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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

鏡面流行り?(フオリサローネ2)

ミラノ大学におけるインテルニ主催の展示、続きです。




何かしらのフィギュアをかたどった、このプラスティックの椅子、いつもあちこちに置かれていますが、今回は、普通に座れる場所になかったな。楽しくて好き。広いお庭があったら、絶対に置きたいアイテム。




中庭では、小さなオーケストラがいて、時々演奏していました。夜間になると、派手にコンサートが開かれているようでした。この日は、時々思い出したように、リハ状態。

今回、私が一番面白かったのは、この、くねくねした茶色の物体。




全体の風景の中で、その巨大さがわかると思うんですが、本当に大きくて、メタルっぽい素材のものです。




Ron Arad - Spyre by Illy
コーヒーのイリ―がスポンサーなんだ。そういえば、イリ―は、もうずっと昔から、いろいろなアーティストを使って、カップ・アンド・ソーサーを作っているくらいだから、アートへの思い入れがある企業なんだろうな。

これね、上の方が、くねくね動きます。ぐるぐる回ってます。もう完全に現代アート。それも、どこででも展示できるもんじゃないから、この会場はピッタリですね。
どういう法則で動いているのか、わからず、他との兼ね合いから、音へのセンサーとかそういうもんかな?とも思いました。でも、それはどうやらプログラムされたもので、特にセンサーが関係しているものではないようでした。会場を出る時に、気付いてよかった!のが、こちら。




くねくねの先端にはビデオカメラが仕込んであって、不思議な映像が、そのまま流れてくるスクリーンが設置されていたのです。
これ、なんで、もっと目立つ場所に設置しなかったんだろう。それも、おそらく意図があると思うんだけど。だってこれでは、気付かずに帰る人もいるはず。うーん。

このくねくねの様子をよく見たかったのと、そして、地上からだと、高すぎてよく見えないやつを見たくて、前回記事にした大階段に上りました。見たかったヤツ。




イワシ~!
Sardine Box - Michelangelo Giombini and Loris Kind
メタルとそれ以外の素材をつなげるという非常に高度なテクニックが使われているとか、書いてあった。それよりなにより、かわいい!しかし、人の背丈ほどもある高さにしたのは、なぜなんだろう。テーブルとして使われたくないっていう、それだけのことかな。




Another Space, Kat Von D
Kaleido Studded Kiss with Sephora

セフォラがスポンサーのせいか、きれいなお姉ちゃんがたくさんいて、オープニング・カクテルの準備中でした。

ちなみに、今回インテルニの展示テーマは、Material and Immaterial。物質的なものと非物質的なもの、その二面性を追求するというのがコンセプトらしく、そのコンセプトの下、ミラノ大学、ブレラ植物園、そして、コルソ・ヴェネチアの新会場で、展開しています。すごいな。また、新会場。

合間にこういうオブジェでくつろぎつつ。




この作品は、他の会場でもありました。なんかバカみたいだけど、現代アートと言えるんだろうな~。ショーウィンドーとかに、使われそうだし。




Simone Micheli
Reframe with Valsir

箱型展示で、後ろ側、つまり閉じてある側からアクセス、何があるんだ、と興味津々前面に回り込んで、?
なんかね、洗濯機の中に入り込んだような?アワアワのプリントされた床材壁材天井材、そして、ほのかに匂う洗剤のにおい。なんだかわかったようなわからないような。やっぱり洗濯機以外浮かばなかったけど。

二階部分へアクセスする階段入り口のオブジェ。




Ludovica Diligu
Le Gigantesse with Labo.Art

反対側の階段は、青のドレス。好みじゃなかったな。それなりのインパクトあるけど、つまらない。
そして、今回大階段でもアクセスできる二階部分は、超地味でインパクトゼロの展示のみだったので、割愛。このところ二階部分に出ることが多かったイリ―の無料カフェも、今回は地上の隅っこだった、そういえば。

正面から入った左方面にある回廊の方へ移動。今回は、この一帯、中国占有スペースとなっていました。




Matrix
Curator-Yang Dongjiang
段ボール箱の合間合間にスクリーンがはめ込まれていて、デザイナーとか建築家の人達(だと思う)のインタビューが流されているとか、そういう趣向のものだったけど、なんかこういうの、新し味ないなっていう感じ。

こっちは、ちょっと不思議なくらい、もう一つの回廊にある展示とかぶっていて、これ、どういうことだろう?と思います。




Sergei Tchoban, Sergey Kuznetsov, Agniya Sterligova
City DNA with Velko Group

中国人の見学者がすごかったから、これも中国産と思っていたら、どうやら違った。
回廊の中ほどに、一部鏡の板が置かれ、一面には、なんかこういうビデオが移る。巨大作品の割には、インパクトがなくて、さらりと眺めて引き返してしまった。

