2016.08.オーヴェルニュの旅 その49
サン・ディエル・ドーヴェルニュSaint-Dier-d'Auvergneから、南東方向に、約20分のドライブで、キュンラCunlhaという村にたどり着きます。
一応事前に、チェックが入っていたから訪ねた村なのですが、なぜ、ここに来なければいけなかったのか、現地にて、途方に暮れる、というような土地でした。
まぁ、その先に進む通り道的な場所でもあり、無駄だったわけではないのですが、それでも、ここは、無理に来る必要はなかったような気がします。
それにしても、ありがたい世の中です。
教会のインパクトがあまりになくて、すっかり様子を忘れていたのですが、グーグルのストリートビューのおかげで、教会は勿論として、その周辺の道の様子などを見ることができて、あそこかぁ!と鮮明に思い出すことができましたよ。
サン・マルタン教会Eglise de Saint Martin。
正面からして、これはいつの時代のものだろう、と首をひねる有様。
ご親切にも、オープン時間が掲げられていて、月曜から木曜が、8/12と13/17、金曜が8/12、13/16とかなり訪問者には優しいアクセスしやすい時間ですが、まるで会社のように、週末はお休みです。訪ねた日は日曜なので、取り付く島もない様子で閉まっていました。
正面の扉、がたがたやってみましたが、びくともしないし、お得意の鍵穴撮影すらできない作りの扉でした。
そして、これ以外の扉があったかなかったかも記憶にありませんが、あったとしても、ぴっちりと閉まったいたはず。開いている時間から考えると、おそらく市役所が、カギを管理しているのでしょうね。こんな村なんだから、近所のお店にでも預けておいてくれればいいのに。
ただ、チェックが入っていた以上、おそらく創建はロマネスク時代、またはそれ以前ということなのでしょうが、現在では、あまりに時代不明な建物になってしまっていますので、おそらく、中に入ったところで、見るものはなかろうかと(酸っぱいブドウ理論ですね、笑)。
それでも一応、ぐるりとはしてみました。
でも、後陣の方でも、残念ながら、見るべきものには出会えず。
窓にもゴチックぽい飾りが見られますから、長い年月、色々やられちゃったんでしょうね。
唯一それらしいのは、この窓くらいでしたね。
村には、バールなど、何か食べられそうな店があったのですが、そして、この時点で13時だったので、ランチするならここがベスト、という状況でした。でも、この、得体のしれない教会(すごく失礼な言い方ですが)をもって、午前中を終わるのは、どうにも納得できず、ランチを取れないリスクを冒しても、先に進むこととしました。
まぁ、数をこなしていると、こういうことはありますよね。
いや、事前にきちんと準備している人には、ないことかな。隣国という気安さもあり、例えば日本からわざわざ訪ねる人に比べたら、私の準備はザルなんですよねぇ。
といいつつ、いや、だからこそ、というべきかな。この後は、怒涛のドライブとなります。
最近はまっている写真サイト。ロマネスク写真を徐々にアップしています。
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- 2018/12/19(水) 05:22:31|
- オーベルニュ 03-63-15-43
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| コメント:2
> ほあぐらさん
うまいコメントありがとうございます。
結局、行ってみないとわからないんですよね。多分、無駄、何もない、と思っても、行って初めて納得できるわけで。因果な商売(?)ですよね。
- 2018/12/23(日) 18:45:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
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