次に向かったのは、ピエモンテのほとんど西の端っこに近いアックイ・テルメです。
ここは、実はロマネスク的に、一度訪ねなければいけない町なのですが、ちょっと山が入るし、まだ未訪の町でした。
でも、町そのものは、かなり平地だったので、そのうち、季節がよくなったら行ってみようかな。
さて、エノテカ・レジョナーレは、観光局のお隣の地下にありました。
お、なんだかいい感じです。
小さなカウンターがあり、やはり試飲ができるようになっています。ここは人も少なくて、のんびりとできます。お店のお兄さんも、とてもフレンドリーで感じがよかった。やはり観光地化の度合いにもよるんでしょうね。
とはいえ、アックイ・テルメは、その町名からもわかるように温泉(テルメ)が有名なので、実は結構観光地ですが、でもワイン・ツーリズムという意味では地味だからかな。
Enoteca Regionale Acqui “Terme e Vino”
Piazza Abramo Levi 7
Acqui Terme (AL)
ネッビオーロとドルチェットを試したんだったかな。
あとで、お兄さんがただでガヴィも味見させてくれたかも。
とても感じがよいし、お値段もお手ごろ価格のものが多かったので、ここでは赤を3本購入しました。ジャケ買い、っていうかエティエッタ(ラベル)買い。お値段は、8ユーロから15ユーロくらいのもので、3本でちょっきり30ユーロ。
私が家で飲む晩酌ワインは、近所のスーパーで安くなっているものを買うのですが、大体1本3/4ユーロですから、10ユーロなんて、お客様が来るときにしか開けないレベルです。そういうレベルのワインは、お客様用、それから自分がお呼ばれしたときのお土産用として、常備しとくと便利なんですよね。
それにしても、販売員って重要ですよね。やっぱり、感じのいい人だと、つい買ってあげたくなるもんです。
そうこうするうちに、ランチの時間も迫ってきましたから、アスティ方向に戻る道なりにある町のレストランを目指すことにしました。
La Casa nel Bosco
Regione Galvagno 23
Cassinasco (AT)
情報では、通常夜だけ営業だけど、週末はランチもオープンとあったので、勇んでいきました。
かなりの山道。細い道を延々、緑の中でとてもきれいでしたけれど、自分で運転していたら、途中でやめたかも、というくらいの山道でした。
やっとたどり着いたら、かなり深い谷を下りたところにレストランの姿が。まさに、「森の中のお家(カーサ・ネル・ボスコ)」そのものです。
谷に下りる入り口に、レストランの案内が建っていて、営業時間が記されていたのをふと確認すると、「!」。
なんと、ランチやっているのは、日曜日だけじゃないですか~!
これだけ山道を走らせて、それはないだろ~。
運転手だったら、泣いてた~。
なんて言っていても、時間はすぎるし、気を取り直して、次の町に向かいます。
あれ?ここは、行きに通り過ぎた町でした。
Trattoria della Posta da Camulio
Corso Fratelli Negro3
Cossano Belbo
町の目抜き通りに面していて、かつては郵便局だったらしい建物。外壁は妙に派手な色ですが、意外と町になじんでいます。
バイク・ツーリングのオヤジ数人と、ちょうど一緒になりました。結構高齢者のバイク愛好家って多いですね~。
内装も、感じがよいです。
こじんまりしていて、個人のお家のような雰囲気もあり、清潔感あふれていて、家族経営のよさがにじみ出ているようなレストランでした。
これは期待できそうです!
お楽しみのお食事は、次回じっくりと…。
スポンサーサイト
- 2012/10/25(木) 04:35:04|
- イタリアめし
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
あなたのBloggerが好きで、あなたの更新の文章を期待します
<a href="
http://www.channel10.jp">登山靴メーカー</a>
- 2012/10/25(木) 12:36:00 |
- URL |
- 12wind #79D/WHSg
- [ 編集 ]