で、反対側の回廊に行ったら、こっちは同じ鏡面使用でも、とてもインパクトのある展示があるのでした。




Antonio Citterio, Patricia Viel
Augmented Surface with Marazzi

これ、全体が撮影できないから、すごくわかりにくいと思うけど、こうなっています。




毎回、フオリサローネがすごいと思うのは、このインテルニの展示って、結構ちゃんと専用パンフレット作って、紹介されて無料で配布されているんですが、その展示の写真が、未完成品のケースが、ほとんどなんです。例えば、これも、スケッチ段階に近い図面だと思うんですけどね。
前回記事の大階段なんて、超手書きの超ラフなスケッチ。ということは、印刷の段階で、それしかないっていうわけで、すっごい突貫工事でやっちゃうんだな、ということなんですよね。すっごくイタリアらしいというか、日本ではありえなさそうなスケジュール感っていうか。

で、ここなんですが、回廊の中庭が、巨大鏡面で四つに仕切られ、手前の部分は、床材が敷き詰められ、もう一方は、もともとの芝生の地面。鏡面の間は、緑がもさもさしているという趣向です。




鏡面の裏側の緑。
床材が張られた側。




どこが実際の建物で、どこからが鏡面に移った像なのかがわからなくなって、面白い。写真の中で、変に二重になっている下側が鏡面の部分で、上が本物。

一番天辺の真ん中部分、ちょっぴりだけが実物で、後は鏡面の不思議な効果。




自分にとって面白かった部分だけをピックアップしましたが、それでも、たくさんあって、大変。
次回は、違う場所にご案内します。

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  1. 2017/04/09(日) 21:28:15|
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今年のトレンドは、やはりAIかな(フオリサローネ1)

仕事で、年度末のバタバタが、やっと終わったかと思ったとたん、サローネ週間が始まりました。今年は、この火曜日、4月4日から開幕しています。

忙しいし、困ったな、と思いつつ、もうこれは自分的には半分修行も入っていて、艱難を排しても、やはり見たい。
というわけで、月曜の夜に、当日の夕飯を作りながら、カレーを仕込みました。
というのも、会社帰りに見ると、当然帰宅が遅くなり、夕食を作る時間がなくなるので~。
火曜日から、連日4日間、会社を定時に飛び出して、毎日違うエリアを、ひたすら歩き回りました。毎日、今日も含めてカレーライス夕飯でしのぎました!




去年は、若干変則だったと思いますが、今回は、いつもの私の定石通り、初日はミラノ大学です。ここは、フオリサローネの情報を仕切る雑誌インテルにの本拠地にもなっているので、フオリサローネ全体の情報収集に有益ですし、コンセプトやトレンドをざっと見るのにもいいのです。

入ってすぐに目に飛び込んできたのが、この階段。




MICHELE DE LUCCHI
LO SCALONE with FERRAGAMO PARFUMS, MORETTI COSTRUZIONI

かなりでかい建造物で、回廊の1階までアクセスできるようになっているのです。




これは、こうやって遠目から見ているより、実際に上ってみると、結構なインパクトです。高さを実感として感じるし、いつもと違う角度から、知っている、見慣れた風景を味わう面白さっていうのが、予想以上にあるんです。

毎年形は違えど設けられるくつろぎスペース。




その先に、キラキラした建造物が目につきます。

いきなり中に入ると、こんな感じ。




そういえば、この日は、雨の予報だったのに、見事に外れて、青空。おかげで、こういう露店の展示も、美しい借景が可能となりました。




自分のいる角度やヴィジョンで、その趣を変えるこのブツ、なんと、日本の凸版印刷の展示でした。アメリカから駆けつけた駐在員の方とちょっとお話する機会を得ましたが、この、建造物の基本となっている縞々の部分が、今売り出し中の、プリント素材。




メタルに、木目や金属など、様々な模様を印刷するというのが売りらしいのでした。なるほど。印刷屋さんも、もはや紙に印刷しているだけではダメなんですね。メタル、それもインテリア素材に印刷。

しかしこれは、凸版印刷さんのみならず、の世界のようでしたので、かなり競争は厳しそうです。イタリアなどは、布への印刷などの技術、そして、マテリアルも、かなり進んでいるようだしね。しかし、どんな企業も、もはや、技術の多角化なしには、将来性はないという時代でしょうから、是非頑張ってほしいものです。

トレンドとして、あるんだな、と思ったのは、同じ大学内の他の展示でも、インテリア素材への印刷マテリアルを素材とした展示があったから。




いつも、なかなか印象的な作品が展示されることも多い、回廊部分の展示。
I-M-Material
Massimo Iosa Ghini
これはセラミックとありましたが、なんかコンセプトとしては、非常に似ているような。




