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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

ミラノ、フオリ・サローネその4

なんだか疲れちゃったので、今日はどうしようかな~、と思っていましたが、結局ランチの後、性懲りもなく出かけましたよ。
せめて、午前中の雨が上がって、動きやすくなっていたのが助かりましたね。

トルトーナ地区の続きです。
面白かった小物とか家具を、ポイントで。



これは、白いシンプルな磁器それぞれに、ボタンがアクセントでついている作品。全部ボタン。カップでもお皿でもちょっと切れ込みが入っていて、そこに引っ掛けるようになっています。つまり着脱自由。だからなに、といえば、それまで。かわいかったですけどね、でも、だからなに、と毎回突っ込んでしまいそうな作品です。



風呂桶ですね。
なんか、お風呂屋さんの手桶を大きくしたような。とてもしっかりした立派な木桶。
すごく幼少の頃、木の風呂桶を使っていて、とても小さくて狭苦しいお風呂だったけど、なんか好きだったんですよね。こういう作品って、日本のそういう昔の木のお風呂に触発されているみたいですよ。考えたら、バスタブが木、なんて発想は、こっちの人には絶対無いんじゃないでしょうか。北欧は、サウナとか木だし、風呂桶もあるのかしら。



これ、結構気に入ったテーブル。巨大な、木の質感も重厚な、とてもアンティークな雰囲気のあるテーブルなんですが、実は、ハイテクが隠されているみたいなんですよ。中心部から、舞台のように、いきなりコンセントがせりあがってきたり、テーブルの下は、実は椅子がぴったりと隠されていたり。机の下の部分、引き出すと、おしゃれなクッションのついたとてもモダン・テーストの椅子が出てくるんです。こんな巨大なもの、30畳くらいの部屋じゃないと置けないですけどね。それにしても、でこぼこした本物の木が素敵。



チューリップの照明。特にほしいとは思いませんでしたけども、ただかわいらしかったんです。



アンティーク風の箪笥を作っているらしい会社の展示。あらゆるタイプの引き出しが組み合わされた小箪笥は、ちょっとうっとりするかわいらしさでした。小さめのならほしいなって感じ。



これ、すごく面白いんです。球形のガラス、要は金魚鉢で、実際に小さな赤い金魚が中にいるんです。それにしてもね、どういう構造なんだか、金魚が動くたびに、このガラス球がゆらゆらと動くんですよ。金魚が動くと水が揺れて、その揺れに球が反応するという仕組みで、見ていてなんとも不思議で面白いものでした。



コーヒー大手、ラバッツァのスタンドは、大規模な展示会場には大抵出展していて、そしてどこでもエスプレッソが無料~。なので、毎回いただいてしまうのでした。カラフルな家庭用カフェ・マシーン、かわいいですよね。こういうマシーンがあると、家でもバールのようなカフェがいただけます。

もういくらでも、なんでも出てくる感じです。でもきりがないので、この辺で。小物が、意外とあります。でもすごく気に入るものは、そんなにないですね。新鮮だったりびっくりするようなものもあまり。

では、トルトーナ地区終わり。半分も見てないし、また行きたいとは思いつつ、もう時間切れになっちゃったのでこれまで。
次回は全然別のゾーンを紹介します。
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  1. 2010/04/19(月) 05:15:33|
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