秋のグラッパ合宿、ピエモンテ1
この秋もまた、グラッパ合宿、参加してきました。秋は、ピエモンテです。
この合宿は、企画から宿の手配まで、同行の友人たちがやってくれるので、私は、集合場所まで車で行けばいいだけ。合流した後は、彼らの計画に従って、のんびりと車窓を楽しんでいればいい、という至福ののんびりドライブとなります。
ただ難点は、人任せだと、どこに行っているのか、ルートすらわからない、ということ。そのために、前回の合宿から、久しぶりに絵日記を作ることにしました。
グラッパにはまりだした当初より、ボトルのラベルをはがさずに、スケッチして残す、ということをやっていて、その同じノートに、日記も入れることにしたんですけれど、訪ねた蒸留所がすぐにわかって、大変なお役立ち。紙ベースのものって、結局手近に置いておけば、デジタルより便利だったりはしますよね、いまだに。
ラベルの絵は、2013年から始まって、今、ちょうど40本分、たまりました。自分の描いたつたない絵でも、描いておくことによってイメージが定着するし、感想も入れとくと、好きだったもの、特に苦手だったものなんかは、味の感覚もうっすらと覚えていたりします。いろいろ忘れっぽいので、とても有効です。
というわけで、今回のルートはトップに置いた絵日記のようになっています。ノヴァラNovaraの近くで合流して、まずはロンバルディアにも近い地域から始めて、そしていつものアルバ方向まで。
回った蒸留所は、初めての場所と、おなじみの場所と合わせて、都合8カ所で、14本のグラッパとブランデーを購入しました。
家では、すでに簡単には飲みきれない量のボトルがあるので、なるべく買わないように、と誓って出かける今日この頃ですが、試飲しておいしいと、どうしても買いたくなっちゃうもので…。我が家は狭くて、物置もない家なので、保存場所を確保するのが大変なので、もう本当にこれからは気を付けないと、という状況になっています。
これまでは、グラッパ棚に何とか収まっていたのですが、いよいよ無理になって、部屋の片隅に、箱に入れて保存するしかなくなってしまったので…。
どんどん消費するぞ、と思っても、グラッパは、ワインのようにがぶがぶは飲めませんしね。まさに、嬉しい悲鳴ってやつ。
ところで今回、いつもより1週間遅い週末だったせいか、あちこちで素晴らしい紅葉に出会い、合宿と同時に、素敵な紅葉狩りもできて、さらなる満足感を得ることができました。
というわけで、まずは、紅葉狩りの写真をアップしてみました。
そういえば、合宿に前後する時期は、お天気が不安定で、合宿前の週末は大雨、合宿後の週末も大雨、という状況の中、この合宿の週末だけは、このような晴天に恵まれました。この数年、晴れ女を自負しておりますが、同行者にも晴れ女がいたため、威力がすごかったんですね、きっと。会社の同僚にも、「あんたがどこかに行くときだけは、いつも晴れてるよね?」とうらやましがられました。
ブドウ畑の続く丘、突然現れるお城。山の多いピエモンテも、このブドウ産地のあたりの起伏ななだらかですから、実に美しい眺めが続きます。
美しい風景、おいしい食事、素朴な生産者さんたち。毎度のことですが、グラッパ合宿、実り多いです。
次回から、蒸留所巡り始めます。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2016/11/17(木) 06:49:33|
- グラッパ
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