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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

ブリオネのお勧めシャンブルドット(行きにくいこと必至)

2018年8月、フランス中部(ブルゴーニュ、オーベルニュ、+サントル)の旅、番外編その4

番外編の最後として、ご飯と宿の情報をまとめておきます。

トイレ探しに苦労したThiers郊外でのランチは、すっごく地元民向け、というお店でした。そもそも、こんなところに観光客が押し寄せるわけもないので、そりゃ地元民しかおらんな。または、車で移動している人向け。大きな道沿いで、路肩が駐車場になっているので、確かに車移動には大変便利なロケーションです。

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Le 40
40 Avenue Charles de Gaulle, 63300 Thiers

前菜、メイン、デザート、コーヒーまで含めたメニューが14ユーロですから、お得感はありますよね。トマトのスープに、グリル肉の薄切り、と、いかにも、スピード第一、という感じの内容でしたが、でも味はそこそこ、ボリュームもよくて、ちゃちゃっと済ませたい場合は、十分オウケイな内容でした。

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特筆しておきたいのは、最後に泊まったお宿です。

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Chambre D'hotes des Collines
Le Bourg, Amanze (2018年当時一人50ユーロ)

Booking.comで、予約しています。すっごい田舎の村の、さらにはずれにある農家で、イタリアで言えばアグリツーリズムです。サイトのコメントでは、見つけるのが大変だったというのが散見されましたが、時代遅れのナビでも、普通にわかりました。住所はないも同然ですが、村に行けば、看板があるので、それに従っていけばよいだけです。
今って、ナビに頼っちゃうから、道端の表示を確認するとか、そういう本来すべきことを忘れてしまっている人も多いから、田舎で住所がないと、結構大変かも、ですね、笑。

お部屋のファシリティーは最低限、必要なものがそろっている程度ですが、一泊ですし、まったく問題なし。ただ、Wifiがほとんどダメだったのは、ちょっとストレスでした。これは改善してほしいものです。

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周囲は、ただ緑にあふれていて、どうやら肉牛農家のようです。敷地内で、野菜や果物も育てているようでした。これだけ土地があれば、なんでもできますよねぇ。

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で、こんな田舎のシャンブルドットだし、まったく期待していなかったのですが、若奥様が英語堪能なんです。これは助かります。
シャンブルドットなんですが、お隣にレストランがあります。同じ経営者ですが、宿泊の方をタブルドットにはせず、レストランとして独立して営業しているのは、やはり宿泊のお客さんは、あまりいないということなのかな。

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Auberge des Collines
www.fermeaubergedescollines.com

古い建物をレストアしていて、とても雰囲気があります。19時半から、ということで、時間ピッタリに伺いました。

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一番乗り。
と言っても、私以外のお客さんは、小さなお子さんを連れた若いカップル、そして熟年カップルの二組だけでした。
お店の意図はわかりませんが、若いカップルと違い席に着かされて、居心地が今一つでした。イタリアだったら、挨拶から始まって、ちょっと会話が始まるような雰囲気だと思うんですが、どうやら若いのに英語もほとんどダメな感じで、一言二言会話しただけで、距離感が近いだけに、気まずいというか…。どっちかというと、熟年カップルの方と同席の方が、気楽だったんですけどねぇ。

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メニューは、複数あったのですが、あの牧草地を見たら、牛で決まりでしょう。この辺りの牛は、シャロレという美味な肉牛で有名らしいのですよ。他のメニューよりちょっぴり高めでしたが、それでも前菜から始まって25ユーロです。お安い!ワインも、半リットルで5ユーロ。嬉しい!

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立派なステーキ、多分300gくらいありました。付け合わせは、イモ。

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スイスではロシュティというイモのおやき。ここではなんというのか知りませんが、もちもちしておいしいです。口当たりがよいので、いくらでもするする入っちゃう危険な奴、笑。
すべておいしくて、もりもりガブガブ、大満足の夕食でした。

そして、朝ごはんでまたびっくりです。

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このセッティングだと、見た目はあれだけど、結局限りなくコンチネンタル、みたいじゃないですか。しかし、チーズはあるし、ハムやらなんやらどんどん出てきて、いい加減食べた頃に、なんとホカホカのクレープまで出てきたんで、もう困る~!食べる~!って、昨晩のシャロレはどこに行ったんだ状態で、もりもりいただくことになりました。
朝ごはんがここまですごかったのは、こういう小さな宿では初めてです。良心的すぎます。
このお食事のためだけでも、また行きたいと思うくらいですが、なかなか微妙なロケーションなんで、さて、二度目があるかどうか。

さて、ではこの2018年の旅も最後の一日。リヨンに向かって、もうひと頑張りです。

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  1. 2020/03/01(日) 20:24:33|
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