ブルゴーニュの旅はまだまだ続くのですが、きりのよいところで、いったん停止して、久しぶりにイタリアに戻りますよ。
4月末にブリッジ・ホリデーで四連休がありましたので、車で、パドヴァ郊外の友人宅、ラベンナ周辺のロマーニャ・ロマネスク、そしてボローニャの友人とマルケに足を伸ばして、季節はずれのトリュフ料理と、マルケ・ロマネスクを楽しむ、という大変盛り沢山な旅をしました。
そういう旅の中で、まずはサン・レオを紹介したいと思います。
数年前に初めてサン・マリノを訪ねた際、適度な高低差の連続で、実に美しい土地だと思った場所にあるのが、サン・レオ。
実際、この緑が美しい時期に訪れたところ、ただ感動的な風景が広がります。この緑!まさに滴るという感じの濃さじゃないですか。
ちょうど、春爛漫な時期で、草原の花も咲いていて、原生花園、素晴らしいです。
そんな中、進んでいくと見えてくるサン・レオ。かなり期待が高まります。ロケーション的に、なんともドラマチックなんですから。サン・マリノより、小さいだけに、よりドラマチックでしたよ、アクセスが。
自分の車で自分で来ていたら、たぶんアクセスをあきらめるような坂道、細道の連続。あああ、よかったよ~、運転巧者のイタリア人が運転席にいるような状態で~!
まず、村の天辺にある城塞にアクセス。この時点で、自分ひとりだったら、絶対無理。
こんなところに、一般の車が入れるわけがない、というようなすっごい坂道の連続ですから、既にして引き返していたことでしょう。でも、今回は、このあたり何度も来ている人々が一緒なので、わたしはゆったり、ただ美しい風景に感動していればいいのです。なんてラッキーなことでしょう!
そして、周辺の美しい風景を堪能して、いよいよ、旧市街にアクセスです。
まずは、駐車。こういう山間状態の村ですから、公共の駐車場は一応ちゃんとしています。でも、本当に観光客の多い時期には、これでは間に合いそうもない、というような規模。今回はまだぜんぜん大丈夫でしたけどね、夏休みなんかはこれで大丈夫なのかな。
この村の驚きは、旧市街、本当に小さいのに、ロマネスクに関連する教会が、それもすっごく立派で見所も多い教会が二つもあるということです。今回、まさかここに来られるとは思ってもいなかったので、ぜんぜん勉強しないままアクセスしただけに、衝撃は強烈でした。
教会、次回。
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- 2012/05/27(日) 06:14:43|
- マルケ・ロマネスク
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