらい続くんでしょう。手の届くような軒下で、毎日すくすく育っているんだと思うと、なんかわくわくしますね。


  1. 2009/06/17(水) 05:18:28|
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モトGP、カタルニア・グランプリ

いやはや、すごいレースでした。最後の一周は、手に汗握って緊張で固まりつつ、結構叫んでいたかも。だめ、多分、これじゃだめ、ああ、終わっちゃうよ、あ!あ!みたいな。チェッカー直前に抜いたロッシの集中力、恐るべし。さすが長年、王者に君臨しているだけのことがあるっていうか、こういうレースで、最後に勝利をもぎ取ってしまうなんて荒業が出来るのは、彼だけですね。それがまさに彼の魅力です。

レース後に絶句して、ちょっと間をおかないと、とゼエゼエと言ったロッシ。インタビューで、ここまで感極まって、え?もしかして泣いちゃう?と思わせる姿を見たのは初めてです。
これまで多くのすばらしいレースをしてきて、どれが一番、とはいえないけれど、今日のレースが、最もすばらしいレースの一つであることは間違いない、と本人が言うくらいですから、それだけのものがあったのでしょう。今日で99勝。今シーズン100勝達成は必至ですね。

スタートは、グリップどおり、ロレンツォ、ロッシ、ストーナーの順番で、そのまま、他の集団からはなれて、三つ巴の走りがしばらく続き、これはこれで、緊張感のあふれる状況でした。まずストーナーが脱落。
直線でもスピードが今ひとつ延びず、どうしたんでしょ?って感じでしたが、やはりめちゃくちゃ体調が悪かったんですね。それでも、最終的に3位を死守するところ、さすが、苦労人の底意地が見えました。間違いなく、バルセロナの異常な暑さにやられたのでしょうけど、それにしてもオーストラリアも暑い国ですよね?なのに彼って、お日様に当たるとすぐ真っ赤に火ぶくれになりそうなタイプたし、見るからにひ弱そうなのは、なんででしょ?どーでもいいことですが。

そのあとは、延々と、ロレンツォとロッシのトップ争い。途中ロッシがトップに立ちますが、なかなかロレンツォを引き離せないと見るや、ロレンツォが仕掛けてきた際に、すかさずトップを譲ります。
って言うか、その時点で、誰もが、あ、わざと譲って、これは戦略だな、と考えてしまうというのが、すでにロッシですよねぇ。だって、すごいハイ・スピードで走っていて、暑さでどんどん体力や集中力が低下していくのは必至の状態で、最後に抜く、という戦略をとるなんて、なかなかできるもんじゃないですよね。
そいで持って、最後、一度トップに立ったものの、また抜かれ、そしてぎりぎりで抜いて。もうすべてのコーナーで、絶叫でしたね。ウワー、あの部分だけもう一度みたい感じ。
とにかく、最初から最後まで、すごい集中力で、今日はトップ集団のライダーすべてがすばらしかったです。暑さを考えれば、なおさら。ストーナーも、バイクを降りた途端に立っていられないほどの状態で、あそこまでたどりついたのだから、感服です。さすがプロ。さすがトップ・ライダー。ずっと調子が悪いのだから、走らない選択もあったはずだけど、ここで休むわけには行かないですもんね。
それを言えば、ダニも殊勲。また転んでたし、怪我の状態は全然ひどいらしいけど、なんか求道者のように、走らないわけに行かないでしょう、と淡々としていて、なんかこの人、違う方向にいってる感じ、でもがんばってほしいと思っていました。なんてったって地元なわけだし。最後は6位(でしたよね?)に終わってしまったけど、でもさすがって走りでしたよね。レース後、パドックで、すごい穏やかな顔してたのが印象的。彼なりの満足はあったんでしょうね。
惜しかったのはドヴィ。ストーナーにくらいついて、もう少しで表彰台だったのに、やはり振り切られてしまった。この辺に格が出るって感じもあります。勝利への渇望度が違うって言うのかな。
ロレンツォは、本当にすごい。顔つきもどんどん精悍になってきて、250で、えらそうにしていた生意気な時代とは全然違います。今日はさすがに悔しそうだったけど、でもきちんとロッシの健闘をたたえて、大人になって~。
ロッシは、今日はロレンツォがすごくて、ずっと100%の力を出し続けて、やっと捕まえたんだ。今後どんどん難しくなるだろう。とおっしゃってました。悔しいけど、実力は認めざるを得ない、というところなんでしょう。
線の細いストーナーよりは、結局ふてぶてしいというか図々しさのかつラテン系、ロレンツォの方が、上を行くかもしれませんね。
そうそう、ロレンツォ、ロッシ、ストーナーが、ともに106点で、スタートに戻った状況になりました。こんなことってあるんですね。

