ミラノ万博、その12
ジャパンデー、お勤めの平日よりも始まりは早かったです。
万博入り口に、9時集合でしたが、ついつい早め、8時半過ぎには到着。集合場所には、既に関係者多数。
イタリア人のボランティアさんがたくさんいて、びっくり。後からやってくる人々を見ていても、圧倒的にイタリア人。へぇぇ。
ほぼ集まったところで、みな一緒に入場。
お、入場口も、ジャパンデー専用口。
なんだか、ちょっと嬉しかったです。
びっくりしたのは、開園の10時まで、まだ1時間もあるのに、既に一般入場口に、行列が出来始めていたこと。
前回9時半過ぎに到着したところ、既にかなり長い行列でしたが、早い人は、こんな時間から来ているんですねえ。
そして、みんなで移動して、控え室になっている建物へ。我々以外、パレードの当事者である祭り関係者も続々と到着します。控え室は、どんどん混沌と化していきました。
わたしは運営スタッフなので、配布されたシャツに着替えるだけで、うろうろしていましたが、様々な衣装の様々な人たちを見ていて、だんだん興奮してきます。
なんか、いいですよねぇ。着物は美しいし、太鼓などの小道具の存在感もすごいんです。わくわくドキドキ。やたら写真を撮ったり、日本からこの日のために来ている人たちに話しかけてみたり。
スタッフは、早めのランチにいくこととなりました。
ボランティアの圧倒的多数は日本人ではないので、なんとなく流れで、通訳なんかもしながら、日本館のフード・コートに移動。
到着したときは、まだ11時前でしたが、フード・コートでは、朝礼の真っ最中でした。あ~、日本だな~、と懐かしく思いました。全社朝礼とかそういうの、イタリアではありえないですからね~。
ランチは、ココ壱のカレー、またはモス・バーガー。
ランチ中に、ねぶたの跳人を担当するボランティアさんたちが、遅れて入ってきました。その姿を見たとき、ちくしょ~!やっぱりオレも踊りたかった~!と痛恨気分になりました。
だって、かわいいんですから~!こんな格好、一生することはないだろうし、してみたかった!
でも、年も年だし、肋骨骨折から、完全に復活していない状態を考えると、絶対無理だったんですけれどもね。いや、しかし、かわいい衣装だったなぁ。
面白いと思ったのは、衣装、男性がハデハデなんですね。女性は、帽子なしのお着物だけ。たすきがちょっと大きめでしたが。男性が派手、というのは、人間以外の多くの動物がそうであるような、そういう同じ流れなんですかね。性的な何かも含まれているってやつですかね。お祭りって、昔は、男女の交わりも含めて無礼講の世界だから、そういう精神が、綿々と伝わっているんでしょうかね。
そういえば、どの祭りの衣装も、男女問わず、基本同じように派手で、普通の生活を考えると、男性の派手さは特筆もの。伝統って、生物学的なそういうものだったりするんですねぇ。これ、認識したことなかったことで、発見でした!
ちなみに、日本館も、この日のために、特別の装いとなっています。
仙台七夕の立派な吹流しが、たくさん。
そして、イタリア人も大好きなこの方が、大集合!
ドラえもんは、やっぱり誰にとってもかわいいみたいです。
後刻、夕食をいただいた店で、「ドラえもん、まだあった?あれ、どうしても欲しいんだよねぇ。今夜遅くか、明日早くにこっそりいったら、一体くらい運び出せるかなぁ」と不穏な発言をするお姉さんがいました。もちろん冗談ですが。
もちろん、イタリアでもアニメをやっているから、それで知名度も人気もあるんでしょうけれど、わたしも含めて、多くの日本人が大好きなキャラクターが、他国でも変わらず愛されているというのは、嬉しいことです。それも、ドラえもんというオリジナルの名前で、って言うのも、嬉しいです。
団結式は、控え室で。我々は、すぐに移動しないといけないので、外で待機。
我々運営スタッフは、5人ずつのチームに分けられて、各担当者と現場に移動して、スペースを確保。でも、最初は指示があいまいで、みんなおろおろしていました。
鮮やかな赤のボランティアTシャツ。背中に祭りがリストアップされていて、なんだか誇らしく、嬉しかったです。
いよいよ、パレードが始まります。
眠いので、次回。長くなってしまって、すみません。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2015/07/14(火) 06:08:05|
- ミラノ徒然
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