ビザンチンと猫にどっぷり、テッサロニキ弾丸ツアー(2019年11月)、番外その2
一応、実際の旅の時系列で、順番に書いていますが、一回訪ねて入れずに戻ったりもしているので、前後はしていて、前回のオルファノスでフレスコ画を堪能した後に、ランチの時間となりました。
というわけで、一旦繁華街の方に戻ってランチをしました。
ということから、この辺りで、番外とし、ホテルや食事のことを備忘として記しておこうと思います。
まず、今回二泊したホテルは、普通にBooking.comで探した、比較的お安めタイプです。

ParkHotel
Ionos Dragoumi 81 二泊三日ツイン朝食付きで約140ユーロ
整然とした五番目の港側地域と、山側との調度境目くらいのロケーションで、位置的にはとてもよかったです。どこを歩いていても、戻るのが楽なので、日中も荷物を置きに戻ったりできました。また、近所にお店も多くて、そこも便利だったし、何より、スタッフが全員感じよくて、楽しかったです。

目の前には、こんな遺跡が広がっており、ビザンチンで頭一杯状態で着いた時は、なんでローマなの?とか思ってしまいました、笑。
そして、このホテルと、おそらく同じビルだと思うんですが、素敵なカフェがあって、これも大変良かったです。

ギリシャ語なんで、正確な名前も分かりませんけどね。
到着は夜だったので、機内で持参のおにぎりを夕食として、ホテルにチェックインしてから、すぐに寝るのも寂しいので、一杯飲みに出て、しばらく歩いたものの入りたいと思うような店がなかったんですよね。
それで、すごすごとホテルに引き返してきたところ、灯台下暗し、青い鳥的な状態で、このカフェがあった、というわけです、笑。
でね、入って、びっくりしました!
ドリンクを注文したら、なんと。

なみなみとお冷が出て来ました!
店員さんは、当たり前のように英語をしゃべるし、この水だし、同行者は日本人だし、旅の疲れでボーっとしてたら、あれ?今どこにいるんだっけ?という混乱に陥りました、笑。
ワインが3ユーロとか、お安いのも嬉しいことでした。
翌日も、夕食の後、一杯飲みに行ってしまいました。
で、オルファノスの後のランチなんですが、これはもう衝撃でしかなかったな。
大通りには、定食屋さん風のお店がいくつもあって、まさにお昼時だったんで、どの店もそこそこ人が入っています。私は好き嫌いも少なくて、割と何でも行けるんですが、同行者は若干偏食があるので、お店の選択は彼女に任せました。
何軒見ても、正直よく分からず、数軒目のお店、ここでいいんじゃないか、トライしよう!ときめました。

こうやって、ちょっと人が溢れてたりしたのも、もしかして美味しいのかもね、という印象を受けたんだと思います。ここ、確かテイクアウトもやっていて、この行列はそのお客さんだったと思います。
いざ入ると、メニューもなく、どうするんだ、とアワアワしていると、テイクアウトのカウンターに並んでいる料理を選べ、ということらしく、おいしそうだったやつを適当にチョイス。

ピーマンの肉詰めとベークドポテト。それもどっさり持ってくれた。飲み物は僕が、とイタリアの誇るダンサー、ロベルト・ボッレをちょっと貧相にしたようなタイプのお兄ちゃん、まず、ふかふかもっちりの食パンみたいな四角いパンを、ほぼ一斤分くらい、かごに入れて持ってきてくれました。二人分にしても大容量。お水は無料、ワインを頼んだら、水飲みグラスになみなみ。
お値段、まったく不明でしたが、お客さん、どう見ても地元の人たちだし、気にせず。美味しかったです。お料理もパンもワインも。
でね、何が衝撃だったかというとね、カウンターで払え、というので、これとそれを二人分とワイン一杯、と身振り手振りで伝えたところ、「3ユーロ二人分ね、6ユーロとワインで合計7ユーロ!」
一瞬耳を疑って、一人分だと思ったよね。
すっごく昔、通貨がユーロに変わったばかりの頃、イタリアの田舎で、トマトのパスタが3ユーロというのに、ミラノ価格に慣れた私はのけぞるほどに驚いて、何かの間違いじゃないかと思ったことがあったんだけど、それ以来の衝撃でした。
庶民の店は、安いのね、どうやら。
カフェも安いけど、ワイン3ユーロはそれほどの衝撃でもなかったし、この後行った店でも、そこまで安くなかったからね。
ここは、サービスも早いし、ランチにはピッタリのお店でした。
夕食は、お店を探して結構歩きました。港の方にあるお店は、どこも結構よいお値段で、なかなか選べず、結局かなりホテルから離れてしまったその延長で、夕方からまた教会を一回り、という運びになったんですよね。
それでくたくたになってしまったんで、結局ホテル近くの、何でもなさそうな普通のお店で。
メニューも、まぁまぁ普通な感じで。

私はイカのグリル。同行者はタリアータを、赤ワインでいただきました。

ひよこ豆のサラダも美味しく、帰りにカフェで一杯追加で、満足して爆睡。
翌日の昼は、最後の食事になるので、お魚が食べられそうなお店をチョイス。

私は巨大タコ足グリル。同行者はイワシ。

多分ひよこ豆のマッシュみたいのをお供にした。

同行者は飲まないけど、私は白を半分。
そういえば、どの店でもパンが美味しい。ふかふかもちもちの、日本人が好むタイプのパンも多いんだよね。イタリアとはずいぶん方向性が違います。同行者が、お土産にパン屋さんで甘い系のパンを買って帰って、おすそ分けしてもらったけど、それも美味しかったし、日本のパンみたいでした。
パンが美味しいと言えば、トルコなどももちもち系が美味しかったので、歴史や位置的にそういう系譜があるかもしれないよねぇ。

同行者は甘いものもしっかり。

甘いものが好きそうな様子も、ちょっとアラブとかオリエント入ってる可能性ある?甘み強めっていうか。
繁華街に並ぶお菓子屋さんの数、半端ないのよ。


ということで、食に関しては、結構満足度の高い街かもね。ワインも普通に美味しかったよ。
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- 2023/04/03(月) 18:53:25|
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