旧市街のど真ん中を歩いてみました。ドゥオモの周辺です。
地下鉄でドゥオモまで行ったのですが、降りた途端、地下街でロックの大音響。ええ~、こんなところで路上ライブは珍しいな~、と思っていたら、メトロで主催している地下街路上コンサートでした。サローネ協賛というわけではないようです。普通のロックで、結構心地よい演奏だったので、しばらく聴いていました。そういえば、最近コンサートにもご無沙汰なので、ロックでもクラシックでも、何か行きたいな~と刺激を受けました。やはり直接見たり聴いたりするのって、すごくいいですね。
さて、地上に出て、まずはミラノ唯一のデパート、リナシェンテです。
8つある大きなショウウィンドウそれぞれが、異なるアーティストの作品展示になっています。これも、毎年恒例の企画らしいですが、なかなかよいですね。
これは、日本人のKengo Kumaという人の作品。この人のは、このあとすばらしい作品に出会うのですが、これは、その作品の設計図とかが並べられているもので、関係はあるのですが、この時点では、なんのこっちゃ、という感じでした。
ドゥオモの裏の方は、ブランド品のお店なども含むショッピング街。大手のお店は、フオリ・サローネ協賛で、様々な作品をウィンドウに並べていますから、この時期は、いつも以上に楽しめます。ミラノのショウウィンドウは、普段でも結構こっていて面白いんですよ。
これは、マックス・マラだったかな。
こちらは、ZARAの入り口にあった椅子。かっこいいですね。
サン・バビラを通り過ぎて、Durini通りに入ると、ここはギャラリーみたいな家具店がもともと集中している場所なので、さらにサローネの雰囲気満載。道端にいきなりこんなものが。
バッドマンの車みたいでかっこい~。流線型、行くとこまで、って感じで、面白いですよね。
かなりふつーっぽい展示。ちょっとありがちですけど、でも色がヴィヴィッドでかわいらしいです。
チェントロはこんな感じ。犬も歩けば棒にあたる状態で、とにかく道の両側、次々出てくるので、なかなか先に進めない状態です。このかわいらしい家具店なんかも、普段は絶対に足を踏み入れることの出来ない高級店ですが、この時期は、躊躇なく入れるのも楽しい。とは言え、高級感が半径5メートルくらい漂っているフェンディ・カーサは、入れませんでした…。みんなが入れば怖くないんですけど、さすがに皆怖がっているというか…。だって、店の前は階段だし、階段を登ったところにある入り口には、二人も店員が立っていて、しょうもない人はいれないもんね!という雰囲気満々…。迷惑なんでしょうけどね、でもどうかと思ったよ。
次回は、今回のフオリ・サローネのメイン会場の一つ、ミラノ大学です。
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- 2010/04/21(水) 05:08:29|
- アートの旅
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