ペンキ塗りを異常に楽しんだのは、つい先日のこと。そして、ペンキ塗りの先にあるのは、もうちょっとそれらしい日曜大工です。
そうか、自分で作るというのもありなんだなぁ、と先日より、構想(?)を練り始めました。ネットで木工関係のブログなんかを拾い読みしたりして。
というのも、ワインラックもそうだったのですが、玄関の電話台。ここもスペースが極小で、なかなかぴったりする家具がないのです。
単に段々がついているだけの棚なら、もしかしてわたしにもできるんじゃないか?と、工作は思いっきり苦手だった過去の記憶を拭い去ったような発想で、見取り図、サイズ、などをスケッチして、いざホーム・センターへ。いやいや、ペンキを買うついでに、木と電動ドライバーなどを見てこよう、と実はとても消極的に、出かけました。
木は、何種類かの木材が、いろいろなサイズの板で売られています。裁断は、頼めば無料でやってくれます。物色していると、ちょっと切ればちょうどよいサイズの針葉樹系の板がありました。イケアの組み立て家具と同じ木材っぽい。
わたしが必要なのは、横35~38センチ、奥行き27センチ、高さ90センチ。その板は80x30だったので、かなりマッチします。立て板2枚の幅を3センチカット、棚板は一枚から二段分。ばっちりです。
しかし!
一体どういう頭してんでしょ、棚板は4枚必要なのに、2枚しか買ってないし!なんかうまい具合に切れたのを見て、すっかり満足してしまったようです。はぁぁ。また買い足しに行かねばなりません。
テレビで、モトGPのタイム・トライアルを観戦しながら、壁の羽目板部分をカットしたり、上の方を丸みをつけようと思ってカットしたり。切れない糸鋸で、ウンショウンショと。なんかそういう作業も、楽しんですよねぇ。
そのあとは、紙やすりで、丸みをつけたりして、細かい木屑にまみれました。すべすべになるから気持ちいい!
この、削るというか滑らかにする作業というのは、材料が何でも大好きみたいです。以前銅版画をやってたとき、最初の作業が、銅版の端をやすりで滑らかにするというものだったのですが、それも大好きでした、そういえば。必要ないくらい、何枚もやすって(?)いました。
上の方は、うまく切れなかったので、すごく不ぞろい。何とか紙やすりで格好をつけようとしています。どうせ棚板が2枚足りないので、急いでも仕方ないし、来週末まで、滑らか作業をすることになりそう。こすりすぎて、木がなくならないといいけど!
そうそう、本来買おうと思っていたペンキ。ちょうど白の大き目の缶が安売りになっていて、おお、うれしや、とゲットしたのですが、店を出て、車にたどりつくまでのがたがた道で、落としてしまいました(カートに積んであった)。車に積み込むときに、ペンキがない!と気付き、あわてて戻ったら、途中で、駐車場を出て行く車が、ぐわしゃ!(という擬音が聞こえそうな感じだった)と、まさにわたしのペンキ缶を、わたしの目の前で踏み潰す光景を目撃。あああ。
結構大きい缶ですよ。普通、気がつくし、踏みつぶさんだろう、パンクするで…。
今のペンキは水溶性なので、車のお掃除は楽でしょうけど、でも、あの人、帰宅して車見て、結構びっくりするだろうなぁ。白が飛び散ってて、目立つし。
それにしても、もう一度同じものを買いに戻る気にもならず、安売りで得した~、と思ったのもつかの間、結局8ユーロ、どぶに捨てた結果に。はぁぁ。ま、そう言うこともありますね。ペンキ塗りの前に、まずきれいに洗浄する必要もあるし、そういうことをしなさいってことかも。
それにしても、足りない棚板といい、ぐわしゃ!のペンキといい、なんか間抜けです。日曜大工には、所詮向かない女なのかも。
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- 2009/05/17(日) 01:15:32|
- 日曜大工、手芸
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