5月ごろに、友人からどっさりと本が届きまして、この時期は、それに没頭していました。と言っても、夏休み前の忙しさやら何やら、また、暑さのために、自宅ではぐったりしていましたので、読んだ量は、たかが知れています。
修道士カドフェル・シリーズ エリス・ピーターズ(現代教養文庫)
「聖女の遺骨求む」
「死体が多すぎる」
「修道士の頭巾」
「聖ペテロ祭りの殺人」
「死への婚礼」
「氷の中の処女」
「聖域の雀」
「悪魔の見習い修道士」
「死者の身代金」
「憎しみの巡礼」
「秘跡」
「門前通りのカラス」
「クリスマスのフロスト」RDウィングフィールド(創元推理文庫)
「日本の現代建築 上」藤森照信(岩波新書)
カドフェル・シリーズは、以前に半分くらい読んでいますが、今回まとめて入手したため、改めてシリーズ1巻目から通して読みました。
今となっては、趣味としているロマネスクと時代が重なる小説であり、また、しょっちゅう訪ねる教会や修道院が舞台となっているわけですから、以前読んだときよりも、興味深さが加わり、また違った印象を受けます。
実際に、中世の教会を訪ねても、創建当時の姿を思い起こすことは、必ずしも容易でないことも多いのですが、なんだかこの小説はそういったアプローチとしての役目も果たしてくれるかもしれません。
シリーズとしては、あと数冊あるようなので、この際イタリア語で読んでみてもいいかも、と思っています。
フロストものも、数冊は過去に読んでいますが、今回、どさっとシリーズでいただいたので、これまた大事に、最初から読み返すことにしました。何度読んでも面白い!でもどの一冊も分厚くて、そして途中でやめるのが辛い面白さなので、半端な時期に読み始めたくなくて、残りは、夏休み明けに、楽しみにとって置いています。
建築の本は、面白く読みました。藤森さんの著作は、いつも素人に優しい語り口で、大変勉強になるとともに、素人なりの探求心を刺激してくれます。なぜ、下巻を持っていないのか、謎。
この週末より夏休みに入っています。旅の準備で、ほとんど読めておりませんし、旅が終わればその余韻で、読めない日が続きそう。ま、毎度のことですね。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2018/08/13(月) 02:08:47|
- 読書、備忘録
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最近全然読まなくなりました。ちょっと図書館で借りてこようかしら?
- 2018/08/12(日) 23:54:00 |
- URL |
- まーたん #79D/WHSg
- [ 編集 ]
> まーたんさん
私は、日本語の本に不自由してないので、不自由している友人に回すようにしていて、喜んでもらえていたんだけど、「最近、老眼が進んで読めないから、もういらない」、と言われて、かなりショックを受けました。
年を取るって、いろいろ大変だけど、読書が面倒になるっていうのは、寂しいことですよね。まぁ、キンドルで読んでるとは言ってましたけど。
- 2018/08/13(月) 16:13:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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