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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

内装 : ちゃくちゃくと

土曜日も棟梁がいるときは、大抵働いていたりするのですが、さすがに日曜日はお休み。で、のんびりと写真も撮りたかったので、ちょろっと見てきました。おお、着々と進んでいるではないか!
多分、わたし同様、こういう状態をはじめて目にする人には、いまだにすさまじい状態に違いないのですが、でも、配管が大体終わり、床や壁の一部はもうセメントで埋め込まれていたので、それだけでも穴ぼこ状態とはずいぶんと違います。そして、特にすさまじかった浴室には、なんとすでに浴槽が鎮座しているではないですか!もう相当印象が違います。って思うのはわたしだけで、写真だと、まだやっぱりとんでもない状態に見えるかも。



(居間の床が、窓際に設置するヒーターまでの配管を埋めるためにトンネルに掘られていましたけど、それが埋められていました。)



(浴室の入ってすぐ左に、新しい浴槽が入れられていました。)

そして、玄関の天井に天袋を作るための準備が進められていました。



(家の中に砂が詰まれていて、こういうのって日本の内装工事ではなさそうな光景と思うんですが、そうでもないんでしょうか。右に積まれているが、天袋の床となる縦長レンガ。)

この家の天井は、古いためと思いますが、今では珍しいほどの3.3メートルという贅沢な高さです。で、物置もないことだし、棟梁が真っ先に勧めてくれたのが、この天袋のアイディア。小さいおうちなので、玄関で高い天井というのは魅力だったのですが、でも収納は必要ですし、じゃあ、玄関面積の半分くらい、と思っていたんですよね。だって、あまり奥深いと、奥に置いたもの取れなかったりして、実用的じゃないし。
ところが棟梁と話していたら、何いってるの、勿論、中には灯りも引くし、人が入り込んでも大丈夫なくらい丈夫な床だよ、というので、驚きました。要はロフトとか作る要領なんですね。
入り口は、寝室のドアの上となります。
で、床を支える部分等始末していたら、なんと、居間のドアの上に、ぽっかりと空間が開きました。



(玄関から見て、右が寝室の側の入り口、左が居間の入り口。ドアの上壁が空洞でした。)

実は、居間と寝室の間の壁はかなり厚く取っていて、一部、壁をくりぬいたような形で、奥行きの狭い物置があるのです。でもまさか、この壁の中全体が空洞になっているとは思いもよらず、棟梁もびっくり。


(寝室入ってすぐ左手にある物置)

これはラッキーです。そもそも天袋も、1.3X1.8メートルくらいのスペースとなりそうなのが、さらに30センチX1メートルくらいのスペースが加わることとなり、これは相当収納力がありそうです。ただ、考えたら、担いで階段を登る必要があるので、あまり重くてかさばるものは、持ち込めないですね。
でも、ちゃんと明かりもつくなんて、なんかちょっと秘密基地みたいで、楽しいですねぇ。っていい年して、それも一人暮らしで、そんなとこにこもったら、ただの危ない人ですけども。

明日はまた超早起きして、打ち合わせに行く予定です。
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  1. 2009/02/11(水) 06:01:24|
  2. ミラノ-不動産の話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

No title

なにか自分の家の改装工事とあまりにも同じなので、懐かしんでます^^; 内にも天袋があるけれど、これはもう小部屋です!それとこの物置、もとは暖炉だったのではないでしょうか?私も改装中にこんな穴を発見しました。あの時掘り下げて収納スペースにすればよかったと悔やんでます。忙しかったから埋めちゃったんですよ。。。
  1. 2009/02/11(水) 21:44:00 |
  2. URL |
  3. Omuro #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

Omuroさんのおうちも、相当古い建物なのですね。
天袋は、出来上がりがすごく楽しみなのです。明朝様子を見に行きますが、少しは進んでいるかな。
  1. 2009/02/11(水) 22:40:00 |
  2. URL |
  3. corsa #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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