来季の話がそろそろ出来てましたね。シモンチェッリがモトGPにうつるとか?
楽しみです。
それにしても、高橋君!勘弁してくれ。
(青山Hは、がんばってますね。うれしいです。)

  1. 2009/06/15(月) 01:50:13|
  2. モトGP
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今日のメルカートの収穫

今日も恒例のメルカート通いです。今日の目的は、花!
花台を買ったりして、ちょっとスペースが出来たので、是非、何かほしかったのです。メルカートには、勿論花屋さんがあり、本当の花屋さんには負けるかもしれないけど、少なくともスーパーよりは、品揃えも、品質もよさそうです。
何か、枯れにくい樹木系の鉢がないかなぁ、と物色していて、これが目に付きました。


依然として、転居後花の図鑑が見つかっていませんので、定かではありませんが、松葉ボタンとか言いませんでしたっけ?色とりどりでかわいらしい!小さな一鉢が1ユーロというので、各色取り混ぜて五鉢、しめて5ユーロです。
決め手は、「これは、とにかくお日様が好きで、太陽が強い季節の間はずっと花が咲くよ。水は1週間に1回で大丈夫!」という花屋のボクちゃんのお言葉です。
帰宅してから、手持ちのプランターに植え替え。メルカートでは、まだ目が覚めていなかったのか、つぼみだった花が、いきなり開花しまくりです。確かにこれはミニ・ボタンですねぇ。かわいらしい。派手な色があると、白の美しさが際立ちますねえ(あ、写真には写ってないですね!きれいなんですよぉ)。

土も買ってきたので、ついでに、ラベンダーのプランターに土をたしてみたり、この春、一生懸命花を咲かせてくれた多肉植物のお掃除。彼は、本当に最後の力を振り絞って咲いてくれたようで、全体にからから。もう捨てようかなぁ、と思っていてのですが、とりあえず、花の咲いた葉っぱ部分を切り詰めて様子を見ることにしました。だって、葉っぱを切ってみると、外は、からからに乾燥して、もう間違いなく死んでいるようですが、中はまだみずみずしいので、とてもゴミ箱に捨てる気持ちにはなれないんです。



一方でうれしいことが。
前の家では、浴室においていた多肉植物君。極小の鉢で買って、最初は10センチくらいだったのが、すくすくと育って、今では50センチ以上。


前の家にあるときは、とても美しい緑をしていました。ところが、引越しのとき、背ばかり高いので、運ぶのが難しく、あちこちぽきぽきと折れたりしてしまったのが、負担になったのか、引越し直後は、植木のお世話まで手が回らず、何も考えずに、午前中直射日光に当たるベランダに出しっぱなしにしていたのがいやだったのか、ある日気付いたら、どす黒くなっていて、何か自己主張をしている~。
あわてて、とりあえず室内に入れて、様子を見ていましたが、よく言えば、秋でもないのに紅葉しているというか、とにかく、あの美しい緑はどこへやら、どす黒い…。ああ、この子もだめになっちゃうのかな、とちょっと哀しく思っていたのですが、なんと、新芽が出てきているではありませんか!美しいみずみずしい緑です!


きっと、直射日光が、どす黒くなった原因ですね。知らずに、ごめんね。反応の遅い多肉植物のお世話は、難しいですね。自己主張が静かなんですよね。枯れたときには、まさに手遅れ。かすかな声に気付いてよかったよぉ。

ということで、また華やいできたベランダ。もうちょっとスペースがあるので、また、手間いらずで育ってくれそうなものを、物色してみましょう。
  1. 2009/06/14(日) 06:00:08|
  2. 植物、花
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初体験!カラビニエーリ

って、変なタイトルですが、先日ドライブしたとき、免許とって以来はじめての、検問というか、路上コントロールにつかまってしまったのです!まだ昼に飲む前だし、幸いスピードも出てなかったし、別にドキドキすることもないのですが、どうも警察の姿が見えたり、警察の車が側を走っていたりすると、意味もなくドキドキしちゃいますよね。わたしだけ?もともと警察嫌い、という文化的なものもあるとは思うのですけども。それから、車の運転に自信がないということもあるかな。メカニックなことも一切分からないし。


(フロントグラス越しの写真なので、あまり映りがよくないですが。)
それにしても、こんな田舎道で、一体何を期待して、コントロールをするのだろう?それも、しつこいようですが、ランチの後ならともかく、ランチ前。幹線から農道に毛の生えたような田舎道に入ったあたりで、スピードの出しようもない、曲がり角直後。うう~ん、謎です。

