トリュフの季節は、葡萄のお酒を仕込む季節でもあり、それゆえに、恒例のグラッパ合宿の季節!
今回も、昨年に引き続き、ピエモンテ合宿を敢行しました。結果は、上の写真の通り。
いつものように、金曜日から日曜の二泊三日で、都合、9軒の蒸留所と、2軒のワイン販売所を回りました。そして、毎度、セーブしようと思って出かけるにもかかわらず、結局15本のグラッパと、2本の赤ワインを購入。
お酒に加えて、勿論ピエモンテのご飯も堪能しました。
好きだけど、わざわざミラノで食べようとは思わない生肉系前菜とか、ビテッロ・トンナートVitello Tonnatoは、毎年この合宿で食すのみとなり、また、それで十分って感じになっています。本場もん、おいしいからね。
今年は、夏の暑さの反動か、寒さの訪れが早く、葡萄の収穫も、昨年よりは全体に早めだったようです。同時に、いつもはさほど目に留まらない紅葉が美しかったのは、思わぬ目の保養となりました。
赤や黄色に色づいた葡萄畑、実に美しかったです。
熟した果実にも、あちこちで目がひきつけられました。
大きさ的にはさほどの樹でもないのに、びっくりするほどたわわに実っていた梨。数え切れないほどが地面に落ちていて、虫たちが大宴会。レストランの庭だったので、なぜ収穫しないのか尋ねたら、獲っても獲っても出来ちゃうのよ、ということでした。
他の場所では、ザクロがぱっくり。
何も尋ねませんでしたが、ここでも、きっと同じ答えが返ってきそう。
果物もいいですが、この季節、美しさを誇るこちらも、忘れてはいけませんね。
バラは、葡萄畑によく植えられています。ツルバラなど、野生種系のものが多いと思うのですが、その素朴なスタイルが、逆に新鮮で自然っぽくて好きです。
今回もまた、生産者さん、グラッパともに、新たな素敵な出会いがありました。再会もありました。
同じメンバーで、グラッパに特化した合宿をするようになって、ピエモンテは3年目。蒸留所によっては、3回とも律儀に訪ねているわけで、そうすると、先方も、なんとなく覚えていてくれるようになるんです。こちらの訪問を喜んでもらえる再会は、やっぱり嬉しいものです。
そんな蒸留所では、セーブすることなど吹っ飛んで、つい購入してしまうのが、問題といえば問題ですが…。
こんな、度肝を抜かれるような演出をする蒸留所にも出会ってしまいました。
既に訪問していた蒸留所ですが、見学をさせてもらったのは初めてでした。まさか、こんなことになっているとはねぇ。
というわけで、グラッパ・ファンはあまりいないとは思いますが、しばらく後にレポート開始しますので、お付き合いいただけると嬉しいです。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2015/10/27(火) 06:42:01|
- グラッパ
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| コメント:4
今年は猛暑だったので、葡萄を始め果実の実りは良かった様ですね?
それにしても・・・・・・
お酒の数は半端じゃありませんね!
直ぐに無く為っちゃうのでしょうか?
- 2015/10/27(火) 00:58:00 |
- URL |
- 古代遺跡めぐり<山下亭> #79D/WHSg
- [ 編集 ]
> 山下亭さん
ある生産者さんは、霧が少ないのでよくない、とおっしゃってました。お酒によっていろいろなんでしょうね。
購入はセーブするつもり満々だったのに、結果的には15本。合宿は半年に一回ですが、とても半年で消化できる量ではないです。アルコール度数が40度以上ですから、さすがになかなかなくならないです、笑。幸い、5年くらいは悪くならないし、熟成モノは、もっと大丈夫だとおもいますので、それまでには消化できるでしょう。
- 2015/10/27(火) 21:53:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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バラ、綺麗ですね。オールドローズ系ですかね?
日本の牡丹を思い出しちゃいました(≧∇≦)。
立派なざくろ、シロップにしたら綺麗でしょうね~いいなあ~こんな場所^_^。
- 2015/10/28(水) 14:42:00 |
- URL |
- はなさん #79D/WHSg
- [ 編集 ]
> 洋吉ちゃん
宿泊したアグリツーリズムの庭に咲いていたバラです。他の種類は、もう黄ばんでいた中で、この子は、実に美しく朝露にぬれて輝いていましたです。オールドローズ系でしょうね。いいですよね。
ザクロって、シロップになるんですね。へぇえ。たくさんなっていたので、ひとつくらいいただきたいくらいでした。
- 2015/10/28(水) 23:01:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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