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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

フィナーレを飾る光のショー

ミラノ万博、その10

万博は、毎日10時から23時までオープンしていますが、朝から訪ねる人も多く、最後までいるのは辛い、ということもあって、実は万博最大最高のショーを、見ないで帰ってしまう人も結構いるようです。
それは、生命の樹アルベロ・デッラ・ヴィタAlbero della Vitaのモニュメントで繰り広げられる、光と水のショーなんですが、なんせ、光のショーですから、夜暗くなってから始まるのです。

とは言え、実はわたし自身、最初に夜だけのチケットで訪れた際、つい夕食に時間をとられたりしていて、現場にたどり着いたときには、ショーの最後で、華々しい花火を垣間見ることが出来ただけ。これはいかん、と2回目のときは、早めに会場に到着しました。




そこで初めて知った、ショーの時間。
夜だけだと思ったら、日中にも二回、あるようですね。最初に確認しとけって感じ。反省がないわたし。しかし日中のショーってどういう感じなんだろうか。

今回は、10時のショーを見ようと思い、9時半過ぎにたどり着いたのですが、樹のある池の周りは、既に人で一杯。適切な場所を探すのも難しいくらいでした。
ちなみに、上の電光掲示板の数字は、時刻ではなく、あと8分53秒でショーが始まる、というお知らせなのです。日本館以外で、このような表示のあるのは、ここだけですね。

でも、この頃から、既にショーが始まりました。スポンサー名がアナウンスされていたようだったので、スポンサーが付くと、エクストラでショーがあるのでしょうか。




昼間は、あまりぱっとしない木製の塔なんですけれど、照明が入ると、なんとも不思議に素敵。この色は、ちょっと中華的かも?




照明が変わると、がらりと雰囲気が変わりますね。




塔の周囲は噴水があって、水も照明に染まります。相当高くまで噴出し、水しぶきが飛んでくるくらいです。




水の飛び方も多彩で、よく考えられています。塔の照明も、ラインと点と、とってもバラエティーがあります。




レーザー光線も飛んでます。







どんどん盛り上がってきます。音楽も付いてますから、なんだか興奮しちゃって、口をあけて馬鹿面して見ていたと思います。思い出したように、カメラーのシャッターを切りながら。




塔の天辺に届くような高さの噴水は、大迫力。
花火もそうなんですが、こういうショーの演出、なかなかなんですよねぇ。
クライマックス、花火が~!




滝状花火の後は、ロケットー!




最後に、精一杯に輝く塔。
これって、女の子なら誰でも喜ぶビーズ・セットみたいな、そういう色合いですよねぇ。イメージの中の宝石っていうか、こうして見ると、若干安っぽい感もありますが、本物は、なかなかのもんなんです。




一日を見事に締めくくってくれるショー。みんな満足して、出口に向かいます。体力に余裕があれば、もう1回見てもいいくらいでした。余裕まったくなかったので、素直に出口に向かいましたけどね。




今週末は、ちょっと無理かもしれないけれど、8月にもう一度、見られると思います。もしかして、演出も違っていたりするかもしれないし、楽しみ。
再訪の際、面白い写真が取れたら随時アップします。

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  1. 2015/07/06(月) 02:41:41|
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