アートでも、ファッションでも、そして建築でもその年のトレンドっていうのが確実にあるように、インテリア・デザインでも、やっぱりそういうことはあるはず。
今回の一番のトレンドは、やはりAIでしょうか。そして、若干今更感があるのかもしれませんが、3Dコピー機。




インダストリアル・デザインの世界ですから、車とも相当密接な部分があり、AIというのは、これまでになく、入り込んでいると感じました。

ちょっと頭出し。
眠くて仕方ないので、続きます。

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  1. 2017/04/08(土) 07:30:59|
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味のある彫刻っていうのかな(サンタ・マリア・デ・エウナーテ1)

2015.07.スペインの旅、ナヴァラNavarra編、その11

前回書いたように、ウフエの後は、無駄走り的に、サンタ・マリア・デ・エウナーテSanta Marina de Eunateへ、向かいました。




今は、教会だけがぽつんと残っている場所で、これまで訪ねたことがない有名ロマネスクスポットです。
道からちょっと引っ込んだ場所にあるため、その真ん前の道を走りながら、気付かずに通り過ぎて、畑の中の農道みたいな道を通って引き返すなど、ありがちな失敗の後、何とかたどり着きましたが、その畑も含めて、美しい田舎の景色が広がります。




昔々、あこがれてやまなかったひまわり畑にも出会えました。今はね、もう結構見ているので、昔のようなどひゃ~って感じはないけど、やっぱり鮮やかな黄色の絨毯は、美しいものです。
そして、そういう風景の中にたたずむのが、この教会。




さすがに有名どころだけあって、各国からの団体含む観光客、そして巡礼で、すごい人でした。でも団体が引くと、すっと無人になる場所があったりもして、それなりの雰囲気を楽しめます。
何もない場所なのに、巡礼宿が教会のわきにあるので、巡礼にとっては、貴重なお休みどころかも。

この独特の形、エルサレムをコピーしたものだとか、例によっていろいろな説があるようですが、実際の起源はよくわからないままのようです。




構造には凝っているけれど、装飾は比較的地味だし、かなり摩滅とかしています。
周囲をぐるぐるしながら、各所の装飾を楽しみます。




軒持ち送りの彫り物は、あまり私の好みではありませんでした。

建物の周りに、こうやって、回廊を取り囲むような壁上のアーチが並んでいます。




これは、やっぱり回廊的な役割を持っていたのでしょうかね。
なぜ、普通の回廊でなく、教会の周囲に張り巡らせたのでしょうかね。謎です。周囲に何もない場所だし、クローズする必要もないから、こういう開放的な形になったんでしょうかね。

思いっきり雨風にさらされていますから、全体にかなりボロボロ。修復を定期的にしてきたからこそ、全体構造がちゃんと残っているんだと思います。




これなんかは、破壊もされていると思いますが、そうじゃなくても、溶けちゃっている状態で、まったく不思議じゃないでしょう。




ちゃんと残っていたら、素晴らしいものだったのではないでしょうか。




でも、ここばかりは、仕方ないと思いましたけど。




修復可能な、あまり装飾のない部分を、きれいにしている感じ。




アーキボルトの最も外周円の彫り物面白いんですが、これは、これ以上のことはできなかった、という状態のようです。




ヘタウマともかわいいともちょっと違う、でも何か好みの彫り物が並んでいます。




細かい植物モチーフの彫り物もあるので、異なるタイプを得意とする複数の棟梁レベルの石工さんがかかわっていたのだろうと想像します。




続きます。

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これだけ調べといて忘れるって、どおゆうこと?!(ウフエ2)

2015.07.スペインの旅、ナヴァラNavarra編、その10

ウフエUjue、サンタ・マリア・ラ・レアル教会Iglesia de Santa Maria la Real続きです。




思いがけないかわいさの洗礼盤に感動して、それはもともとノーチェックだっただけに、かなりの充実感で、そのまま帰る感じで、教会を出ました。
美しいパノラマに、改めて感心しつつ。




ゴシックだよなぁ、と思いつつ、もう一つの扉口を確認しつつ。




でも、一応近くで確認怠らず。




ゴシックだけど、ロマネスクの名残がわずかにあるよなぁ、と思いつつ、前に歩いていた人たちの後を、無意識についていって、はっとしました。




ここに来た、本当の目的はこれだった~!危うく、気付かずに帰るとこだった!

