唐突ですが、数日前に、ワクチン接種してきました。
当日問診を受けるまでは、どのメーカーのワクチンになるか分からないため、ドキドキでした。イタリアでは、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、そしてつい最近ジョンソンエンドジョンソンも使用開始されています。
結果的にはファイザーとなり、正直、できればアストラゼネカは避けたいと思っていたので、良かったです。
それにしても問診では、「僕はね、感染が専門でね、このCovidの前にはAIDSの時も大忙しでね」「お、日本人ですか。実は僕の息子は日本が大好きで和食が大好きで、とうとう和食レストランをオープンしちゃったんですよ」「え?レストランの名前ですが。でもここで言うと、宣伝になっちゃうし、それは勘弁してください」「あ、乾杯というんですけどね(なんだかんだ言って、告白)。いや宣伝になっちゃうんで、聞かなかったことにしてくださいね」の挙句に、「あなたは息子と同じ40歳ですね」という流れからのファイザーアサイン。
違います、私40歳じゃないです(もっとずっと年寄りです、笑)、といったときには、すでに問診票に、ファイザーと書かれていました。
いや、その前に、医師の自分語りの合間に、いくつか質問を受けて、原因不明のアレルギーがまれに起こる、という話はしていたので、そっちがファイザーアサインの要因かもしれないんですが、どっちかというと、息子と同年代、という流れだったように感じました。イタリアでは、私の年は、アストラゼネカの確率が結構高いはずなのです。
そんな感じで、問診は、非常にイタリア的だったのですが、会場のオーガナイズは、ある意味、イタリア的な印象からはかけ離れた完璧さで、とても感心してしまいました。
予約についても、よくできたオンラインアプリで、あっという間にできたのですが、もともとオンライン化が進んでいる国なので、そこはあまり驚かなかったのですが、窓口系の業務については、必ずしもうまく回る国ではないので、どうかと思っていましたが…。
アポは9時でしたが、用心して30分ほど前に到着したところ、サクサク流れて、8時50分過ぎには、すべて終了して、接種後の休憩時間に入っていたのです。待ち時間は、最初に呼ばれるまでの3分ほど、その後問診に移るまでの1、2分程度でした。
その上、現場にいたスタッフが、誘導の人も注射する人も、全員がすごく優しくて感じがよくて、一体ここはどこ?と思ってしまうような和やかな雰囲気に満ち満ちていたことにも、感心しました。
ちなみにですが、これはイタリアだけではないと思いますが、ワクチン接種についての是非はありません。接種しないと、夏休みの旅に支障が出る可能性が高いため(接種証明がないと、ホテル宿泊不可や各種施設入場不可があり得る)、老若男女、積極的に摂取しているのが現状です。
接種後ですが、半日ほどたったころから、接種した腕が筋肉痛の症状があり、夜にはわずかに発熱がありました。でも、平熱36度のところ36.7度ですから、微熱も微熱。筋肉痛は、夜には結構激しいレベルの筋肉痛になりましたが、あくまで筋肉痛の域は出ていないので、特段のこともなく。翌日も、筋肉痛の症状は続きましたが、午後にはほぼ消えていた状態です。
二回目の方が、副反応は強く出るケースが多いようですが、個人差が大きいようなので、あまり心配はしていません。実際、自分の周囲では、各メーカー接種者がいますが、これまでのところ、副反応が辛かったというのは、一人だけです。
正直、解放感を感じます。海外への移動も視野に入ってきましたし、国レベルでも制限が、徐々に緩和されていて。
ただ一方で、在宅勤務の意味がなくなるので、遅くとも夏休み明けの9月には、通勤に戻るという方向性が見えてきて、これは、恐怖です。今更通勤とか無理…、勘弁して…、という気持ちでいっぱいです。
在宅でも回ることはわかったのですから、将来的には、通勤と在宅、半々みたいになるといいなぁと思うのですけれどもね。
ということで、夏休みの計画、本格的に始めないと。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村インスタグラムに、これまでのロマネスク写真を徐々にアップしています。
Instagram, Notaromanica
スポンサーサイト
- 2021/06/05(土) 10:24:52|
- ミラノ徒然
-
-
| コメント:0