Interni その1
今回もまたインテルニは、大学を舞台に、楽しい展示を行っていました。こちらは、まだ数日会期があるので(4月23日まで)、イースターの週末をミラノで過ごされる方は、是非訪ねてみてはいかがでしょうか。
今回のテーマはミュータント。突然変異。
ここは、オープン・スペースだし、伸びやかな展示が、とにかく気持ちよくて、正直テーマはあまり気にせずに、見たり触ったり座ったりして、デザインというものを楽しむ空間かも。
メインの中庭。
手前が、日本人、ご夫婦かご家族か、伊藤さん、セツさんとシノブさんがデザイナーさんです。可動式のくつろぎスペースで、異なるタイプのものが数個連なっていました。どれにも人々がくつろいでいたところを見ると、それなりに居心地がよかったのかもね。見た目は、正直、特にこれってことはなし。
奥の方、地球みたいなの。これは、おそらく夜間、内部からの照明で、かなり美しいオブジェクトであろうと想像します。本当に宇宙に浮かぶ地球のようなのかも。
最近のサローネでは、照明器具が重要度を増しているトレンドによるのか、今回のここでの展示は、かなり照明を意識したものが多かった気がします。ここは、24時までオープンなので、夜間にまた来ようか、とも思ったのですが、寒かったし、夕食で呑んじゃうと、また出直して、という気にはなれず断念。ちょっと見てみたかったので、残念ですね。次回こそ!
別の中庭。
これも、同じ高さで見てると、たいしたことないのだけど、上から見ると、どんどん面白くなってくる作品でした。タイルなんですよね、どうやら。モノトーンで、白からグレー、黒というグラディエーションが美しい。また、ここも照明はアルテミデとのコラボですから、なかなか面白い効果を生み出すのではないかと思われます。
このオブジェクトそのものは、インテリアとしての意味はないけれど、使用している技術が、マテリアルも含めて見せたいものなんですね。なんか、とても納得。
ちなみに同じレベルからだと、こんな感じで、あまり面白みがないでしょ。
これも、近くから見ていると、あまりよくわからない作品。
パネルが、端はまっすぐに普通にたっているのが、真ん中に行くほどねじくれて、ちょうど真ん中のはぐるりとねじくれているんですよね。
でも、足の踏み入れられないスペースぎりぎりに置かれているので、全容が見れないじゃん!プンプン!と思いつつ、反対側に行ったら、あ、見えた!
ね、ぐるりんと。面白いです。ここもライトアップを前提にしていて、どうやら、この壁そのものが発光するようになっているらしいんですな。
やっぱり、夜、行ってみるべきだった~。いまさら仕方ないんですけれどもね~。
あ~、こうやって見直してると、ミュータントってテーマがしっくり来る感じもしますね。
スポンサーサイト
- 2011/04/21(木) 05:29:57|
- アートの旅
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
お早うございます~!
「ミュータント」突然変異・・変異を起こす物理的・化学的な要因・・・そうですね!デザインで表すと、こんな感じかも~。夜はライト・アップされたら美しいでしょうね~。ポチッ!
- 2011/04/20(水) 23:38:00 |
- URL |
- にゃお #79D/WHSg
- [ 編集 ]