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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

ラングドックのホテルとお食事(高い…)

ラングドック、ルシヨン、番外編1

ついでなんで、一応自分の記録として、ホテルと食のことも書いとこうかと思います。
まず、ラングドック。
宿泊ホテルは、世界遺産のカルカッソンヌから、車で20分程度、というのが売り、って言うか、それくらいしか売りがないって言うか、の、カイア・コルビエール(で、いいのかな)Cahihac Corbieresという田舎町のホテルでした。

Auberge Cote' Jardanという、街道沿いにある、一見しょぼい外観のLogisグループのホテルです。




そういえばこのホテル、住所を頼りにカーナビで目指したものの、どうもうまくたどり着けず、村の中に入り込んでしまって、通りすがりのおばあさんに訪ねたんですよね。そうしたら、とっても親切なおばあさんで、「口では説明できないから、ついて来い!」と、どう考えてもご自分も、何か用事で道を歩いていたはずなのに、それをほっぽりだして、車を先導してくれたんですよね。それも、かなりのご高齢のご様子なのに、車を先導している、という意識があるせいか、とっても早足で。

もう、何と言っていいのか、ありがたいし申し訳ないしで、汗ダクダクでした。
小路を通り抜けて街道に出たら、「ここは信号がないから、ちょっと待て!」と言って、自ら道路に出て、車を停めてくださって。ちょっと漫画みたいなおばあさんだったな、今思うと。それにしても、フランスでも、田舎に来ると、こういうとんでもなく親切な方がいらっしゃったりはするんですね。いやはや、感動しました。

で、ホテルですが、外観のしょぼさに反して、中が素敵だったらよかったんですが、ここ、中もかなりしょぼかったです。一見は、こぎれいでかわいらしいお部屋の振りをしているんですが、お値段が決して安くないのに、バスルームは、信じられないくらいに小さくて、いまどき、こんなの、かなりの安宿でもないんじゃないの、って言うレベルだったんで、本気で驚きました。それに、すべてのスタッフが、フランス語以外は一切だめなのも、驚きでした。
一応、レストランで売っているらしく、レストランのレベルは、そこそこ。でもお値段はかなりいいんです。内装に比べると、ちょっと納得できないレベルです。それも、3泊以上の宿泊客には、割安メニューを提供するのに、2泊までのお客さんには一般客向けのメニューしかなくて、それも割引一切なし。これは驚きました。

確かに、お皿はどれもきれいで、いかにもおフランス料理。





でも、なんつーか、ちょっと時代遅れ感もありました。こういう風にきれいに並べればいいってもんじゃない、的な。





ボリュームはたっぷりでしたけれどもね、とにかく高いよ。





フランスの場合、ワインも結構高い値段設定しているので、さらに割高感。同じようなメニューを、三泊以上の人が半額以下で食べられると思うと、それも割高感をアップさせますね。
ここ、おなじみのブッキング・コムで予約したんですが、そういう文句をコメントしたところ、同様意見が多数書き込まれていました。それでも変えようとしないんだな~。





そもそも、一人で二泊で予約したのに、チェック・インのとき、二人で三泊になっているし、二日目の朝、出かけようとしたら、スタッフの一人が息せき切って車のところに走ってきて、「しゅ、出発するなら(ぜえぜえ=息が切れている)、ちゃんとお会計してください…っ!」と鬼のような顔でのたまったくらいですからねぇ。はぁ?でした。ひどいホテルだよねぇ。
あ、高い高いといっても、もちろんわたしの泊まるホテルですから、宿泊代は70ユーロくらいだったのかな。でも食事を入れると、軽く100ユーロ超えました。朝ごはんは、もちろんついていないし、頼むと10ユーロとかするんで、頼みませんでした。これも、フランスではノーマルですが、この値段で、この田舎で、信じがたい。

村にレストランはないものか、とぶらぶらしたのですが、他に、やはりかなりしょぼいホテル・レストランがあるだけだったように記憶しています。
何もなくて、静かな空気が流れている、穏やかでいい村でしたけれど。




おなじみのロマネスクは、以下でどうぞ。
ロマネスクのおと

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  1. 2014/07/31(木) 05:40:29|
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