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イタリア徒然

イタリアに暮らしながら、各地のロマネスクを訪ねた記録

初夏の庭

久しぶりに花話題です。
いつの間にか初夏。毎度のことながら、季節が変わるごとに、ご臨終される方もいるわけで、小さなベランダの顔ぶれも、小刻みに変わっていきます。
この春夏のニューフェース、次回花が咲く時期には、もういなくなるかもしれない子。


松葉ボタン系というか、ちょっぴり多肉系も入っているようなお花。名前も知りません。行きつけの市場のお花屋さんで物色したとき、花屋さんから、「この子は強くて、水も最低限でいいし、今はつぼみだけど、お日様がさすと、パーッと開くよ」という説明を受けて、「水が最低限でいい」ということにひかれて戴いてきた子です。実は、葉の感じとかはあまり好きじゃなかったんですけれど、強くて、いつも緑で長持ち、って言うのは、わたしのように緑の指を持っていない人間には最適なんですよね。
で、それから数日、曇りや雨が続き、なかなかつぼみが開いてくれなかったのですが、ある晴れた朝、鉢いっぱいに、この鮮やかなピンクの花が開きまくってあふれんばかりになっていて、それはそれは感動しました。
もうそろそろ花の季節は終わりで、これは最後のがんばり、二輪。


一方でこの子は、今の家に来てからですから、三年目の初夏となりますが、無事、今年も花をつけてくれました。


葉、というよりほとんど木に近い灌木系で、全体はかなり大きくて葉っぱも次々出てきて大きく育つのですが、それに比べると、お花はびっくりするくらいに小さい。それだけに可憐さがあります。これは、花が終わったら、一度刈り込んだ方がいいのかなぁ。
そして、毎度おなじみのラベンダー。


種から育てて、早何年、我が家にいてくれるんでしょう。最近は、葉もしげしげと育って、元気が増す一方です。ろくに土も変えてあげていないのに、恐るべき生命力ですねぇ。だからよく、排気ガス充満のロータリーとかにも植えられているのかしら。
そして、驚いたのが、ジャスミン。


ジャスミンはにおいといい、このたおやかな花の感じといい、大好きで、ついこの春も買ってしまったのです。もうとっくに花は終わっていたのに、なぜかいくつかつぼみがついて、また咲いていたので、びっくり。気温が激しく高低を繰り返していたから、なんとなく遅れを取ってしまったつぼみたちなのかな。
ちなみに、寝室側の中庭には、マダガスカル・ジャスミンの花盛りで、この時期は、ちょっと窓を開けるとにおってきます。においは、ジャスミンなんだけど、まだかスカル・ジャスミンの花や葉は、とてもたくましい南国の植物の気配で、わたしは、本来のジャスミンのたたずまいの方が好きなんです。でもマダガスカルの方が、生垣等にも多く使われていますから、やはり、よりたくましいのでしょうね。

お天気がなかなかよくならなかったので、忘れていたのですが、先日やっとバジリコの種をまいたところ、今双葉。これはあっという間に葉っぱが出てくるので、もうすぐに、食べることができそうです。
やはり、種から育てるのは楽しい!

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  1. 2012/05/31(木) 04:58:12|
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