二年越しのマーガレットが花を咲かせました!
二年、もしかするともう少し前になるかもしれませんが、友人が気持ちオランダ土産、ということで、直径5センチほどのミクロな植木鉢をくださいました。中にはスポンジ状のつめものがあり、袋に入っているゴマ粒よりももっと小さい種をまいて水をあげればいい、といったような取説が付いていましたが、そのまま棚の片隅に。
昨冬のある日、ほこりをかぶったそれに気付き、今植えれば、何とか春に間に合いそうな時期に、直径5センチの植木鉢ではちょっとな~、と思い、ベランダにあった適当な植木鉢に、種をばら撒いてみました。
しばらくすると、チパチパと弱弱しい緑が芽吹いてきましたが、完全に雑草風。それからも、葉っぱが出てくるばかりで、限りなくタンポポ状に緑が広がるばかり。
去年の夏は、ミラノでも涼しい日が続いたので、枯れることもなかった代わりに、ただ緑の葉だけが成長を続けました。どうみてもマーガレットっぽくないので、オランダの種は死んで、たまたまいき合わせた雑草が育っているのかと、信じていました。
そして冬。今年ほど穏やかな冬は、近年なかったほど、ひどい寒さのないままの冬だったせいもあり、緑は相変わらず元気に育っていました。
ある日水をやりながら、やけに背高に育っているなぁ、とよくみると、どうやらつぼみっぽいものを先っぽに何個もつけています。2週間前。
そして4日前。
そして、今日!
本当にマーガレットだったんですねぇ。
種から育てて、花までたどり着くと、喜びが格別です。それも、これは雑草だと思い込んでいただけに。ただのマーガレットなのに、思い入れの分、高級な花にも負けない可憐さだと満足です。
今、我が家の庭は、マーガレット以外にもジャスミンが満開で、窓をちょっと開けただけで、ジャスミンの甘くてやさしい香りに包まれます。
ジャスミンも、育つと木のようになりますが、幸いこの子の育ちは遅くて、さほど大きくなってはいません。とは言え、同居を開始した頃は、確か50センチ程度の高さだったようにも思うので、倍以上になってはいますね。
そして、今年はひとつしか花をつけてくれなかったこの子も、たった一つだけど、力いっぱい咲いています。
そして、この子も、負けずにお花の用意をしています。
ラベンダーの先っぽ。この子こそ、長い長い同居人。最近はずいぶんと弱っている様子なので、土を変えてあげないといけないと思いつつ、できないまま月日が経っています。緑の育ちはいまひとつだけど、毎年ちゃんとお花をつけてくれる。嬉しいですね。この子も、種から育っていますから思い入れは深いです。それも前のお家からずっと一緒ですから。
毎年何かしら購入しては枯らしてしまうことも多いのですが、ケアもあまりしないのに、季節が来れば、律儀にお花をプレゼントしてくれる植物って、本当にいい同居人です。今年は、土を代えてあげたいなぁ。虫が怖いんだけどね~。
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- 2014/04/30(水) 04:13:52|
- 植物、花
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ガヴィさん
オランダの種、と思うと、なんかはるばる感がありますよね。こんなに太陽サンサンの国に来て咲いたあなたは幸せなんじゃない、みたいな。笑。マーガレットって多年草らしいので、このまま住み着いてくれたら嬉しいなって思っています。
- 2014/04/30(水) 21:23:00 |
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- corsa #79D/WHSg
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