9月10月に2か月でしめようと思っていたのに、読んだ本があまりに少なかったので、1か月追加した次第。 この時期は、相変わらず通勤時にフランス語を聞いていたために、読書時間が少なくて、なかなか。
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」増田俊也(新潮社) 「黒船」吉村昭(中公文庫) 「横断」ディック・フランシス(ハヤカワ文庫) 「Storia dei Longobardi」Paolo Diacono(Edizioni San Paolo 2008) 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 上下」村上春樹(新潮文庫) 「深川澪通り燈ともし頃」北原亞以子(講談社文庫)
なんと言っても、木村政彦の本で、もうどんだけ時間かかったか、というとこですかね。これは、厚さ4センチくらいですかね、相当時間かけて読みました。今の読書のメインは、寝る前のベッドなんですが、この本を読んでいるときは、毎晩ベッドに入るのが楽しみなくらい、面白いノンフィクションでした。格闘技とかプロレスについて、まったく興味ないのですが、世界最強の男って感じの木村政彦という人物について、ワクワクしながら。 柔道という、正直、オリンピックでしか目にしないし、なんかピリッとしないよな、と思っていた競技に対しても、知らない世界に触れた感じで、いろんな意味で面白かったです。お勧め。
ロンゴバルドの本は、ずいぶん前に購入していた、いわゆる積読を、やっと読んだというところですが、字面を追うのが精いっぱいで、読んだというのもおこがましい読後感。とはいえ、本として面白いかというと、そうでもなくて、ただ、ロンゴバルドの人が、同時代人としてロンゴバルドを記したという事実に敬服するだけで。 なんかね、こういうの読むと、源氏物語の物語性とか雅とか、感嘆するねぇ。
春樹は、実は若かりし頃は読んでいて、この本も、ほぼ出版と同時的に読んでいた、最後の頃の本じゃないかな。ある程度読み続けた後で、いつも同じじゃん、と読むのをやめたんで~。 読ませるよね、話として。でも、結局、この人の人気って、なんか、吉本ばななと共通項あるんじゃないか、と思ったね。 やっぱり、時代物はいいよ。北原亞以子、泣かせるわ~。 本に関しては、ほぼおやじ趣味なので、春樹は響かないわ~。
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2017/12/03(日) 06:40:24 |
読書、備忘録
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読書とも無縁に為りました。
時間が出来たら・・・・・・・
持参した古代遺跡関係の本を、再読したいと考えて居ます。
2017/12/03(日) 08:14:00 |
URL |
古道具屋<山下亭> #79D/WHSg
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> 古道具屋<山下亭>さん
家の片づけが一段落したら、きっと時間ができるでしょう。でも、近所に図書館はなさそうですね?本屋さんもなさそうですね?それは、ちょっと辛いですね。
2017/12/04(月) 22:45:00 |
URL |
corsa #79D/WHSg
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