2018年8月、フランス中部(ブルゴーニュ、オーベルニュ+α)の旅その48

トゥレThuretのサン・マルタン教会Eglise Saint-Martine、続きです。
中の様子です。

全体に古色蒼然感がすごい。上塗りされた漆喰が傷んではがれていたりして、ちょっと寂しい部分もありますが、そんなことよりなにより、中でも衝撃的に目を引くものがあるんです!

今どきの不条理漫画的なタッチの柱頭。これは、なんというのか、多分、うひゃ~とか声を上げていたでしょうねぇ、私。衝撃でした。
これなんか、なんですか?蛇から果実をもらっているということはイブ?ええ~!この表現力、衝撃です。

こちらは猿でしょうか。可愛さのかけらもない、この彫り。

どれをとっても不気味さが先行して、テーマも謎な感じだし、外にあるものとの落差が…。
これなど、外にあるやつと同じだと思うんですが、外のは、写真でアップで見てもかわいいと思うのに、中にあるやつは、なんだか気持ち悪いです。なんででしょう。

エピソードものもありました。縮尺が完全におかしい人形プロポーションのフィギュアたち。なんのお話だろう。

こちらも怖いです。口から蛇とかはいているのは、悪い言葉の象徴なのかな。それにしても、フィギュアがのっぺりとして、やはり気色悪いですね。

同じ柱頭を別角度から。

絶対に悪いことしている人たちですよね。

これね、現場だと、もうちょっとかわいい楽しい感がありましたけれど、アップで見たら、かなり不気味なんですね。意味は、ちょっと調べたいですね。腕のにょろりの人たちについてもね。
いずれにしても、この教会は、絶対に行くべきで、過去の私のように、何があっても端折ってはいけません。教訓。笑。
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- 2019/11/18(月) 03:26:40|
- オーベルニュ 03-63-15-43
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