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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

ブルゴーニュのホテルとレストラン情報その2

2018年8月、フランス中部(ブルゴーニュ、オーベルニュ+α)の旅 番外2

一時休止して、番外編その2をお届けします。っていうか、自分の記録なんで、スミマセン。ブルゴーニュのホテルと、レストラン情報になります。

今回リベンジを果たしたオータンですが、教会にたどり着いた時、リベンジを果たすべき柱頭のお部屋はお昼休みだったので、教会のある広場の、とっても観光的なレストランの一つで、ランチをいただきました。
オータンは、それなりの観光地で、実際、ツーリストはたくさんうろうろしていますし、教会のある広場には、たくさんのレストランが並んでいます。時間があったので、そこにあるレストランすべてのメニューを一通り見て、適当な店に入ったのですが、お値段に関しては、イタリアよりもフランスの田舎の方が、圧倒的にリーズナブルだと思います。

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Restaurant La Fontaine
6 Place du Terreau, Autun

ランチメニューは、飲み物別で15ユーロでした。イタリアだと、パスタ一皿でも、コペルトだなんだ、余計なチャージがかかるので、そのくらいのお値段になっちゃうことが多いのですが、フランスは、そういう余計なチャージのないのがよいし、メニューは本当にお得感が高いです。

そして、内容も、イタリアとは違うので、安いメニューでも、結構楽しいです。
このときの前菜はスープだったんですが、入っている野菜がなまだったので、びっくりでしたが、意外とさわやかにおいしかったんですよねぇ。

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メインは、マスのアーモンド風味とかなんとかそういうやつで、これは、お箸ないと無理!なお皿でした、笑。

ブルゴーニュって、イメージとしては、それなりの観光地ではあると思うのですが、おそらく主にワイン・ツーリズム、および、お城だったり、保存状態の良い中世の町村。そのため、ホテルのある場所は偏っていると思います。ホテルがなくても、フランス人相手のシャンブルドットは結構あるとは思うのですが、色々制約が多いので、シャンブルドットは最後の手段と考えています。

そういう場所でホテルを探す場合、ある程度の無駄走りを覚悟して、一カ所滞在した方が楽なのかもしれませんが、結構広い範囲を回るし、教会の時間に応じてそもそも無駄走りが予想されるので、不便であっても、やはり移動しながら、一泊ずつ移動に従って宿を変える方が、合理的だと思うタイプ。ですが、いわゆる一般的な観光地を外れると、本当に難しいのですよねぇ。

で、本当に苦労して、Booking.comを何度も何度も、地図と照らし合わせて探した、シャルドネの次の宿は、ロマネスクなど無関係な町のホテルでした。

Hotel Restaurante Saint-Benoit
7 Rue Du Port, Gueugnon

なんてことはない町のホテルなので、写真も撮っていませんが、ここ、お勧めです。いや、ホテルにラグジュアリーを求める人には全く最低だと思いますけれど、いわゆる昔からある町の旅籠。
建物は古いし、鍵なんかも、今どきカードじゃなくて、ずっしりと重たいキーホルダーが付いた鍵式です。
でも、ホテルの前の路上に、駐車し放題(田舎なので駐車場などありません)、その上レストラン併設というのは、私にとっては理想的なスタイル。その上、安いです。そして、古いホテル特有の、やけにだだっ広いお部屋、その割にバスルームは狭くてしょぼい、見たいな。これは、大抵古いホテルの定番スタイルですね。でも、マットレスもちゃんとしていたし、清潔感もありました。
そして、夕食がよかったです。なんと、メニューが12.5ユーロ(飲み物別でしたが、ワインも普通においしくて安かったです)と、今どきありえないお値段でした。

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前菜は、ホタテのサラダ。これはおいしかったです。
わたしは、一番に食べに行ったのですが、宿泊客の多くが、こちらに食べに来ていたようです。

メインは、タイだったと思います。この日はお魚づくしだったのですね。それでロゼにしたんだな。

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デザートには、フォルマージュ・ブランをいただきました。

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全体に白くて、全然フォトジェニックじゃないし、ちょっと病院食的な、笑。でも、どれもおいしかったですよ。お値段考えたら、大満足でした。

このホテル、到着したとき、フランス語オンリーのおじさんがレセプションにいたんですが、とってもコミュニケーション能力のある、フランス人にしては珍しいタイプで、駐車場所のこととか、朝ごはんの時間のこととか、色々確かめることがあったにも関わらず、かなり意思の疎通ができて、感動しました。
言葉も重要だけど、やはり基本はコミュニケーション能力だ、と改めて思いました。

朝ごはん、8時からと言われたんですが、7時半にできないかお願いしたんですが、そうはいっても自分の語学力が相当ひどいし、半信半疑だったんですよ。でも、翌朝7時半に2分くらい遅れて朝ごはんに行ったら、なんと、おじさん、すでに自分で朝ごはん中でした!ちょっと感動しました。

で、前回の記事のジェルマニーですが、教会をサクサク堪能した後、場所を聞いたレストランに戻り、ランチをいただきました。
今更ながら、このときの旅では、結構ちゃんと食べてたんだなぁ、と感心しています。今年の夏は、時間節約のために、ほとんど手持ちのもので済ましていましたから…。

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Restaurant de Tradition Les Vignes
Le Bourg, Germagny

なかなかこじゃれたお店だったんですけどね、お値段もこじゃれていました、笑。この日、土曜日で、週末はメニューがなしということで、アラカルトでいただくしかなくて、いつもに比べるとちょっと割高でした。

今日のお皿、牛のすね肉煮込み16.60ユーロに、ワインとコーヒーで23.60ユーロ。

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お肉を食べてのお値段なので、イタリアだったら、こんなもんか、のレベルではありますが、別にランチにドカンといただくつもりもないし、メニューがないというのは、失礼だと思いました。日曜ならともかく土曜日だしね。でも、結構お客さんは来ていたので、地元ではそれなりの店なのかもしれない。
でも、サービスは結構感じ悪かったんで、お勧めはできないレストランです。

では、また本編に戻ります。番外編、おそらく次回もあるかな。

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  1. 2019/10/27(日) 00:09:40|
  2. ブルゴーニュ・ロマネスク
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