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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

玄関ドア

今日8月15日を中心にした数日間は、ミラノの人口が一年で最も少ない時期です。日本のお盆のような、宗教的な祝日であること。そして、イタリア人にとってのバカンスはまず海で、そしてやはり8月にお休みを取る人が集中していること。で、ミラノ人に残っているのは、お年寄りとか、外国人ばかりということになります。
どこに行っても混んでいて、お値段も高いこの時期にお出かけするのはいやなので、わたしは大抵ミラノに残ります。車も少ないし、バスやメトロもがらがらだし、会社もほとんど開店休業状態だし、のんびりできるんですよねぇ。
そんなミラノで、今日はのんびりだらだらと過ごしていました。やはりミラノに残っている友人と、明け方まで呑んでしまって、どうにもやる気が出なかったせいもありますが。

で、せめて少しは何か、と思って、手をつけたのが、玄関のドア。
これは、もともとあった鉄棒入りのドアが、まだまだしっかりしていたので、改装時かえずに、そのまま使っています。
気になっていたのは、表札。というか、名札。ドアに、以前の住人の名前のプレートをつけたままにしていたのですが、それを何とかしないと、と入居以来考えていました。

自分の名札をつける気は毛頭ないし、でももともとある名札プレートを取ると、取り付けの穴があるし…、ということで、安物の額縁をかけることにしました。改めて釘打ちなどをする必要もなく、ぴったりと収まりました。


そして、売るほど持っているたくさんの絵葉書の中から、北斎の富嶽の一枚を入れてみました。海が夏っぽいかと思ったのですが、ちょっと月並みですかね。季節ごとに変えていきたいと思います。



まだ不足している家具もありますが、そろそろ壁に飾るものなどを考えている今日この頃。昨日は郊外のホームセンターやイケアで、大きなポスター用の額縁を物色してきました。今は、壁がまだ真っ白ののっぺらぼうで、さびしい室内。絵を飾ったら、きっと、より落ち着けるお家になることでしょう。
こうして少しずつ手をかけていくのは、楽しいものです。
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  1. 2009/08/16(日) 06:27:34|
  2. インテリア、小物
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