トスカーナ、しつこく食べ物ネタ続きます。 ミラノへの帰り道に、グレーヴェ・イン・キャンティに寄ることにしました。 しかし、中世の面影を残すという旧市街にたどりつくことができず、なんせ出発が遅かったので、そうこうするうちにランチの時間になってしまい、旧市街よりもレストランだ~!とばかりにうろうろ。 で、何とか発見した店は、グレーヴェの郊外にある小さなレストラン。 お客は、われわれの他は老人三人組、これはちょっと期待できないかな、と思ったのですが、これが!
プリモ。メニューもあったのですが、口頭で教えてくれた今日のメニューにひかれて、頼んだのが、ポルチーノ・ソースのキタッラ。手打ちスパゲッティということで、これはいいんじゃないかと思ったところ、大当たり!
どうも、先日来、手打ちスパゲッティはあたり続きですねぇ。その昔シエナに暮らしていた当時、シエナのパスタ、ピチにはまりましたが、ここでいただいたキタッラは、まさにピチとそっくり。しこしこのふとーい手打ち麺。いや、うまかったです~。
暑かったし、朝ごはんをたっぷりいただいたので、二皿目はちょっと無理。ということで、いきなりデザートに行きます。
りんごのタルト、ヴァニラ・アイスクリーム添え。
友人が頼んだのは、レモン・ソルベ。
カフェを頼んだら、さらに甘いものが。
この、サービスのドルチェも含めて、どれもこれも美味。さすがですねぇ、トスカーナは。残念ながら、一体どこの誰なのかわからず、二度と行くことはできなさそうな店です。おそらく最寄はグレーヴェ・イン・キャンティ(Greve in Chianti)。まぁ、なんと言ってもキャンティの産地のど真ん中ですから、この辺りのたいていのレストランはおいしいと思います。
そうそう、お食事のお供は、もちろん地域産のサン・ジョベーゼ。キャンティではなく、サン・ジョベーゼ。キャンティの葡萄はサン・ジョベーゼなんですが、キャンティと名乗るためには、指定の地域で産する必要があるので、それ以外の地域産のサン・ジョベーゼは、ただのサン・ジョベーゼ。
ああ、おいしかったな、トスカーナ。なんかこういう、短いけど、おいしいものばっかり食べて、みっしりと充実の旅というのも悪くないもんだなと思いました。下戸で、喜んで運転を引き受けてくれるという得がたいお友達がいたせいでもありますけれど(笑)!
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2011/08/27(土) 05:13:57 |
イタリアめし
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| コメント:6
麺好きの私には辛い記事です。笑 私は手作りのスパゲティは食べたことがないのですが、どの位の太さなんでしょうね。うどんって中力粉ですが、粉は何を使っているのでしょうね。
2011/08/26(金) 22:40:00 |
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たかし #79D/WHSg
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おいしいものを食べると、それだけで幸せな気分になりますよね。
レストランでは、できれば手打ちパスタを食べたいと思いますね。
2011/08/27(土) 07:48:00 |
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ゆきーな #79D/WHSg
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たかしさん
これは、太いうどんくらい太いんで、パスタのイメージからしたら、え、こんなに?というくらいの太さと思います。わたしもあまり手打ちはしてないので、粉についてはよくは知らないのですけれど、ポイントはデュラム・セモリカ(硬質小麦)かも?とか思っています。
2011/08/30(火) 22:27:00 |
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corsa #79D/WHSg
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ゆきーなさん。
プーリアといえばオレッキーニばかりが思い出されますが、それ以外も、やはり手打ち系がメインなんでしょうか。ゆきーなさんも作られますか?
2011/08/30(火) 22:31:00 |
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corsa #79D/WHSg
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さちこさん
普段甘いものは興味ないわたしですが、おいしいレストランの食事の締めには、なんかほしくなって、日本人基準だと激甘のドルチェでも、おいしくいただいちゃったりするんですよねぇ。それもどっさり。
2011/08/31(水) 20:45:00 |
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corsa #79D/WHSg
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