11世紀の後陣が、外壁に覆われて、そのままの状態で残っているんです。今では、内部もかなり変わってしまっている教会のオリジナルの姿が、最もよく残されている後陣、見事な残り方です。




ちょっときれいにしすぎ感はありますが、それにしても、すごい。
どういうような形で残っていて、どういうように発掘されて、どういうレベルの修復がされたのか、詳しくは調べてみないとわかりませんが、それにしても、ここまで形として残って、装飾も、修復再建できるほどには残っていたのでしょうから、例えば、古いフレスコ画が、新しい時代のフレスコ画に覆われたために、見事に残った例のような形で、残されていたのであろうと、想像します。




後陣内側の、鉄柵で近寄れなかった柱頭と同じテイストの装飾が施されているので、同じ時代のもの、つまり中の柱頭も11世紀のものということでしょう。




これだけのものを、見忘れて帰るところだったという自分の間抜けさをすっかり忘れ、大満足で、次に向かうことができました。
案内もあまりなく、意外とどこをどう見たらよいのかわかりにくいサイトですが、訪ねる方には、どうぞ、もれなく見学されるよう、お願いします。

この地域には、まだ行きたい場所もあるのですが、実はこの後、非常に無駄走り的に、エウナーテEunateを目指しました。
ナヴァラのロマネスクとしては、決して見逃してはならないサイトです。しかし、事前に調べていたオープン時間が、午前中は10時半から13時半、午後は、17時から20時と、非常にスペイン的で、翌日に回すには朝が遅過ぎるし、午後にするには、翌日の宿泊地を考えると辛い、ということで。
片道60キロ程度ではありますが、往復120キロ。こういう移動を繰り返すから、短期間の旅でも、あっという間に1000キロ2000キロになってしまうんですよね。




スペインは、夜遅くまで開いているのはありがたいのですが、朝が遅くて、昼休みが長い、というのは、無駄なく動きたいものにとっては、大変厳しいものです。なにより、こういう移動は、疲れます。まさに修行…。

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  1. 2017/04/03(月) 05:55:52|
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蛮族と呼ばれた人たちは、かわいいもの好きだった~(ウフエ1)

2015.07.スペインの旅、ナヴァラNavarra編、その9

海外に住んでいるけれど、労働環境は日系なので、このところ年度末の怒涛でした。だから、いつにもまして、ブログにまで割ける気力がなくて、またお休みがちになってしまいました。
やっと解放された~!

さて、ナヴァラのマイナー・ロマネスク巡り、次は、ウフエUjueです。




アップダウンがある道を延々どんづまりまで行ったところにある町。地図で見ても、なんかとっても印象的なロケーションですが、実際も、かなり印象的。町、というか村の入り口に駐車して、歩いてアクセスしたんですが、家が並んでいる割に、人の気配がなくて、張りぼてのセットみたいな雰囲気もあり。




全体に高台にあるため、見晴らしがよいのです。スペインのこういう土地にはおなじみの風車がたくさん見えました。
風力発電は、あまり効率は良くないようですが、でも、これはずいぶん昔からやってる。ヨーロッパは意外とどの国でも、きちんと代替エネルギー、実践しています。スペインは、気候的には風車と、太陽光でも先端だったと思います。今はもうだめになっちゃったけど。イタリアも、太陽光から、今は地熱とか、そっちの方かな。

目的は、高台の天辺にそびえたつ、城砦教会です。




お城だよね、完全に。




この中に、興味深い教会が隠されているんです。サンタ・マリア・ラ・レアル教会Iglesia de Santa Maria la Real。

なんだか複雑な構造で、案内もなくて、非常にわかりにくかったです。

入ると、曲がりくねった小道で、何が何やら。とにかく、かなり修復されている様子は見て取れます。城砦は、ずいぶん後の建造物だと思います。




で、教会部分の入り口に到着。




あら、やだ~。これは私の好きなものではないじゃない。
こういう時、何か情報が間違っていたんだっけ、とアワアワしがち。思わず引き返したくもなりますが、もちろんそういう短気を起こしてはいけません。

修復されすぎちゃった感がありますが、美しい後陣がありました。




でも、実はこうなっているので、近寄れません。小さなアーチや柱頭が近くから見たいのに。




これは悔しいです。文化財保護、仕方ないとは思いますが、それでも悔しい。だって。




彩色付きですね~!かなり古そうな彫り物です。めっちゃ可愛い。




近くから、なめるように愛でたい彫り物装飾ですよ。
こちらは、身廊の方の柱頭。




意外なかわいさに、緊張したのか、写真ボケボケの大失敗です。
可愛さでいえば、完全にやられたのが、こちら。




これはズキューン、と来るかわいさです。形そのものもかわいいし、彫り物フィギュアの、なんという素朴さ。
反対側。




ロンゴバルド的なテイストだから、ゴート系なのかな。渦巻き模様もね。
Benegorriというところの教会から、2010年にここに移されたと、記されていました。




これはすごい発見という気分でした。
続きます。

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