道を曲がると、いきなり、畑の脇に建つ建物の影に、カラビニエーリの車が止まっているな、と思う間もなく、例の、視力検査のときの目隠しお玉のお化けみたいな指示器で、「はい、右によって、止まって~」みたいな感じで路肩に止まらせられました。うへ~、お昼も近いし、次の修道院が昼休みに入る前に到着して、見学もしたいのに、ついてない!
「免許証と、車の書類、見せてね」
カラビニエーリは二人組みで、ソフトでニコニコタイプが、対応。苦虫を噛み潰したようなクールタイプの方は、自分たちの車に張り付いて、書類を見たりしています。やっぱり、硬軟っていう組み合わせなんでしょうかね。
ドキドキしながらも、うわー、車検とかやっといた甲斐があるよ!といそいそ車の書類を出すわたし。
クール・タイプは、書類を受け取ると、電話とかしています。一応盗難車かどうかとか、そーゆーチェックでもするんですかね~。
その間、ニコニコタイプは、わたしの車の周りを回っておりました。何か、テールランプが壊れてるから罰金、とかそーゆー発見を求めているのでしょうかね~。
しばらくしたら、窓に戻ってきて、
「お隣は、娘さん?」
という質問には、ドカ~ン!
「と、友達ですけど…。」ええっ!ほとんど同世代なのに、わたし母に見えた?常々若く見られることに慣れているだけに、結構ショックでした。友人は、顔の見えない位置だし、この派手なTシャツで、そう思っただけだよ、と慰めてくれたんですけど。なんか納得できないし!
全部OKで解放されて、一応お愛想的に、行き先の道を聞いたら、親切に教えてくれたけど、そーゆー恨み(逆恨み?)のあるわたしは、素直に聞かず、ほら、やっぱり間違ってるじゃん、警察のくせに!などと、文句の言いっぱなし。大人気なし。

ちなみに、カラビニエーリとは、警察でも軍につながる警察組織。イタリアは系統の異なる警察組織が一杯あって、よくわかんないんですよね。カラビニエーリは白バイ隊なんかもかっこいいし、こういう路上検問とかよくしてますね。

そうそう、修道院のあとランチをいただきまして、友人と二人で、1本飲んじゃいました。水みたいな白ワインで、全然飲んでる自覚なく。その後路上コントロールがなくて、よかったです~。
  1. 2009/06/13(土) 06:07:19|
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電話台を置いてみました

先日塗ったニスも乾いたことだし(このニスですが、近所のホームセンターで、スプレー式しかないよ、と言われて、安かったので購入したのですが、使いにくっ!わたしは伝統的に刷毛でじっくり塗り塗りの方が好きだし、その方が絶対にきれいに満遍なくぬれると思うのですが、今はスプレーが主流なんでしょうか?)、いよいよ、予定していた場所に、完成電話台を設置します!

ビフォー

アフター

サイズはぴったり。特に、後ろの壁にぴったりとつけて、台所の入り口を邪魔しないサイズがほしかったので、それはばっちりでした。いい加減なわたしにしては。
そして、一番上には、もとの電話台で使っていた古いパッチワークをおいてみたら、なんと!まるで計ってこのために作ったように、大きさぴったりなのには驚きました。ただの偶然ですが。
でも、なんか…。壁と同じ白だからいいってもんでもないというか、玄関全体とは調和していますが、やはりいかにも素人手作り、という雰囲気が、なんか…。
玄関って、鍵とか郵便物とか、とりあえず置いときたいものが結構あるので、どうしてもごちゃごちゃしていたビフォーを考えれば、とてもすっきりしたけど、なんか…。
悩んで、ちょうど同じタイプの大きさ違いの籠が二つあったので、それを活用したら、ちょっと見栄えがよくなりました。多分、さらに何かの工夫が必要なんだろうな。やはり売っている家具には、売っているだけのオーラがあるんだな、とか、いろいろ考えてしまうのでした。



今度は、この向かいに置く、細長い棚を作る予定。冷蔵庫から出したものをとりあえず置いたり、帰宅したときに鞄を置いたりするための場所。
やはりサイズがぴったりというのは、圧倒的によいです。見栄えは今ひとつとしても、動線も妨げないしね。そして、物を置く台、というのは、とても便利。
それが出来たら、冷蔵庫の反対側のニッチを利用したワイン用の棚にも挑戦してみようかな。
やすりがけしたくてたまらないので、とりあえず、この週末に、材料の木だけ仕入れに行ってこようと思います。やすりはいくらかけてもかけすぎるってことはないし、塗装をきれいにやろうと思うと、過ぎるくらいのやすりがけが必要だとよく分かったし、なぜだか、好きな作業なので。
問題は、部屋がいつも木屑とかでほこりっぽくなることと、新聞紙とか広げたまま、片付かなくなることですが、それでも、当分、下手の横好きで、日曜大工、続きそうです。お友達を招いたりもしたいのですが。ああ、もう一部屋あればなぁ。
  1. 2009/06/12(金) 05:32:24|
  2. 日曜大工、手芸
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