昨夕、夏休み第一弾のフランスは、ラングドックおよびルシヨン地方より戻ってまいりました。
当初の計画よりは、ラングドックよりもルシヨンに偏った訪問となってしまいましたが、おそらく、より訪ねにくい地域ではあるので、それでよかったかと思います。とはいえ、見残しはたくさんありますので、既に再訪は心に誓っておりますが。
幸い、わたしにとってはかなり運転しやすい車をレンタカーできたこともあり、当初恐れていた山道も何のその。最も難関と思い、事前にグーグルの写真で何度か確認したセラボンヌの山道も、意外とらくちんに行けたのはびっくりでした。もちろん、事前学習および早朝移動が功を奏した結果でもありますけれど。
今回のスケジュールは、五泊五日。変則なのは、飛行機の時間が、到着が昼過ぎ、出発が昼過ぎということで、結局動ける時間はジャスト5日間だったため。
最初二泊をカルカッソンヌとナルボンヌの中間にある田舎町で、三泊目はプラドの町、そしてラスト二泊は、ペルピニャンとプラドの間にある田舎。
訪ねた町村は、ラングドックが6箇所、そしてルシヨンがなんと20箇所となりました。
個人的には、フランス・カタランであるルシヨン地方が気に入りました。
というのは、やはり言葉の問題も大きいと思います。さすがにカタラン地方だけあり、スペイン語の通じ度が高い。腐っても何とやらで、過去形までも至らなかった独学スペイン語ではありますが、それでも基本にイタリア語があるわたしには、旅行者の超初心者会話なら、今でも何とかなったりするんです。だから、英語もイタリア語もだめでも、せめてスペイン語が通じるとなると、俄然情報量が増えたりします。
ただルシヨン地方では、今回、イタリア語に恵まれることもあったし、英語に助けられることもあり、国境の土地だからなのか、他のフランスの地方に比べたら、圧倒的に外国語の普及度が高かったのは確かなんです。ラングドックは、他と同様、例によってフランス語一辺倒でしたから。もちろんたまたまわたしの旅がラッキーだった、ということもあるかとは思うのですけれども。
言葉もそうですが、残念だったのは、資料的な書籍が非常に少なかったこと。フランス語のものすらなかったりね。なんかフランスって観光立国でもあるはずなのに、結局人が集まるところだけに力を入れているっていうことなのかな、と思います。同時に、地元の人、もっとがんばれよ、とも思います。かなり有名なところでも、独自の資料が少ないっていうのは、情けないことです。大体、それなりの町でも、本屋が見当たらなかったしな~。フランス通いを始めてから、結構イタリアを見直してるよ、わたし。
何はともあれ、充実の五日間でした。行ったりきたりで結局千キロ超走ってしまいました。これも、既におなじみ。無駄走りが多いんですよね。やっぱり時間に左右されるしね。
そう、毎日早朝出発の夕飯直前戻りというスケジュールで、夕食は当然ぐいぐい飲みますし、完全にバタンキュー状態も、これまたおなじみ。湿度が低く、クーラーなしでも涼しくて、気持ちのよい夕べを過ごせたのはありがたかったです。
ちょいと先になりそうですが、おいおい記事にアップしていきますので、お楽しみに。
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- 2013/07/21(日) 06:08:25|
- ラングドック・ルシヨン
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