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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

わくわくのペンギン・パレード!

チューリヒ、週末旅行その8

いよいよ、入園当初からわくわく期待していた時間が近づいてきました!ということで、目的の場所へ急ぎ足です。




なんせ、入園の際、ペンギン・パレードは、13時半だからね、って念を押されていますからね!既に、入園者が三々五々と集まって来ています。きっとみんな期待してるんだな~。
こういうイベントって、日本だと旭川動物園ですよね。一度は行って見たい動物園だと長年思っていましたが、まさか、その憧れのイベントに、チューリヒで出会うなんて、予想もしなかったな~。

人々が柵の外に鈴なりになってきます。
こんな雪の日ですら、この人出!日曜だから、子供連れが集まる日でもあるのでしょうが、それにしても晴天だったら、大変なことになっていたでしょうねぇ。
ペンギンたちは、しかし、人々のざわめきなんか完全無視。毛づくろいしたり、腹ばったり、好き勝手に過ごしています。




拡声器から、ピンポーン、とお知らせが流れました。
すると、好き勝手をしていたペンギンたちが、何の指図もされていないのに、自分たちの庭で、行列を始めました。




グレーの背中を見せて、あっちに行ったかと思うと、




今度は、真っ白な腹を見せて、こっちに戻ってきます。うぉ~!小学生よりもお行儀いいかも?少なくとも、イタリアの小学生よりは、絶対だ!




出てきた~!




目の前を通り過ぎる~!




意外と早足だよ!ゆったりとシャッターチャンスを計っている暇、なし。
このあと、両側にぎっしりとギャラリーが並ぶ沿道を、ペンギンたちについて、子供を差し置いて、いい大人中心に、ペンギン行列について歩くのでした。我々も、我先に…。




ほほ、われながら浅ましい~!なんかペンギンには、不思議な魅力があるな~。
友人が、その友人のペンギン・マニアのことを、よくブログに書いているので、最近その世界のことをちょっとだけ垣間見ているのですが、うん、マニアにはならないまでも、ちょっと分かる気がするよ。何だろうねぇ。

パレードのゴールになっている小さな広場で整列。




お名残惜しい~。多分このあと、また自分たちのお家まで戻るってことなんでしょうけれど、そして、最後までついていきたいところでしたけれど、実は、どうしてもここに来たかった目的地に、まだアクセス出来ていない上に、予想外に時間がなくなりつつある状態で、泣く泣く、この整列でペンたちにお別れ…。しくしく。

でも、この動物園、ひとつの別れに悲しんでいる暇なんか、まったくないんです。急ぎ足がふと止まったのは、東屋の上のお姿に気付いて。




え?まさか、この季節にこんなところにいるはずないじゃん?と、目を凝らしたのですが、やっぱり、そうなんです。




まさかのコウノトリです!それもつがい。どうなっちゃってるの、チューリヒ?

その先には、冬に強いタイプの猿が多数。いわゆるサル山。面白いじゃんよ~!本気で喧嘩してるぞ、あいつら!
ああ、ゆっくり見たい!でも時間がない!ここを、左に曲がらなければ、と思いながら、また見えてしまった、また他の動物の姿…。本当に、悲しんでいる暇がないどころか、どうやって時間配分したらいいんだ!という目白押し展示。




ぞぉぉぉ~!象さん。
この象スペースは、丘の下の方にあり、上からアクセスするので、のしのし歩き回っている象さんの背中が見えてしまったんですよねぇ。そうなると、どうしても、一目でもちゃんと見たい、ということになり、本気の急ぎ足で、というより、ほぼ小走りで、丘を降りてみました。
ここは、本当に心残りでした。かなり広いスペースを、自由に歩き回る象さんたち。その上、これはあとから知ったので、かえってよかったんですが、その先には、屋内スペースもあり、中にも多数の象さんたちがいたようなんです(下の、象さんの奥のほうの建物。巨大なテントのような姿の建物です)。




チクショー!朝ごはんゆっくりしすぎたじゃん~、とまさに後の祭りの愚痴大会。だって、帰りの時間は近づくばかりで、そして、わたし的に一番の目玉はこれからなんだもん…。

ちなみに、ここの象さんたちには、プールもあって、ガラス越しに、象さんの水泳を見学できるそうですよ。まさか冬は、温泉でもないでしょうけども。

では、最後の大物まで、もう一度だけ、お付き合いください。写真は、意外と地味なんで、誇大宣伝ぽいですが。

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  1. 2015/02/19(木) 06:54:52|
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  4. | コメント:2
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コメント

No title

コウノトリ(シュバシコウ)はスイスでは留鳥として一年中いるものと渡り鳥で来るのがいます。
動物園にいるのも野鳥ですが、巣を作れるように場所を提供しているので一年中数ペアがいます。
ゾウパーク見られる時間が無かったのですね、残念です。
6/17生まれの子象がいてとても可愛いのですよ
ゾウの屋内の建物内には烏骨鶏が放し飼いの他、ハツカネズミ、鳥 他も飼育されていて
暖かくプールもあるので一年中ゾウたちは泳ぐことができるようになっています。
次回お時間があったらぜひ見に来て下さい
  1. 2015/03/04(水) 22:20:00 |
  2. URL |
  3. 蛟(みずち) #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

> 蛟(みずち)さん
コウノトリが一年中いるなんて、夢にも思いませんでした。それも雪の中。
そうそう、象パークは本当に残念でした。
冬でもプールで泳ぐんですか。そりゃ、ますます残念。また行きたいですよ!
  1. 2015/03/09(月) 18:53:00 |
  2. URL |
  3. corsa #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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