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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

臭かったりする話(ホテルと食事)

アブルッツォ週末ロマネスク修行(2018年11月)、番外編その1

前回までで、二日目が終了している短い旅なので、ここらで番外の、実用情報を記しておきます。
この時って、宿泊場所には結構悩みました。行先が、結構ばらけているし、かといって、三泊同じ場所だと、走行距離が無駄になりそうだし。その上、ある程度場所を決めて検索しても、お手頃な宿が非常に少なくて。

最終的に、二か所に宿泊しましたが、宿泊した土地については、正しい選択だったと思います。でも宿そのものについては、そのロケーションも含めて、若干の失敗がありました…。

最初の宿は、大成功でした。

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La Locanda di Mariella
Via Umberto I 95, Poggio Picenze, L’Aquila

ぺスカラの方から、一山超えて、ラクイラ近くの、本当に小さな村のロカンダです。ロカンダというのは、レストラン併設、というか、レストランが宿屋もやっている、みたいな形態の宿で、ドライブ旅行だと理想的なんですよね。

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シーズンオフ、ということもあったかと思いますが、ダブルのシングルユースで40ユーロと安かったです。
お部屋はとってもかわいらしいテイストでした。でもね、家族経営で、最初のコンタクトは、ほとんどしゃべらない超無口の、すっごく昔の農民、的な印象のおやじで、このチャーミングは部屋は想像できませんでしたわ。

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この日は、ミラノから到着した日で、ランチの時間なんかなかったから、すっごい空腹でたどり着いたんです。冬の旅は、日が暮れてしまうので、一日が必然的に早く終わってしまって、宿にも、18時過ぎには着いていたのではないかしら。
最初に尋ねたのは夕食の時間でしたが、20時ごろ、と言われて、相当落ち込みました。空腹に加えて、ひどい眠気で、ヘタするとバッタリ眠ってしまいそうだったのです。
あ、そういえば、そんな空腹の中で、いや、空腹だから感覚が鋭敏になって気付いたのかしら?恥ずかしい話ですが、運動靴の臭さにびっくりしたことを、今思い出した~!

こっちって、やはり基本日本よりは乾燥しているんですかね?意外と靴が臭くならないんですよ。ブーツでも、外側を磨く以外のお手入れなんてしないんですけど、におわないし、運動靴なんて、ほとんど洗わなくても、全然困ったことないんです。
それがこの時は、なんだかひどかったですねぇ。土砂降りでびしょぬれになりながら、車の暖房で半端に温まり、を繰り返して、生乾きの連続攻撃の結果とかですかねぇ。いやはや、呆然としました。何で、移動中気付かなかったのか、ということにも。

替えの靴などないので、洗うわけにはいかないし、どうしよう、と思ったところ、幸いにも小さい石鹸が、ダブルの部屋だけに二つ、アメニティとして置いてありました。それでこすったりした後に、一個ずつ靴に入れといたら、翌朝は相当ましになっておりました、笑。思春期の男子か?!ですよね~。

また、くだらないことを、笑。
そんなことで何とか時間をつぶし、それでも我慢できずにレストランに降りたところ、19時45分くらいだったかな、いいですよ、と言ってもらえて。

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すっごく昔風の、いわゆる古き良き時代のレストランって様子でしょう。ゴッホの椅子も、真っ白でノリが聞いたテーブルクロスやナプキンも。イタリアのレストランで好きなところは、結構場末のレストランとかでも、レストランと名の付く以上は、ちゃんと布のテーブルクロス、あるんですよね。

お勧めのアンティパスト(前菜)をいただくことにしました。アンティパストって、イタリア飯では一番好きなんですよね。そして、まずは半リットルの赤!

