ブリオネ24
まだ続きます、ブルゴーニュのロマネスク。時々、イタリアのロマネスクも入れながら、継続していきたいと思います。
ブリオネ地域、最後に立ち寄ったのが、このボワ・サント・マリーBois St.Marieです(相変わらず発音がわからないので、間違っていたらごめんなさい)。もう打ち止めの時間も近く、基本的にはホテルに帰る時間だったのですが、もうひとつだけ、と欲張って訪ねた場所。でも、本当に欲張ってよかったです。ここは、最後に気合が入ったせいもあるのかもですが、同時に教会の印象も強くて、記憶もとっても鮮明です。
上って下りて、を幾たびか繰り返して、村にたどり着いたように思います。小さな村の、まさに中心に位置する教会。村全体が、中世当時の姿をそのまま保っているような、そういうたたずまいなんですよ。夕方で、結構忙しい時間帯、とも思われるような時間なのに、人がいなくて、なんだか、ありえない空間に入り込んでしまったような不思議な気持ちになりました。
教会全体が、上に持ち上げられたような状態になっています。
後陣。こういうロマネスクの丸い後陣、このあたりでは残されているのが少ないので、ほっとします。やっぱりこれ、好きなんですね、わたし。丸い後陣、付け柱、盲アーチ。つまりロンバルディア風。
フランスの場合は、周回廊があるので、メインの後陣が、半円ではなくて、楕円形の細長いものになりますね。楕円形の後陣と言うのは、イタリアでは決してないので、妙に気になります。
後陣につけられた付け柱の柱頭。ふるふるおどおどしているような天使がいらっしゃいましたよ。
一方で、この方たちは何でしょうか。鎖で縛られているようです。これも後陣柱頭です。何か物語る装飾がたくさんあって、ちょっと無理したけど、ああ、来てよかったな、って心底思ってしまいました。
しばらく休んでいたせいか、どうも調子が悪いですね。本来のリズムを取り戻すまで、しばし我慢してくださいね。
続きます。
スポンサーサイト
- 2012/08/27(月) 04:59:21|
- ブルゴーニュ・ロマネスク
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
お帰りなさい。夏休み終わってがっくりでしょうけれど、ブログ再開、楽しみにしていたのですよ。
疲れた体に鞭打って頑張ってください、なんて酷ですよね。疲れを秋にもちこさせませんよう。でもブログは楽しみにしています。
- 2012/08/27(月) 23:38:00 |
- URL |
- yk #79D/WHSg
- [ 編集 ]
ykさん
早速コメントありがとうございます。
いえいえ、酷なんてとんでもないです。写真の整理は、早めにちゃんとしておくにしくはない、とイースターの件で懲り懲りしていますので、今回は記録の整理も早速していますし、がんばりますよ。
といいながら、やはり疲れがどっと出てきている感じで、眠くてたまらず、どういうペースで行けることやら。
とにかく、チロルもシャランテも、とても楽しい場所がたくさんですので、我慢強く、お待ちくださいね。
- 2012/08/28(火) 20:38:00 |
- URL |
- corsa #79D/WHSg
- [ 編集 ]