最近、木曜日に早く仕事を終えることの出来ることが少なく、今週も残業でした。なので、金曜の今日早仕舞いにして、行ったことのないアート・スペース探訪に行ってきました。
ミラノの、西の方にあるガス・電気会社ですが、アート・スペースがあり、ときどき無料の展覧会などを催しているようです。
一帯は、高級住宅地、という風情ですが、そんな中に、それなりに歴史のありそうな社屋が。
これ、電気とガスの供給会社で、日本でいえば、東京ガスとか東電。我が家の電気とガスも、この会社のお世話になっています。
いかにも会社、で、展覧会本当にやっているのかな、と恐る恐る近づくと、ちゃんと表示がありますので、素直に従って、勝手に入ります。
無人。完全に社屋の中に入っちゃうんですけど、いいんでしょうか?
展覧会場も、完全に無人。これほど無人って珍しいのでは。カメラとかありそうにも思えなかったんですけど。
イタリア人の現代作家。光をテーマにした抽象です。
紙に描いた絵だったり、後ろから光をあてたアクリル板の絵だったり、いろいろ。
それなりにきれいだったりするわけですが、せっかく光を使っているのに、インパクトが薄い。オリジナリティが低いというか、感動するような作品には、残念ながら、出会えませんでした。
実際、作品よりも、このおそらくそれなりに歴史の古い建物を、現代的に改装している入れ物の方に、興味が行ってしまいました。作家の方、ごめんなさい。
それにしても、ミラノは、本当に無料でたくさん楽しめる町です。貧乏人にはありがたいことですね~。
Christiana Fioretti
1910-2010 Light Abstr-action
Casa dell'Energia AEM
11/03/2010- 30/03/2010
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- 2010/03/27(土) 06:58:05|
- アートの旅
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