去年の秋のまま止まっていたデジカメを発見して、ちょっと寄り道するつもりが、コロナの話に終始してしまいました。というわけで、たまにはこういう記事も、ということを書いときます。
というのも、トリュフは、今後しばらく、毎年恒例になるかな、と思っているので、記録のためもあって書いておきたいのです。そう、前年に続き、去年もまたトリュフ・ランチしてきました。
前回は、同行の友人が、すでに何度か行ったことのあるレストランでしたが、今回は違う店を見つけましょう、ということで、最終的に、私が以前、グラッパ合宿の際にランチした店になりました。

Campanaro'
Corso Vittorio Alfieri 36 Asti
すぐ近くに公共の無料駐車場もあり、立地は便利です。自分が以前食べたとき、シンプルだったけどおいしかったし、サービスもとても感じよかったんです。
トリュフは同行の友人のこだわりなんですが、事前に電話で問い合わせて、ちゃんと白、入荷してます、という確認もして、いざ。
まず前菜は、あったかいのと冷たいのと、それぞれ全部盛りにして、適当にシェアしました。

大好きな生肉もありましたし、どれも繊細でおいしかったです。ピエモンテの名物がふんだんに、という感じ。何より、2020年は、片手で数えられるくらいしかレストランに行けていなかったので、いや、片手どころか、ここに行った時点では、夏休み中に3回行っただけじゃないのかな。そういうわけで、レストランで、サービスされて、おいしいものを食べる、というシチュエーションが、すでに非日常化していたんで、もうそれだけで感無量の気分ではあったんですよね。

で、トリュフ、イタリア語だとタルトゥーフォですが、ここらではもちろん白でなくてはいけません。タリオリーニでシンプルに。

目の前でシャーっとおろしてくれて、ストップ言うてね、というスタイルです。が。
最終的には、パスタを覆わんばかりにかけていただいたんですが。

香りがめちゃくちゃ薄かったんです。
そういえば、この時期って、気の利いたレストランに入ると、まずはトリュフの香りが漂ってくるんですが、ここではそれがなかったんですよね。
そして、目の前ですっているのに、ほぼ香りなし。
正直がっかりでした。食感は普通だったと思いますけれど、これだけ香りがないってことは、冷凍ものとか?謎です。
セコンド(メイン)、めっちゃ庶民的。

デザートも、かなり庶民的な家庭料理で、でもどれもおいしかったし、お値段的にもリーズナブルだと思うんですが、トリュフはね。ダメだった。そのために行っただけに、残念でした。
私は、最後に、これ。

レヴィさんのやつ。オーナー家族の息子さんが、「僕が生まれたとき、レヴィさんとこで、ご両親がグラッパ買って、自分のためのラベルを描いてもらったんだよ」、といううらやましくも楽しいお話を伺いながらのいっぱい。さらにおいしく感じますよね。あ、もちろんこれは違いますよ。レヴィさんのグラッパでも、お値段は良心的でした。
次回は、絶対にトリュフのおいしい店を探さないとね。
それにしても、今年は、何回レストランに行けるんだろうか。いや、もちろん規制のレベルによって開いているし、のべつ行ってる人もいるし、でも、無理に行こうという気持ちにはならないという話。
夏休みも、昨年に続いて、また炊飯器持参を考えていますしね。
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- 2021/03/08(月) 02:08:44|
- イタリアめし
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