バーニョ・カバッロBagno Cavalloのサン・ピエトロ・イン・シルヴィス教会Chiesa di San Pietro in Sylvis、続きです。
クリプタを出て、本堂に戻ったら、ガイド付の観光グループがいました。いったいどこから来ているどういう人たちなんでしょう。ガイドは英語だったのでほんとにびっくりしました。
本堂の内陣にも、クリプタのような祭壇がありました。
シンプルだけど、ロンゴバルド風のお干菓子装飾がかわいらしい。
本堂で注目したのは、北側の壁にかけられている多くの浅浮き彫りのある石版。
どうやら、古い説教壇装飾の名残のようですが、いかにもロンゴバルド、わたしの好きなものばかりで、興奮しました。説教壇がそのまま残っていたら、どれだけ素晴らしかったでしょう。
これなど、碑文もしっかり残っていて、素晴らしい状態なんです。
思った以上によい教会でした。一年越しで、入れてよかった~!と超満足でした。
おっと、よく忘れるけれど、外側からの後陣とか側壁もチェックしとかないと、と外観チェックに入ります。
修行ですねぇ、つくづく。
側壁。
きれいにアーチがあります。外壁のほとんどは再建、またはほとんど再建に近い激しい修復と思いますが、オリジナルに忠実に、を基本に細心にされていると思います。
そして、この側壁を眺めながら教会脇に進んでびっくり。
花のじゅうたん。
芝桜?
ピンクの色も鮮やかで、まさに見ごろという状態でした。ちょうど庭を手入れしているおばさんたちがいたので、遠慮しながら写真を撮っていたら、遠慮することないわよ、入りなさいよ、と柵の中に招いてくださったので、花をばしばし撮影。そういえば、芝桜ってよく耳にするけれど、実際に身近で花を見たことがないなぁ、と思いました。クローバーみたいなタイプ、つまり明らかに一年草系の花でしたけれど、何でしょうね?
いや、本当にびっくりするくらい美しかったです。
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- 2012/07/04(水) 05:31:38|
- エミリア・ロマーニャ・ロマネスク
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