3年ぶりの(プチ)修行旅イン・フランス(2022年7月)、プロローグ
夏休み第一弾で、フランスに行ってきました。

今回は、事故による怪我からの復帰以降、初めての長距離旅ともなりますし、このところ再び感染激増コロナの状況もかんがみて、イタリアとの国境から近い地域に絞った4泊5日のショート修行としました。具体的には、ローヌ・アルプという大きなくくりの中の、サヴォワ(73)、イセール(38)あたりとなります。

ロマネスク的には、どなたもおっしゃるように、大変地味な地域となり、それでいて、狭い地域に密集しているのではなく、比較的広がりがあるので、数はないけれど、結構攻略しにくい土地です。それが逆に、今回、時間の制約があるという条件にはまったんですよね。

それにしても、この熱波、フランスでもすごかったです。朝晩でも涼しくならないフランスって、やばいです。もちろん、クーラー付きの宿を選択しましたので、おかげさまで布団で安眠でき、そこはミラノの、クーラーのない自宅より、よほど快適でした。とはいえ、日中、いやもう早朝から、車はクーラーなしでは過ごせない状態で、これは初めての体験かもね、フランスでは。大抵朝は涼しくて、長袖着たり、窓開ければすんでましたからね。

最終日は午前中で切り上げて帰宅したにも関わらず、22町村を回り、事前にピックアップした教会の、ほぼすべて訪ねることが出来ました。確かに地味なんですが、ところどころで楽しいアイテムがあったり、鍵を求める冒険もあったりで、思ったよりはずっと楽しめましたし、何より、こうやって、一人で計画してひたすら駆けずり回る修行旅は、2019年の夏以来のことだったんですよね。修行再開の喜びというか、忘れていた感覚というか、そういうのが、何より嬉しかったかもね。

3年ぶり、ということで、出会いの喜びが強くて、期待値も普段より低かったとすると、ある意味、この地域の地味な教会に対峙する絶好のチャンスだったのかもしれません。それはちょっと失礼か、笑。
でもさ、地味な中の面白さだったり、地域の歴史だったり文化だったり、町村の成り立ちとか、建物の変遷とか、やっぱり私はそういう色々を含めて、好きなんだろうなって思いました。今、そこにある教会の背負っているものだったり、そういうこと。純粋、芸術だけではなくて。
アルプス超えてすぐの地域なわけだし、当然人々の行き交いが、ずっとずっと激しい土地なわけで、なんか、今ざっと写真を見直してても、色々混ざってる感があるんです。勝手な印象かもしれないんだけどね。
また、先になってしまうとは思うけれど、しっかりと勉強して、まとめていきたいと思います。しかし、この暑さでパソコン開けるのも怖いくらいなんで、いつになることやら…。
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- 2022/07/24(日) 10:48:29|
- ローヌ・アルプ 1-74-73-69-38-42-7-26
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| コメント:2
corsaさん、文字がはずんでますよ。私まで嬉しくなってきました。
ホアグラさんたちと、「旅に出られるのは何時の事でしょう。」なんてやりとりしている身ですから羨ましい限り。
- 2022/07/26(火) 00:24:42 |
- URL |
- ote #TQU6yXy2
- [ 編集 ]
Oteboxさん
御無沙汰です~。お元気そうで何よりです。
おかげさまで、無事プチ修行は完遂できまして、来週からは、限りなく普通の旅に近い、時間的には本格的な旅に出ます。今年も、というより、感染状況などはひどい有様なので、イタリアですけれど、イタリア回れば回るほど奥深さに感心しています。
なかなか海外が難しい時期だけに、せめて楽しい記事をお届けできれば、と思っています。遅すぎですけどね、笑。
- 2022/07/31(日) 11:08:52 |
- URL |
- Notaromanica #-
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