どうも今一つ、本調子になれないので、また寄り道的な記事です。
無駄だと思いながら、最近、また、通勤時にフランス語を聞き出したので、そうすると、読書時間が激減します。なぜか昔のように、休みの日に、朝から晩まで、ノンストップで読書、というようなことが出来なくなっちゃって。一日読書で終わると、なんだかもったいないような気がするようになってしまったのは、なんでしょう。
年を取ると、時間の進み方が劇的に早まってくるので、意味もなく焦りが出てくるみたいな。
「エンド・ゲーム 常野物語」恩田陸(集英社文庫)
「蜩ノ記」葉室麟(光文社文庫)
「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の旅」村上春樹(文春文庫)
「三四郎」夏目漱石(新潮文庫)
「千鳥舞う」葉室麟(徳間文庫)
「無間人形 新宿鮫IV」大澤在昌(光文社文庫)
「紙の月」角田光代(ハルキ文庫)
「十三番目の人格 Isola」貴志祐介(角川ホラー文庫)
「行方不明者」折原一(文春文庫)
「解錠師」スティーブ・ハミルトン(早川書房)
漫画
「お前はまだグンマをしらない 1-3」井田ヒロト(新潮社)
「この世界の片隅に 上中下」こうの史代(双葉社)
「ポーの一族 春の夢」萩尾望都(小学館)
「ルーブルの猫 上下」松本大洋(小学館)
その他、以下の新刊
「聖お兄さん」「大奥」「三月のライオン」「重版出来」「百姓貴族」「銀の匙」「ちはやふる」
この時期は、日本の複数の友人が、大量に漫画を送ってくれたので、漫画ライフが充実しました。
例えば、私の世代には、超嬉しいポーの一族の新刊。まさか、今更書き継いでくれるなんて、思いもよらない事件ですね。
「この世界の片隅に」は、イタリア語版吹き替えで、映画を見る機会がありましたが、今更ながら、原作漫画の世界を見事に映画にしたなぁ、と感心しました。ちなみに、イタリアの声優さんのレベルはすっごく高いので、吹き替え版もとてもよかったです。
イースターに遊びに来ていた友人が、帰国後に送ってくれた「ルーブルの猫」は、これまたアーティスティックでイラスト的な絵柄と、素敵にファンタジーなお話が、びっくりするくらいうっとりさせてくれるものでした。日本の漫画の世界の幅広さや奥深さには、毎度感動してしまいます。
そういう一方で、珍しく春樹など読んでしまったのですが、なぜこの人がノーベル賞候補などになるのかは、やはり謎だと思うばかり。うまい、と思いますが、どうですかね?どっちかと言えば、普段多くを読まない層に読者が多いのではないか、と思うんですけどね~。
文学的には、漱石の方が絶対好みです。古い文庫本は、活字が小さいので、読むのが大変ですが、なんだろう、この時代の文は好きです。教科書で読む時代より、大人になってからの方が純粋に楽しく読める気がします。
漫画の友が、大好きなシリーズもの文庫本を、これまたどっさり送ってくれたので、読みたい気持ちと、いや、これを読み出すと何も手につかなくなるという気持ちとのせめぎあいの日々です。きっと次回の備忘録に記録することになると思います。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2018/06/06(水) 05:25:21|
- 読書、備忘録
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| コメント:2
以前は読んだ本も在ったのですが・・・・・・
現在は読書とは無縁の田舎暮らしです。
梅雨入りの様で、本日は一日雨の様で「休養日!」です。
- 2018/06/06(水) 00:47:00 |
- URL |
- 古民家の田舎暮らし<山下亭> #79D/WHSg
- [ 編集 ]
> 古民家の田舎暮らし<山下亭>さん
返信遅れてすみません。
日本にいたら、送ってあげたいくらいなんですけど、でも、日々のいろいろで、結構忙しく過ごされていて、読書の暇がないくらいですね。毎日、予期せぬ出会いがあるので、更新を楽しみにしています。
- 2018/06/10(日) 18:29:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
- [ 編集 ]