エミリア・ロマーニャの週末(2022年11月)、その1
やっとアルザスが終了したばかりですが、まとめないと、の過去の旅の記録、まだまだたっくさんあります。アルザス以降の2019年に限っても、フランス大修行旅、テッサロニキのビザンチン等々…。
でもでも、たまには、記憶がフレッシュな状態で書いてみたい!
本来はそうあるべきだけど、なんだか最近は、記憶がなくなっている状態での記録が多くて、おばちゃん、疲れちゃったよ…。それに、たまにはおなじみのイタリアもやっていきたいよ。
というわけで、今回は特別に、すべてをすっ飛ばして、つい二週間前に行ったばかりのほやほやを記録していきたいと思います。実は、同じエミリアロマーニャにしても、一年前の旅もまとめ待ちなんだけど…、ま、よかよか、笑。
というわけで(しつこい)、週末旅です。
一番の目的は、ボローニャの友人と会うこと。でも、せっかくボローニャまで遠征するんだから、往復で、未訪の教会を訪ねつつ、久しぶりにボローニャ市内の教会も、という毎度、わがまま企画で、お友達に感謝です。
前置き、終了。
トアーノToanoのサンタ・マリア・イン・カステッロ教会Pieve di Santa Maria in Castello、往路で寄り道して訪ねました。
(通常、日曜日の10時-17時にオープン。それ以外は、トアーノの有志グループに連絡し、都合が合えば開けてくれるようです。連絡先は、ネット検索で出てくる携帯電話となります。)
モデナから、南下してアペニン山脈に入り込んだような村なので、なかなか行きにくいんですよね。それで、これまで行けていなかったのです。トアーノの村で、すでに標高854メートルあり、村の1キロほど郊外にある教会は、なんと944メートルということで、霧が出たりするとアウトの土地なんですが、さすがの晴れ女発揮で、快晴に恵まれました。
とはいえ、実はミラノからの高速では、ピアチェンツァを過ぎたあたりだったでしょうか、濃霧に襲われたんですよ。濃霧で、ミラノを出るのに難儀するということは過去に経験がありますが、そのような場所での濃霧は、初めての経験でした。高速は、交通量が多いこともあるのでしょうが、かなりの濃霧でも、まぁまぁ視界は保たれますし、この時も、フォグランプをつけるべきかどうか、一応悩む余地のある程度の視界だったのですが、それでも、濃霧の前が、工事渋滞続きだったせいか、イタリア人も珍しく慎重な運転をしていて、結構詰まりました。
それに、かなり長い距離、霧が続いたので、目的のモデナまでに晴れてくれるだろうか、こんなじゃ、山の方は大丈夫なのか、と相当気をもみましたけれど、幸い、パルマあたりで晴れてきて、モデナで高速を降りるときは青空となりました。
そして、トアーノにたどり着くまでは、結構長いドライブとなるのですが、思いもかけず、紅葉を楽しむことが出来たのは、大変うれしいプレゼントでした。考えたらそういう時期だけど、気付いていなかったんで、色付いた木々の風景が見えてきて、とても癒されました。一人ドライブなので、撮影ができなかったのは残念です。
話を戻すと、上に記述したように、この教会、通常は日曜日に開いているようなのですが、今回日曜は他の予定があったため、どうしても行きの土曜日に訪問したくて、一応聞いてみたんです。そしたらいいよ、ということで、12時に約束をしていました。
ナビでは3時間強となっている道のり、自分の運転なら、うまくいって3時間半だな、と思いましたが、何があるか分からないので8時ごろ家を出たんです。当日に一応確認連絡をします、と言っていたので、出発時に、今から出る旨メッセージを入れたところ、鍵の人は、もし早く着くなら、連絡してくれれば行くから、いずれにしても15時くらいまでは開けておくから、と大変親切。
途中、これはとても12時には着きそうもない、という様子もあったのですが、結果的には12時5分ごろに、無事到着となりました。
やはり車は読めませんよねぇ。
ちなみに、追加情報として記しておきますけれども、ネット検索で出てくる携帯の人は、地域をプロモートする様々なイベントや企画をしているグループの人。今回、わざわざ一人のために鍵を手配するのは申し訳ないと思ったのですが、まったく問題ない、むしろ大歓迎だと言ってくださって、嬉しく訪問できました。
で、書いとこうかと思ったのが、連絡手段です。
イタリアを始め欧州では、通信系のアプリとしてはWhat'sUpが普及しており、電話通信にもこのアプリを利用する人が多数。なので、欧州に来られるなら、インストールお勧めします。
イタリア人って、知らない番号からの電話でも、意外ととるし、出なかった場合折り返してくれることも多いのですが、このアプリがあればこそ、電話してくれる、ということになると思いますので。
以前は、とりあえず行く、というスタンスでしたが、コロナを経て、予約必至の場所も増え、また田舎の場合は鍵の確保をしておけば確実のため、かなり予約することが増えたのですが、このアプリがあると、メールよりも気軽でメッセージもできますし、有益です。
あ、でも、フランスは、いまだにメールのやり取りが多いかもね。イタリアは、もともと電話の国だからこその普及なのかもね。
ああもう、長くなっちゃったな。
これ、プロローグということで、教会は次回にしますね。
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2022/11/13(日) 17:47:21 |
エミリア・ロマーニャ・ロマネスク
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