東京の正月休暇2
今回は、遠出はしなかったのですが、なんとなく近場はうろうろしてみました。
そういえば、まだ行ったことがなかった、都心のお洒落なスポット。
新国立美術館。開けた場所に建つ、のびのびとした近代的かつレトロ・テイストのある建物で、内部も斬新なデザインですね~。エントランス・ロビーに、堂々と聳え立つ逆円筒形は、ロンドンの大英博物館を彷彿としました。上の方には、やたら高額なレストランがあるらしいです。
どこも広々としていて、ゆったりと庭を眺められる場所に椅子が置かれたりしていて、都心ってお金がなくても、場所を知っていれば、水筒持参で楽しめるな~、と思ったり。発想がせこいですけれど、でも、無料で展覧会なども見ることができて、ゆっくり休めて、ってとっても素敵なことですよね。
無料だった「独立書展」をのぞいて、びっくりしました。
書なんて辛気臭い、って言うイメージがあったのですが、とんでもない。でかい!斬新!すごい迫力の作品が目白押しでした。書のこんな大きな作品って、油絵よりも厄介そうです。だって、紙って高いし、折りたたんだり立てかけたりできないから保存も大変ですよ。
おっと、どうしても焦点が貧乏たらしい視点に合ってしまいます…。
地下にあるセルフ・サービスでハヤシライスのランチをいただきました。レストランは比較的安いんですが、横にあるショップは、結構高額なグッズばかりで、なんとも。
帰りは東京ミッド・タウンの方に回りました。周辺も美しく整備されているのですね。
奥の方には、別の現代美術館があり、ミッド・タウン内部にも美術館。六本木って、そういう町になったんですねぇ。
昔六本木で働いていた頃は、まだ防衛庁があったし、映画館と青山ブック・センター、時々庶民的な麻生十番あたりが徘徊スポットでしたが、まさに隔世の感があります。そういえば、防衛庁近くのバーで、朝まで飲んだくれて、そのまま会社に行ったこともあったなぁ、なんてことを、今思い出しました。スクエア・ビルでしたっけ?六本木交差点側のビルのディスコに行っていた時代もありましたねぇ。マハラジャとかねぇ。年がばれるな~。
それにしても、東京って面白い、と思ったのが、六本木の駅から新国立美術館へいたる裏道。
ミッド・タウンとか新国立美術館とかヒルズとかの現代的ビルが建ち、周辺も美しく整備されている一方で、そこにいたる小路は、今でも場所によっては江戸時代からあるような曲がりくねった細道で、電信柱がたち、昔ながらのアパートやお店やお寺がひしめいていたり。ミッド・タウンの斜向かいには、古い商店街にあるような店構えの荒物屋さん。そういうところは、昔と全然変わってないんですよね。新しい場所が増えた分、統一感がますますなくて、その混沌が東京っぽいなぁ、と思います。
都心といえば、今回も一日お仕事で丸の内に行ったので、また東京駅にお邪魔してきました。
会社を出たり入ったりしていたので、周辺ビル内部もうろうろ。このあたりもまた、無料でゆったり休めるスペースがたくさん。新丸ビルでは、そういう休憩スペースと、清潔なおトイレ、買い物もしてないのに、ずいぶんと利用させていただきました。丸の内は通りもきれいで、戸外にたくさんの美術品が展示されているのも、楽しいです。
東京散歩、続きます。
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- 2014/01/23(木) 06:33:30|
- 日本徒然
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| コメント:2
何処の場所にも行っていませんね。
地元の人間なんてそう言う物なのでしょうか?
渋谷駅は良く通過しますが、岡本太郎の絵はまだ見ていません。
日本橋や銀座には行く機会があるのですが、東京駅はまだ見ていない。
むかし麻生に住んでいた事があるのですが・・・・
麻布や六本木にも行った事がない!
日本帰国が5年ぐらい経とうとしているのですが、問題ですよね?
用事でも無いと出掛けない物ですね。
- 2014/01/23(木) 08:03:00 |
- URL |
- 古代遺跡めぐり<山下亭> #79D/WHSg
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山下さん
住んでいる町ってそんなもんですよね。私も、ミラノに来た当初は、暇だったせいもあると思いますが、ずいぶんと歩いたものですが、今など、町に出ることもめったにないですよ。
でも東京は、広いだけあって、本当に遊び場がたくさんあって、わたしなどにとっては、目新しくて面白いです。たまに出ると、ちょっとした刺激になって、精神的にはよいかも、ですよ~。
- 2014/01/23(木) 22:22:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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