2017年12月の週末旅行、ローマの古代から現代まで、その18
サンタ・マリア・マッジョーレからかなり近所に、これまで気に留めたこともない教会、ピックアップしていました。古い時代のフレスコ画があるという情報を得たからなんです。

サン・シルベストロ・エ・サン・マルティーノ・アイ・モンティ教会Basilica di San Silvestro e San Martino ai Monti(8-12/16-19)。ここも早起きな教会です。
そうそう、ここもファサードでひるんではいけないやつです、笑。
とはいえ、中に入ると…。

こりゃあかんやろ?ってやつでした。
残念ながら、目的のものは、絶賛工事中、涙。

さすが、世界の観光地ローマで、工事の案内までイタリア語英語二か国語表記ですよ。悪いけど、この教会に観光で来る人は、ほとんどいないと思うんですけど、親切ですね。
ちなみに、訪れたのは、2017年12月頭ですが、見学再開予定は2017年12月20日となっていました。日付まで限定していますが、この時の様子では、とても2週間ほどで再開できそうな様子はなかったです。
右側の身廊全部に鉄骨骨組みがあって、ファサード前も、掘りまくり。

身廊の外側部分まで鉄骨建ってました。

地下に何があるかというと、ローマ時代の住居跡と、3世紀の教会があるとありました。わたし的には現在の教会のもととなって古い神殿または前身の教会跡があり、そこにフレスコ画がある、というように考えていたわけですが、ローマのドムスの方のフレスコ画の可能性もありそうです。
現地には、こんな写真が置かれていました。

創建当初は、多くの無名の殉教者を祭る礼拝堂で、どうやらその当時の遺構が地下にあり、今の教会のクリプタという位置付けになっているというようです。
ネット検索してみると、いくつかサイトも出てきますので、今は無事修復も終了して、訪問可能なようです。が、フレスコ画は、ほとんどなさそうでした。
ローマっぽい薄いレンガの積み上げられた建物となっており、装飾系は限りなく少なそうなので、ローマを偲ぶタイムマシン的なクリプタ、ということかと思います。
いずれにしても、将来的にローマに行く際には、ちゃんと訪ねてみたいと思います。

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- 2021/08/29(日) 12:10:47|
- ローマの中世
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