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ワインのカラフまでかわいいですね。
しかし、こんなの絶対こぼして、真っ白のテーブルクロスにしみついちゃうじゃんね。でもさ、テーブルクロスで染みついたのって見たことないから、どんだけ強力な洗剤で洗うのか、と思っちゃう。考えたら、布クロスはエコじゃないし、このコロナの世の中ではそぐわないものになっちゃったかもねぇ。

それでさぁ、アンティパストなんですが、16ユーロというお値段だったし、沢山料理の名前が書いてあったので、色々来るとは思ってたんだけどね。

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冷たい普通な感じのから始まって、ま、16ユーロだし、これじゃ済まんよな、と思いつつ、いただいていると。

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なんか来るし。

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あったかいとか冷たいとか、そういうレベルじゃなく、とにかくどかどか来るし。

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多分、一人でも二人でも、量は一緒だったんじゃないのかな。器の関係とかで。とにかくさ、もうテーブルに乗りきらないくらいのものが来ちゃって、アンティパストじゃないのよ、すでに。
セコンド(主菜)、それが無理なら、せめてドルチェ(デザート)行きたかったけど、とても無理でした。半リットルのワインは、大変美味しくいただきましたけど、魚あり過ぎ。
メニュー見ると、地元の食材ばかりで作られた地元の料理って様子で、すべてが口にあったわけじゃないけど、満足感は半端なかったです。地産地消的な、キロメートル・ゼロ的な、そこでこそ味わえるものって、いいですよね。

お値段的にも、しめて23ユーロはお得感ありました。

朝はさすがに遅めで、朝食は8時。イタリア人が大好きな甘いものばかりでしたが、それも古き良き宿屋のデフォルトなので納得です。

二日目も、ランチは無理かなぁ、という状況だったのですが、前回、セッラモナチェスカにたどり着くまでにとんでもない道を通過せざるを得ず、その直後、山の中で、まさか、こんなところにレストランがあるって、ありえないだろう、と目を疑う出会いがありました。

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Taverna Con Fumino
C da Tratturo 23, Manoppello (PE)

だってさ、こんな道を行ったら、カーブの先にいきなりあったんです。

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びっくりするよね。
で、一瞬迷ったけど、こんなところで出会うんだから、これは食べとけってことだろう、と思って、停まりました。駐車場も出かかったから、多分トラックの人とか、お仕事向けのお店みたいでした。

記録によれば、13時半ごろに到着したようなので、一応まだ食べられるか確認したところ、「いいけど、何人ですか?」
その後、急ぐしパスタだけ頼んだところ、「パスタだけ?」
感じ悪いとかじゃないんだけど、なんかすべてに戸惑いがある店でした。おそらく、外人、それも東洋人が一人で来るなどということはないはずだから、純粋戸惑っていたんだろうなぁ、と思いますけど、その、隠さない困惑感が、結構面白かったので、記憶に残っています。

パスタはキタッラを頼みましたが、盛りが強烈でした。

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キタッラは手打ちの太麺で、昔シエナのピチが大好きだった私、初めてどこかで食べて以来、ファンなんです。ピチは、シエナ以外でおいしいのを食べたことはないんだけど、キタッラはどこでもおいしい。
しかし、そもそも太くてしこしこボリュームのある麵なので、これはすごい量ですよ、見た目以上に。日本の感覚なら三人前かな。パーティ料理で、テーブルに一つ的な量です、笑。
トマトソースは、いかにも家庭料理の味で、かなり薄め。おともに出された唐辛子入りオイルを多めにかけていただいてちょうどよい感じでしたが、半分も食べられず。
帰りに、「おいしくなかった?」と心配そうに言われちゃったんで、違う違う、私は胃が小さいから、というと、安心していました。

エスプレッソを頼んだら、ドルチェ付き。

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地元のお菓子で、アブルッツォ風フェッラテッレFerratelle Abruzzesiというものらしいです。ゴーフルみたいなサクサクした甘い薄焼き。美味しかったです。
パスタと水とカフェで10ユーロと、ミラノから行くと、安いです。

ここまでは良かったんです。
しかし、この後二泊する宿がねぇ。

ちょっと長くなりすぎるので、一旦切ります。

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