カンタブリア・ロマネスク、その31
カンタブリア最終日は、午後早い飛行機で出発だったので、あまり時間がありません。悩んだ結果、せっかくここまで来ていながら、ほとんど見ていない海を見てから帰ろう、と思いつき、行き先を決めました。
目的は、サン・ヴィセンテ・デ・ラ・バルケラSan Vicente de la Barqueraです。遥か昔に、通り過ぎたことはあると思うのですが、記憶なし。空港とは反対方向ですが、でも、高速に乗ってしまえばたいした距離でもないので、余裕です。うまくいけば、お魚ランチにもありつけるかも…。
ということで出発。サンティジャーナから出発なので、高速(写真下の赤白の道)ではなく、海側の国道を使うことにしました。 がらがらのきれいな道を、快適に走っていると、10キロも行かない地点、道端に、またもや、目立つ看板発見!
いったん通り過ぎたのですが、後戻って確認。道端に教会があるわけではなく、街道沿いの村に入り込む必要があります。でも、好物のプレロマネスクとあっちゃ、知らん振りは出来ません。 というわけで、カボ・レドンドCabo Redondoという村の住宅街に入り込みました。 ちょっとの間、さして広くもない住宅地を行ったり来たりして、たどり着いたのは、こちら。サン・バルトロメ礼拝堂Ermita Prerromanico de San Bartolome'。9世紀起源です。
かわいらしい後陣! 本来あるはずのファサード側、つまり西側は、のっぺらぼう。
おそらく、こんな小さな建物ですから、もともとファサードのようなものはなかったと思いますが、いずれにしても、後付の壁のようですね。 一帯は小さな児童公園になっていて、脇を小川が流れ、実に小さな土地ではありますが、夢のようにきれいな場所でした。
南側に扉。勿論開いていませんでしたけど。
こんな小さくても、持ち送りには、ちゃんと彫り物が飾ってありますね。北側もずらり。ただし、ほとんどは傷んでしまっていて、原型がわからないものの方が多いのは残念。
こういう教会では、きっと地元の石工さんが働いていたのでしょうから、いずれにしても、シンプルなモチーフだったのだと思います。それも、かわいらしい村の教会には合っていますよね。 なんだか、人知れず、大切にされていて、ちゃんと往時の姿をとどめている教会に出会うと、無性に嬉しくなります。わたしだけが出会った、みたいな希少な気持ちになったりしてね。
気を取り直して、再発進。国道を順調に飛ばし、サン・ヴィセンテに近づくにつれて、海も近付いてきて、時々絶景が広がります。
でも、写真が撮りたい~、と思う場所では、なかなかうまく停車できず、やっと停車できる場所では、こんなつまらない絵しかとれないといういつものパターンで、残念。
サン・ヴィセンテは、予想より面白くて、教会の見所も多かったので、次回じっくり。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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2016/02/17(水) 05:54:39 |
カンタブリア・ロマネスク
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案内標識が立って居たら・・・・・
期待して見に行きますよね!
「有史以前のモニメント」何て在ったら、予想して居ないだけ気合いが入りますよね?
期待して見に行った割には、小さな名も無いストーンサークルの残骸などの出会う事が在りました。
其れでも古代人は何かの理由が在って、ストーンサークルを創った場所なんですね?
古代遺跡の場合、こんなに立派な標識は見た事在りませんが・・・・
2016/02/17(水) 06:29:00 |
URL |
古代遺跡めぐり<山下亭> #79D/WHSg
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山下さん、やはり行っちゃいますよね。というか、行かずにはおれないですよね。
今はもしかすると、古代遺跡でも、結構観光地化しちゃってるかもしれませんよ。
スペインも、10年前には、こんなに立派な表示はなかったと思います。一昔とはよく言ったもので、10年くらいで、結構変わりますね~。
2016/02/17(水) 22:56:00 |
URL |
corsa #79D/WHSg
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