師走になると、やっぱり走っちゃいますね。
忙しい…、やはり忙しい。仕事がね。普段、やらないもんで、やる習慣がないもんで、だから、ちょっとやらないといけない、というだけで、アワアワしちゃうわけです。
今日だって、本当は半ドンの金曜日なのに、だから、同僚のほとんどはいつも同様に、昼過ぎにはいなくなっているのに、おいおい、16時だぜ、いやいや、もう17時、みたいな感じで切り上げることができず、イライラ。一方で、いや、世間の多くの皆様は、金曜日も普通に働いているだろう?と思いながらも、これではスーパーへの買出しの時間が、云々…。
日本を考えると既に、激甘なんですが、でも、金曜17時というのは、わが職場では、平日22時、という空気なんで…。
そうはいいながら、クリスマスは近い。っていうか、だからこうやって走っているわけで。
面倒だな、と思いながら、そして、ほとんど、もうやめようかと思っていたのが本音なんですが、今年も、ちゃんとクリスマス・ツリー、出しました。
点灯!
面倒と思いながらも、出す元気が出たのは、オーナメントをちくちくと作ったからなんです。
新しく作ったものは、こちら。
作ったといっても、実は、フェルトに、ビーズやボタンを縫い付けただけなんですけれどもね。
クリスマス関係を探して、あちこちうろうろしている際に、近所のよく行くメルカート(青空市場)で発見した、クリスマス向けのランチョン・マット。
一人前1ユーロを、赤白二枚購入。それを適当に切り刻んで。
ビーズをちくちくと縫い付けるのって、結構手間なんですよ。でも、元来ちくちく好きなのが、若干パッチワークにも飽きていたところで、ちょうどよい、新しいちくちくアイディアだったんで、すっかりはまってしまって。古いビーズも、いい加減、使い切ってしまいたかったし。
それに、クリスマスのオーナメントって、もちろんお金を出せば、素敵なものも一杯あるのですが、でも、すごく高かったり、それでいて、趣味が合わなかったりで、意外とほしいものってそこらであるもんじゃないんですよね。
吟味したわけではないけど、なんとなく過去に気に入って購入したものは、それなりに好きなんだけど、こういうの、最近は出会えません。
クリスマス・ツリーを抱えたサンタ・クロース。焼き物。かわいい~!
右上は、木製彩色のサンタ・クロース。左腕がピン止めしてあって、動くのがかわいらしいし、素朴感が大好き。左下は、かつて、ローテンブルグのクリスマス屋さんで求めた、本格的くるみ割り人形。
右の方は、陶器のくるみ割り人形。人相の悪いのが、いかにもって感じで、好き。手前のツリー・オーナメントは、何年も前に、友人がプレゼントしてくれたもの。
きっと、本格的なクリスマス・マーケットは、こういう風に、好きになれるオーナメントなどを探しに行く、というのが、本来の目的なんでしょうねぇ。クリスマス・マーケットの本場はやはりドイツなどの北方。ミラノだと、すぐ近所にはそういう本格マーケットはないので、なかなかね。たまには、トレントやアルト・アディジェに行くのも有りかもと思いますねぇ。
とか何とかいいながら、毎晩、ツリーの電飾をぺかぺかさせながらくつろぐ、というこの季節の雰囲気は、なかなか好ましいのですよね。
週末は特にね。乾杯。
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- 2014/12/13(土) 07:47:39|
- ミラノ徒然
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| コメント:2
驚きの種明かし!! 秀逸のアイデアですね。 赤白のコントラストを生かした唐草のとか、縁を生かした棒状のとか・・・・なんと柔軟な発想なんでしょう。 作るのも楽しかったそうですが、見せていただくのも楽しいオーナメントでした。
こういうフェルトのマット、私も見たことがあるので、今度真似してみよっと・・・。
- 2014/12/13(土) 06:22:00 |
- URL |
- テルマル #79D/WHSg
- [ 編集 ]
テルマルさん
ちょっと安っぽいですけれど、自分のちくちく病と、経済的なお得感を考えるとね、結構楽しい時間が過ごせて、ナイスでした。
ってか、このちくちくがなかったら、今年はきっと面倒が先にたって、ツリーは出さなかった気がします。まぁ、それはそれでいいんですけどね。とはいっても、季節感は大切にしたいですしね。
- 2014/12/14(日) 23:32:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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