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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

ぶら下町

東京の正月休み その3

前回記事で書いたように、接続状態が悪く、プロバイダーと闘う日々。多分解決したようにも思うんですが、さて、どうでしょうか。
それはさておき、東京散歩、続きです。

前回は、時間の都合がつかずに断念しましたが、今回は、大好きな下町方面のお散歩もしてきました。
地下鉄の根津で待ち合わせて、最初に向かったのは根津神社。




新年明けて、もう10日もたとうというところでしたが、まだお参りの方、たくさんいて、本殿でお賽銭を上げるまで、ちょっとした行列でした。
それにしても見事に晴れ上がった一日で、とっても気持ちよかったです。




青空に映える鮮やかな連続鳥居。
ふと、津和野だったか、こういうのがあったなぁ、と思い出しました。ただ鳥居が並んでいるだけなのに、それをくぐって歩くだけで、わくわくする何かがあります。
神社もお寺も、元は、結構ハデハデぎらぎらの彩色がされていたんですよねぇ。それは、ロマネスクでも同じ。枯れている様子に魅かれるのは、本来的ではないのかもね。

お参りのあとは、のんびりとお散歩です。
しもた屋風の古い家屋が、お洒落なケーキ屋さんになっていたり。




昔懐かしいサトちゃんがいたり。




それでも、全体に小ぎれいに新しくなってきているなぁ、と思いながら向かった先にびっくり。




手ぬぐいの丁子屋さんが、すっかり新築になっていました。
2,3年前に来たときは、昔ながらの家で、ガラス戸をあけて入ったところがお店で、住居の軒先でお店をやっているようなつくりでした。まだ、家の前を川が流れていて藍染めしていた時代を髣髴とさせる空気がありました。それが、もうすっかり新築。
お店は独立した小さな空間ですが、お店のすぐ脇に自宅の玄関があるのが、愛らしいです。
もちろん、手ぬぐいを求めてきました。

すぐ脇には、こんな古い家屋が残っています。




でも、こちらも明らかに廃屋ですから、遅かれ早かれ、撤去または建て替えとなるのでしょう。当然の時の流れではありますが、一抹の寂しさはありますね。

ぶらぶら継続。
弥生式土器発掘記念碑。




ブラタモリでやってたよね~。
その、すぐ向かいに、帽子屋さんがあったので近寄ると、なんか、変。




ウィンドウのひとつは帽子屋さんなんだけど、お隣、というよりメイン・ストリートに面したウィンドウには剥製が…。看板に、「鳥獣剥製」とあり、剥製師の免状のようなものも貼ってありました。下町も奥が深い。

東大。




そうか、東大ってこんなとこにあるんだね。灯台下暗しっていうか、東京に住んでるけど、あんまり無縁な場所なので、来たことがなかったです。
それにしても、近代的なビルが立ち並んでいるので、びっくり。イタリアの大学って、今でもなんだか古めかしい建物ばかりだし、とにかく規模が全然違うし。
敷地内にある東大病院の建物なんて、遠目でみても、あまり立派なので、本当にびっくりしてしまいました。

その先は、もう不忍池。




寒いのに、世の中にはびっくりするくらいボート好きがいるんだなぁ。
鴨やらかもめやらサギやら、枯れ枯れになった立派な特大蓮の間に、たくさん漂っていました。あれだけ鳥がいるって言うことは、植物や小動物が豊富って事だね。東京も、きれいになったもんだな。

下町散歩、もうちょっと続きます。

おなじみのロマネスクは、こちらへどうぞ。
ロマネスクのおと

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  1. 2015/01/25(日) 07:07:18|
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