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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

最果てにたどり着けば大工事中(カナレス・デ・ラ・シエラ)

2015.07.スペインの旅、La Rioja編、その7

この地域では唯一、ランチにありつけそうな場所を目指して、やってきたのは、山道の最奥、カナレス・デ・ラ・シエラCanales de la Sierraです。途中には、いかにも山のリゾートっぽい土地などもありまして、山感、半端ないです。

山奥の割には、結構な規模の村で、適当に路肩に車を停めようとしたら、視線バチバチ、近所の人なのか、おやじがじーっと見ています。
縦列駐車、慎重にやればそれなりにできるんですが、見られていたりすると、上がっちゃって、たいてい失敗します。このときも一回失敗して仕切り直し。そこで、おやじ登場。細かく指示してくれて、無事、完璧に駐車。拍手をいただきました。
このおやじとは、後刻バールで再会。小さな村って、なんか逃げようないよね。逃げる必要ないけどもさ。

おいしくもないランチをさっさと済ませて、教会へ。




サン・クリストバル教会Iglesia de San Cristobal。
ここは、写真で見て、どうしても来たかったのです。
が、遠目にも、あれ?という状態が…。

近づいたら、やっぱり、でした。




外壁などなど、かなり大規模修復中らしい。夏休み中か、単に昼休み中か、誰もおらず、教会の外壁までのアクセスは、できるようになっていたので、それは助かりました。

だって、このポルティカーダ、これがなんと言っても見たかったんですから。




この部分は、すでにかなり修復なっている感じでした。いろいろな建材が散乱している中を、恐る恐る近づきます。




柱頭には、なかなか細かい彫りが施されています。
創造しすぎかも、ですが、ダニエルさんに見えないこともないやつ。




残念ながら、かなり傷んでしまっているようで、修復しても、なかなかね。再建になっちゃうのも寂しいし、これは難しいところ。
石色が、ブリオネ―とかでよく見かけた、黄色にピンクが入っているタイプの石ですね。




副柱頭部分のお花モチーフが、ふくふくした和菓子系で、かわいい。

ポルティカーダの中は、絶賛工事中。




2年前ですから、今はもう終わっているでしょうか。
ここには、素敵な扉があります。
まずは、ポルティカーダの扉。




立派な柱に柱頭。アーキボルトに施された、植物モチーフの浮彫、アーカンサス・バリエと思いますが、繊細さがなかなかよい感じです。
ちょっとアップしますと。




全体に、うにょっというか、ねりねり感満載で、重量感もあります。重心が低い感じだからかな。
そして、中の扉。




こっちは、超浅浮彫で、ねっとり感なくなります。




アーカンサス・バリエ含めて植物一辺倒な彫り物ですが、全体にすっきりシャープで、これはもしや再建さん?と思わないでもないほど、違いますよね、熱が。
表はこれ。




たぎっている感じですよね~。

軒持ち送りも、たぎってる系だと思うんですが、いかんせん、傷みが…。




ここも、でも面白くて、ポルティカーダと別の面に行くと、軒持ち送りも、なんだかクールな感じになってる~!




屋根も含めて、かなりの部分、修復中だったので、相当時間がかかっているとは思いますが、完成したら、きっと素晴らしい状態になっているのではないでしょうか。
こういうところ見ちゃうと、どうしても再訪しないと、と思いますけれど、本当に行きにくいところなので、どなたかが行ってくださり、撮影してくだされば、嬉しいところですねぇ。期待したいと思います。




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