2017年12月の週末旅行、ローマの古代から現代まで、番外
ここらで、覚書として、ホテルとレストランのことを記しておこうと思います。
といっても、ローマは超の付く観光都市だから、いつだって適当なホテルは見つかるし、レストランも、最近ではとんでもない店は減ってるのではないかと思われるので、よほどの観光施設の近くでない限りは、あまり心配することもなさそうです。
修行旅に際しては、ホテルはまさに寝るためだけの場所なので、最低限のファシリティーがあればよく、できれば動くのに都合のより便利な場所が優先します。列車でアクセスする場合は、荷物をもっての移動を最小限にするために、テルミニ駅周辺が便利なので、この時も、定石通り、テルミニ近くのホテルに二泊しました。
Hotel Serena
Via Principe Amedeo 64, Roma
294

ファシリティーの詳細をよく覚えていないのですが、こんな時代のかかった素敵なエレベーターを撮影していました。いいですよねぇ、こういうの。あまりに古すぎて手動感満載、逆になかなか壊れないんじゃないか、というタイプのやつ。

窓からはこんな眺めだったので、3階とかですかね。
シングルで一泊税込み60ユーロ弱。朝ご飯は込みです。
朝ご飯は、比較的早めな7時半からでしたが、もう少し早くならないかお願いしたところ、「できるけど、有料になる」というんで、素直に、じゃあいいです、と引き下がったところ、「有料っていっても、これだけどね」と指でゼロマークを…。
そういう、どうでもいいおちゃめが隠せない、昔ながらのイタリアらしいホテルでした。
初日の夕食は、疲れていたこともあり、ホテルの目の前のレストランでいただいたのですが、今グーグルで検索してみたら、レストランの名前が変わっていました。
特に安くもなく(むしろ、内容に比して高いような気がしました)、おいしくもまずくもなく(野菜のグリルと羊)、でしたが、便利というだけで行ったので、文句もなく。

野菜のグリルが、これで7ユーロは高いですよね?
きっと、だからお店、変わっちゃったんだろうな、笑。
次の日は、さすがにちょっと遠征して、といっても、トラステヴェレの方までわざわざ行く元気はなかったんで、いずれもホテル界隈ですが、とにかくお店の多い地域なんで、ぶらぶらとメニューを見ながら、迷いながら、最後に入った店は、確か地下に降りるようになっていたはず。
Alessio
Via del Viminale 2/g、Roma

場所柄、観光客向けにもなっていますが、クオリティは悪くなかったし、サービスもよかったと思います。それなりに古い店みたいだし、グーグル上では、今もちゃんと営業しているようです、笑。
お値段は、安くはないですが、ローマでは、あまり安すぎるよりは、ある程度のお値段の方が、信用できるかも、という変な心理も働き…。
この、カルチョーフィ丸ごとは、ローマ名物なので、食べたかったやつ。正直、できは今一つでしたから、5.5ユーロは高いな。まぁ、ミラノにはないので、よし。
ちなみに、このレストラン、一人だからか、最奥部の狭い席に押し込められちゃったんですが、お隣が日本人ご夫婦でした。やはり日本人は文句なんか言わないだろう、ということで、そんな席に詰め込まれたのかもね。
一人でも、飲んでたら楽しくなるし、旅の記録付けるのに忙しいし、全然手持ち無沙汰にならないタイプなんですが、一期一会でおしゃべりするのは、これまた嫌いじゃないタイプなんで、お邪魔しすぎないように会話を楽しませていただいて、それも楽しかったです。
ここではセコンドにカジキマグロをいただいたと記してあるけれど、まったく覚えていない…。18ユーロしたとあるので、それなりのものだったのではないかな。それにしても、赤ワイン半リットル5ユーロが、「ネロ・ダヴォラっぽくて意外と美味しかった」とか酒のことは詳しく書いてあるというのに、我ながらあきれます。
最終日に、迷いネコのように教会に道草しながら、ランチ時間も押し迫った頃にトレステヴェレについて、以前行ったときに、それこそカルチョーフィが美味しかったレストランを探したんですが、さんざん探した後に、そのレストランは夜しか開いていないことが分かり、仕方なく、目に付いたレストランに入りました。
Trattoria La Casa Mia in Trastevere
Via della Renella 88/89 Roma

ここは、どうやら同じ建物に、同じ名前のB&Bがあるようでした。
見た感じがかわいらしくて小ぎれいだったし、人込みざわざわ感がなかったのと、とにかく時間がすでにやばかったので、えいやっと入った後で、トリップアドバイザーとかで検索。そこで評価悪くても、どうしようもできないっていうのに、あほですよね、笑。
ちなみに、結構高評価でした。

そういえば、食べてないな、と思って、アマトリチャーナいただきました。まるでナポリのように、かなりのアルデンテだったと記憶しています。
11ユーロで、レストランの値段としては高くはないけれど、リラの時代から考えるとやはり高いし、イタリアってレストランだと、パン代、ミネラルウォーターがかかって、実際のお会計は結構膨らんで、ランチでも15ユーロは確実に飛ぶので、なんかねぇ。あ、飲むからいかんのですな。
この時の旅では、初日は移動中だったから無理でしたけれど、二日目も三日目も、ちゃんとランチもいただいて、もちろん昼も夜もワイン付きな、リッチな食生活でした。
今年も、実は12月早々に五連休があるんですが、ローマもいいな、と今考えているんですが、でも、これだけ見てしまうと、行く場所あるんだっけ?地下ツアーでも、探してみましょうかね。
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- 2021/10/02(土) 15:09:59|
- イタリアめし
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