fc2ブログ

イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

張りぼて感が…(エグィスハイム/エギスアイム番外)

最初で最後のアルザス中世、多分…(2019年4月)、その8

次に向かった村エグィスハイムEguisheimは、これはもう間違いなく、「最も美しい村」とかでトップ10にランクインするようなタイプの村でしたね。そういえば、日本人の団体旅行の方々と会ったのも、この村だったと思います。

でも、なんていうか、結果として超観光村ってにおいプンプンで、村の入り口に、村の規模からしたら巨大な駐車場があるのはいいんだけど、それが駐車台、一律3ユーロだったんよ。
駐車場が分かりやすくあるのは、本当にありがたいことなんですわ。でも、わたしなんて、観光しないからね、教会一個見学するだけなら、長くても1時間でよいわけで、ちょっと納得感ない料金設定だったんですよ。せこいっちゃあせこいし、他にお金落とさないし、まぁいいんだけどもねぇ。

でね、旧市街から外れたその駐車場から旧市街に向かうと、この辺りワインの産地らしくて、ワイナリーがすごい。

alsace 076

現代的なたたずまいのものから、伝統的な建物のままのものから、売らんかな、な様子がすごいよ。

alsace 077

建物は、とてもケアされているけれど、されすぎちゃってる感もあり、ちょっと、張りぼて感すら漂ったりして、なんていうのかな、テーマパーク化してるとでも言ったらいいのかな。

alsace 078

そういう清潔感みたいな部分が好きな人もおるんだろうが、私はちょっと…。同じ美しい村だったら、宿泊したカイセルベルグ、あちらの方が生活感ありの古びありの、という生きた様子の街並みになっていて、好感度は高いです。

本当に古い町並みが、そのままの場所もあるんです。小路でね、見通しも悪かったり、全体が傾いているような様子の。

alsace 079

この村って、上から見ると、かなり印象的な様子になっていて。

alsace 075

旧市街は、この緩やかな四角の中なんですよね。昔は壁で囲まれていたりしたんでしょうね。その跡がしっかりと道になってるやつ。で、中心部が広場になっていて、それを取り囲むようにして、住居がびっしり並んでいて、その一角が、例えば上や下の写真だったりするんです。

alsace 080

確かにきれいよ。ザ・アルザスって感じなのかな。でもちょっとディズニーランド・テイスト…。あ、アメリカ人とかすっごく好きかもね。

この村にも、例の方々が沢山いらっしゃいましたよ。

alsace 081

ここは、巣の支えはありませんね。

alsace 082

いや、こうのさんはいいですねぇ。大型の鳥が、ゆったりと飛ぶ姿、大好きなんですよね。こんな鳥がいる村に、ちょっと住んでみたいなと思ったりします。ミラノも東京も、カラスくらいしかいないからねぇ、涙。

ちなみに、グーグルマップを見ていて、今気付いたのですが、村の郊外に、コウノトリ公園Parc a cigognesというのがありました。どうやらそちらで、生育とかやっていたりするらしいです。それはちょっと面白そうでしたな。気付くの、3年ほど遅いです、笑。

ちょっと長くなってしまったので、教会は、続きで。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日々の生活をつづる別ブログです。ご興味あれば、以下に飛んでくださいね。
イタリアぼっち日記

ブログランキングに参加しています。よろしかったら、ポチっとお願いします。
にほんブログ村 美術ブログ 建築鑑賞・評論へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村

インスタグラムに、これまでのロマネスク写真を徐々にアップしています。
Instagram, Notaromanica
スポンサーサイト



  1. 2022/08/23(火) 11:59:31|
  2. アルザス・ロマネスク 67-68
  3. | コメント:0
<<愚かな女子は魅力的…(エグィスハイム/エギスアイム) | ホーム | ばり、カメラ目線(シゴロスハイム)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する