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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

お足元にご注意ください!(セムレー58)

2018年8月、フランス中部(ブルゴーニュ、オーベルニュ+α)の旅その62

次に訪ねたのは、こちらです。ここは、同行者の友人も初めて、ということで、全員で、初めてのガツン!ってやつを楽しめました。

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セムレーSemelayのサン・ピエール教会Eglise Saint-Pierre(教会脇に、比較的清潔なトイレ、ありました)。

ガツンもガツン。もちろん、友人は、それを知っていて来ているわけですが、それにしても期待以上のガツンだったと思います。

上の写真でもわかるように、外側は結構手が入っているし、一所懸命見るべきものはほとんどないんです。ここは、中に入らないと、まったく意味のない教会ですので、もしクローズしていたら、泣く泣くさっさと引き返すにしかず、です。

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と言って、入場しても、地味な様子ですよね。いきなり、うぉ~!となるたたずまいではないんですが、薄暗い内部に目が慣れてくると、浮かび上がってきますよ。

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何か怪しいフィギュアの数々が…。
上の柱頭の奥の方は、これ。

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蛇に乳房をかまれている女子…。怖い~、痛い~!
このモチーフは、割とあちこちにみられるやつですよね。それにしても、ここまで歯をむき出しにして噛みついているのは、なんかすごいわ~。

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鷲らしいですけどね、なんか着物の酔っ払いが、踊っている余興的な姿に見えちゃって…、笑。脚ですかね、踊りポイント。

単純極まりないはずの植物モチーフにしても、これ。

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何ですかね、この魔力的な変さ?
角っこ、ちょこなん君もいます!

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お隣の人、坊主頭で、なんか異国的ですが、エジプト人?とかあります。アトラスらしいんですけれど、それにしても、支え感は薄いし、妙な表現ですねぇ。

実は現地で本を入手できたんですけれど、勿論フランス語のため、拾い読みしかできなくて、スミマセン…。本当はじっくり読んでから、記事にすればいいのだけど…。

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この本、教会のファサード向かって左側のレストランで、販売しています。
もうレストランは終わっている時間だったのですが、なぜか人がいて、買うことができたんです。嬉しかった~。でも、ちゃんと読まないのでは、宝の持ち腐れもいいところですよね。

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なんか、やばい感じの彫り物ですよね。
順不同で、面白いものを載せますので、テーマは、どうぞ善きように想像してください。無責任ですみません~!

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あまり無責任なのも何なんで、拾い読みをしてみると、上のは、右側にいる女性らしき人物が、腕をドラゴンにかじられて、その上、またもや乳房に蛇、ということらしいです。左側の三人は、名前が記されているとあるのですが、拡大してもわからなかった。その三人が、状況に驚きて、逃げ出す様子、とかあるようなんですが、定かではありません。
淫乱の戒めとか、そういうことが入っているようですけどね。
それにしても、慌てて逃げる様子が、なんというか、情けない、笑。

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この柱頭では、人物がうっすら穏やかに微笑んでいる様子で、平和的な雰囲気ですが、どうやら、角っこにいる怪物に、腰とかかじられちゃってるみたいですよ。ガジガジと。
戒め的なテーマが多いのですかね。それはそれは面白いですよね。

タイトルで言及したのですが、実はここ、柱の足元にも、たくさんの彫り物が施されているのです。フランスでは、お足元にも注意、というのは結構ありますが、ここのように、もれなく、というのは、見たことないです。

で、ここでもガジガジかじられているようです、それも、すでに柱に押しつぶされているような、辛そうな姿勢で。

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実は、いい加減楽しんで、一回教会を出て、そしてお隣のレストランで解説本を購入して、パラパラ写真を見たところ、あれ?これは見てないね、これも見てないね、ということになり、慌てて、また中に戻って、見学を再開したんです。それくらい、足元は、結構隠れていたんですよ。

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幾何学模様とか、装飾的なものが多かったのですが、それだけでなく、フィギュアものもあります。でも、椅子がぎっしり置かれているので、それをかき分けて、変な姿勢で撮影することとなり、結構難しくて、ピンボケが多かったです。

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普通には見えないような場所で千年からの時間を過ごしてきたドラゴン君。愛しくなりますよねぇ。

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この子たちに会えて、本当にうれしかったです。

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  1. 2019/12/23(月) 00:16:43|
  2. ブルゴーニュ・ロマネスク
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