夏休みも入り、読書量は相変わらず限定的です。とにかく読むのが遅くなってしまって、どうしようもありません。
去年の秋からこっち、通勤時間をフランス語の独習に当てたために、貴重な読書時間が減ってしまっていたのですが、実はこの8月のフランス旅行では、その成果がちょっぴりあり、大満足です。
机に向かってまでの勉強は、なかなかできないのですが、限られた時間にCD聞き流しだけなら、何とかなります。いい加減ながらも、数年前にやっていた時に比べると、少しは、聞き取ろう、覚えよう、としていたのが、わずかながら身についた要因かと思います。
来年も、フランス行きはほぼ決めているので、ちょっと欲が出てきました。今後は、机に向かって、書きながら覚えるなどの学習も加えたいものです。が、たぶん、無理…。
いずれにしても、読書時間が増えることはなさそうです。
「愛がなんだ」角田光代(角川文庫)
「花の鎖」湊かなえ(文春文庫)友人から返却された中にあって、再読でした。
「ムツゴロウのため息」畑正憲(文春文庫)
「山の音」川端康成(岩波文庫)
「松風の門」山本周五郎(新潮文庫)
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス(早川書房)
「長英逃亡 上下」吉村昭(新潮文庫)
「ロスノフスキ家の娘 上下」ジェフリー・アーチャー(新潮文庫)
「漂う殺人鬼―ダイヤモンド警視シリーズ」ピーター・ラヴゼイ(早川書房)
「明治の人物誌」星真一(新潮文庫)
漫画
「うせもの宿 1-3」穂積(小学館)
「マージナル 1-5」萩尾望都(小学館)
今回、最も面白く読んだのは、「長英逃亡」です。久しぶりに、やめられないタイプの面白さでした。吉村昭さんは、これまで、ちゃんと読んだことのない作家さん。というか、確か以前、読みかけでやめてしまった本があるくらい、苦手意識があったのですが、なんででしょう?
たまたま同じ時に購入したのか、もう一冊彼の本を発見して、先日読み始めたところですが、やはり面白いし読みやすい。うーん、以前読めなかった理由がわからないです。
高野長英という人についても、こういう事実を知らなかったんで、かなりびっくりした次第。歴史は、小説に限りますね。
その他、アルジャーノンは、ちょっと前のバザーで美本を発見したので、つい買ってしまった懐かしい一冊。キイス、流行りましたよねぇ。ジェフリーアーチャーも、懐かし系。こういう通俗的な大河小説は、結構好きなんです。ピーター・ラヴゼイ系の推理小説は最近めったに読みませんが、読めばやはり面白い。
マージナルは友人からの借り物。昔読んだと思うけれど、すっかり忘れていた漫画。萩尾望都の天才性は、時代を超えますね。いやはや。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2017/09/06(水) 05:53:28|
- 読書、備忘録
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| コメント:4
む、ムツゴロウが気になります…なぜため息?(≧∇≦)
- 2017/09/05(火) 22:45:00 |
- URL |
- まーたん #79D/WHSg
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今回は私が読んだ本は無かった。
最近読んで面白かったのは・・・・・
「受命」帚木蓬生著と「機能警察」シリーズ 月村了衛著
でした。
- 2017/09/06(水) 07:59:00 |
- URL |
- 古道具屋<山下亭> #79D/WHSg
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> まーたんさん
あはは、ラインナップ、めちゃくちゃですよね。ムツゴロウは、たぶん友人の本です。バザーで買うのがメインなので、そして、時々は無料でもらえる本もあるので、ミラノで、ジャンル無関係に読む人の蔵書は、めちゃくちゃになります。笑。面白かったけどね。
- 2017/09/06(水) 22:02:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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山下さん
帚木蓬生さんは、他の本を読んだことありますが、結構硬派な感じですよね。月村了衛さんは、残念ながら、読んだことないと思います。
- 2017/09/06(水) 22:03:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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